鼻中隔湾曲症ep.07「慈恵医大病院入院日」

 さて、前回8月3日に入院前の最後の通院が完了(鼻中隔湾曲症ep.06「麻酔科医、執刀医、再び看護師との面談」 8月 07, 2023)して、いよいよ20日入院になりました。…いや、本当にこの2週間程は長くて首を長くして待った感があります。


入院の時刻は14:00となっていましたので、いつも通り常磐線→千代田線→都営三田線と乗り換えて慈恵医大病院最寄りの御成門の駅に降り立ちますが、今回はこのルートでもいつもと違うことに関心が向きました。


と、いうのも予定通りに行けば3泊4日で、人により状況は異なるものの、出血が完全に止まらない状態で退院する可能性はそれなりに高く、帰りに重たい荷物を持って歩くのはリスクがあり、エレベーターなどでバリアフリーで移動できるか…をチェックしたかったからです。ダメならタクシーで新橋駅に向かおうとは思っていましたが、一応確認。

いつも通り御成門で三田線を下車。
改札フロアに上がると…普通にエレベーターありますね。ちなみにホームに降りるのにもエスカレーターがあるのは確認しています。
いつもはA5出口から出ますが、右に折れずまっすぐのA6出口に。
エレベーターがありこれで地上に。
流石に帰りの荷物が増えても大丈夫なようにキャリーケースできました。アメニティだの暇つぶし用のiPadだの書籍だのも少し入っているのはありますが。
地上にエレベーターで出られますが、
A5出口とは違って、交差点一つ跨いだ箇所にあるので少しだけ距離は伸びます。交差点を渡って左側に曲がると慈恵医大の正面口は近いんですが、日差しが強そうなので、いつも通りまっすぐ進んで新橋口側を通過していくことに。
新橋口は日曜は閉まっているので、
正面口にまわって、
横にある休日窓口から入ります。
入るとすぐに受付があり、こちらから声をかけるでもなく「入院の方ですね」と言われて名前を申告、診察券を渡して手続きをしてくれます。

少し横の椅子のあるスペースで待たされ、ここで、親族などの保証人の書類と、個人情報の同意書を提出、念のため健康保険証もと言われたので、ここで提出しました。

健康保険証は手続き後すぐに手元に戻され「今回もこれで限度額申請の手続きをオンラインでしました」と言われたんですが、限度額申請って入院時にも必要なんでしょうか。
そして、オープンザプライスっ!の瞬間=どの部屋になっているかですが「6人部屋は空いておらず、4人部屋になる」とのことで1日7000円強の差額が発生…これは限度額申請とか関係なく、自腹です。

部屋は高層階で、受付奥を進んで突き当たりを右に折れて進むとエレベーターがあるとのこと。
この通路の途中で、館内に蕎麦屋とパン屋があるらしいことを知りつつ進む。
高層フロアがあるだけあってエレベーターも多数。
エレベーターを上り切ると、ホールの横がナースステーションになっており、そこで受け付けて部屋に案内されます。

ここでは、事前の問診票と、まだコロナの影響があるので、入院2週間前からの体温の記録と、咳や鼻水、喉の痛みなどが無いかのチェックシートを提出します。

入院手続きの保証人書類なども求められましたが、一階で渡して控えをもらっていたのでここでは提出不要でした。
そして、4人部屋に…いやー、この広さは特に必要なく6人部屋が良かったです。ベッドが4床あって、入り口付近にトイレと洗面台がこの部屋の共用として備え付けてあります。ここに案内されて、後ほど館内を説明するとのことで、一旦一人に。

なんていうか、今日は手術もありませんし、緊急を要して入院したわけでもないので、基本健康体。かなり手持ち無沙汰で、パジャマに着替える気もまだ起きず座ってスマホで時間を潰しながら待ちました。

