鼻中隔湾曲症ep.10「慈恵医大病院入院…術後翌日」

 結局、昨日手術の当日の夜は、トータルで4時間寝たかどうか。（2時間と１時間１時間みたいな感じのこま切れだった。）喉の乾燥も辛かったが、濡れマスクの上にレンタルしているタオルを乗せると難なく乾燥を防げることに気がつく。（館内のうっすらした照明を避けるためにもタオルは顔面にかけたんだけど、それで気がつきました。）

そして、手術翌日なわけですが、

朝…頭の痛さと、上顎わずか、上の歯のあたりが少し痛むのと…一番この時点で深刻なのは、目の腫れだろうか、昨日暗くて気が付かなかったが、今朝洗面台でチェックしたら目が腫れているし、なんとなく痛くて夜も涙がよく出た。

それから、昨晩は体調が良くないにも関わらず、24時間以上食事をとっていないからか、食欲があって空腹が辛かったけど、今は何だか胃がもたれそう。あとお腹が張る。

何だか基本的に風邪で熱を出した時と近い症状だが…昨日は36.8度と普段平熱が36.6とか36.7くらい普通にあるので特別熱がある感じではなかったのだが、その時点でも熱っぽいだるさはあった。

昨日体調が悪くて書けなかった、入院療養計画書に署名して、あと、朝イチで起きた時に歯を磨き、食事に備えました。

綿球の交換は一袋終わった感じ（一袋は20個換算程）で…途中から出血よりも鼻水が出るので、鼻がかめるわけもなく、それを吸収させるためにある程度頻繁に交換を行なっている。

そして、7:50朝食が運ばれてくる。胃がもたれそうな感覚が出てきたとはいっても、24時間以上・・・いや、一昨日の18:00以降なので36時間くらい？何も口にしていないので・・・食欲がゼロってことはなく・・・そして、この慈恵医大病院の病院食・・・味が結構しっかりあって、全然食べられる。特にこの朝食の中では、ひじきの煮物が生涯食べた中では一番味付けの濃いひじきの煮物だった（そもそもひじきの煮物って薄味だと思うけど。）

お味噌汁も薄いのかと思ったらちょっとしょっぱいくらいには味はついている。（塩辛いではないよ。予想より味がかなりするということ。）もう、状態の悪さと比べて・・・5分とかで完食しましたよね。

9:30看護師の方が来て検温と血圧測定、37.4度ありそりゃ熱っぽい、けど、頭痛はそれほどでも。血圧は150くらいあった。パルスオキシメーターで96は…少し酸素飽和度が低いかも。

また、抗生剤と止血剤の点滴開始。抗生剤から。

9:35頃回診で医師が回ってきた。腫れの状況はだいぶ良い方らしく、（もっとも、鼻だのの腫れは後から出てきたのでこの時点では見た目は全く腫れていないも同然）また目の辛さ…これは、鼻に詰め物をして涙が流れないために、目から涙が出るのとその関連で腫れるとのこと…心配はない事だけど、不快感がすごいので目を潤すタイプの目薬を出してもらうことにする。

一安心。（入院中の術後もそうでしたが退院後も目の辛さは引き続きで自分の中ではかなりきつい症状だったかもしれない。）

10:50抗生剤に続いて止血剤開始。（接続はしてあったが、アレルギー反応の有無などの観点から抗生剤で反応がでないか様子を見てから、止血剤をはじめる流れだった模様。）熱は37.8とあがる。鼻の腫れも出てくる。

12:00時間通りに昼食。熱があるけど食欲はある、相変わらず病院食だが味はそこそこついているし、ふりかけもついていた。鰆が出てくるのは2回目な気がするけど・・・鰆って案外おいしく調理できるんだと思う。麦ごはんはそもそも大好物なので食が進みましたが・・・

なんとふりかけが・・・入院がもう少し長いならここで使わないでとっておいて白米に使いましたが・・・まあ使うよね。これ以上熱が上がって食欲がなくなると嫌なので、急ぎめに食事を済ませてお膳を下げる。

濡れマスクは形状的に鼻の腫れた部分に当たって辛いので使うのをやめる。（以降鼻の腫れはだんだんひどくなるので、ぬれマスクはそのままだと痛くて使えなくなる。）レンタルタオルを2枚重ねて口元や顔全体を覆う事で口呼吸の乾燥はそれでも大分防げる感じ。

小一時間寝たがやはり熱っぽさがあるし、鼻の腫れもあるので13:30鎮痛剤を使うことにする。

14:39カロナールを飲む。（点滴がなかなか届かないとのことでカロナールを飲むことに変更になった模様。）

15:55耳鼻科の医師が来て、熱が一定以上出た患者には全員行うPCR検査を受ける。鼻で採取はできないので口の奥から。（以降何もなかったので、陰性だった模様。）

17:00最後の点滴の抗生剤

最後の点滴が終了したら、左手に刺されていた点滴の針が外される。点滴は刺すときがやっぱり少しつらいのと・・・何かしら駅が通されているときはそうでもないんだけど、外されているときに逆に違和感というか不快な感覚になることが多かった気がします。

それにしても、抗生剤や、一番は止血剤を投与いただけたことが日帰りと違って入院の大きなメリットに思います。おかげさまで、喉に血がたまって吐き出しながら過ごす・・・とかそういうのはほぼありませんでした。

18:00夕食・・・すすって食べるお蕎麦は選択ミスかと選んだ直後から少し悩んでいましたが、なんのことなく、食べることができた。あと、やっぱりかき揚げとか人間的な食事でこれはこれで美味しい。あっという間に完食・・・このメニューは人気があったみたいで、同室しているあまり食事を完食しない方も完食していたみたいな声が聞こえてきた。

熱があるため19:00頃より就寝

21:00に鎮痛剤を飲む。

3:00に鎮痛剤を飲むも、2時間から3時間単位で眠れる様になる。鼻の腫れと傷口の痛みが気になる様に。