何より共同の病室が予想以上に静かで息が詰まりそうです。

ちなみに、広めの貴重品ボックスもあるので、ノートPC持ってくればよかったなと少し後悔。
あと、何でしょうね4人部屋で通路側になってしまいましたが、この4人部屋なら窓際の方が景色良さそうでそちらがよかったです。差額出てるし。


少しして、看護師の方が来て、手術までのスケジュールの説明や、簡単な問診というか確認、手術着を渡されて、翌朝の手術のスケジュールに合わせて朝着用するように指示されます。

どうも、この時点で明日二番目の手術スケジュールということで、何もなく進めば、11時半には呼び出されて手術室に向かうようです。

「無事に手術が済んだとして、スケジュール的にこの病室には15:00から16:00からに戻るのではないか。」と言われました。

15:00に戻ったとして、トイレは18:00から可能(それまではしびんを使うんでしょうか。)、そして酸素マスクは22:00くらいに外れて、そこから水分は取れるようです。

翌朝から食事、夕方に退院についての説明を受けて、翌日午前に退院…なんだか、こう聞くとあっという間な気がしますけど、明日手術に向かってから意識が戻るのに夕方くらい…そして酸素マスクなどつきっぱなし…出血もあるでしょうし、

「かなり痛みはありますよ」と、今までになくはっきり言われました…まあ、そうだよね。鼻中隔湾曲症手術経験者の体験談をブログやらYouTubeの動画やらでみる限り、少なくとも翌日はみんな死んだような表情していたり、手術したことを後悔している人も多い…というか、ほぼ全員そんな感じだったし。

その後、看護師の型と一緒にフロアーを周ります。

部屋は静か過ぎて息が詰まりそう…と言いましたが、電話やオンラインのミーティングをするなら、専用の部屋があったり、エレベーターホールで通話ならOKみたいで、そこに行きたくなりました。
また、フロアーの中心部分あたりにシャワー室と洗濯コーナーがあります。
レンタルしているパジャマは使用後、洗濯コーナーに返却なんですけど、この日は日曜なのでタオルとパジャマが溜まりきっていますね。
シャワーは申告して利用するようですが、この日はすでに時間が決められていて17:00からと指定されました。
もともと疲れているのか眠くなってベッドでウトウトして起きられなくなりそうだったので、一応スマホのアラームを音無しでかけましたが、無事先に起きました。夕方5時はこの一帯のチャイムが鳴るのでそれと同時にシャワールームへ。
足拭きマットになる厚めのペーパーなどがあります。
アメニティは持参するタイプですが、ドライヤーはナースステーションの隣のコーナーで借りられます。
高層階なので景色は良い。
そして、夕食は18:00…病院食は味が薄いとさんざん言われていますが、濃くないだけでしっかり味がついていて金目鯛の煮魚も里芋の煮物も美味しかったです。※お箸やスプーンなどは基本は自前で用意する流れです、忘れた場合もおそらく用意をしてくれるかとは思いますが。

ちなみに、お膳は自分で下げることになっています。
今後の入院中の食事は朝と夜は選択できるメニューらしく、お膳とともに希望をつけた用紙を切り取って返します。

「…。」わかってはいるんですけど、明日は食事がありません。

それから、明後日の夕食…慈恵オリジナルカレーが気になりますが、かき揚げ蕎麦が食べたい…けど、口呼吸で蕎麦がすすれるのか激しく不安…

朝食はいずれも和食のほうが良さそうなのでそちらを…無事に食べられるほどの状態だといいんですけど。
それから、看護師の方に言われたのは、「酸素マスクが取れた後は水を飲むことはできるけど、買いに行くのが大変なので今のうちに買っておいたほうが良い。」と言われて、館内にあるナチュラルローソンへ…というか、手術後のスケジュールが予定通りに進んだにして酸素マスク22:00までついているっぽいので、ナチュラルローソンの営業時間の21:00は過ぎてますし、水の準備は必須だと思いました。

実際、術後出血との戦いや、熱も出たりしたら動けたものではないでしょうから1リットルくらいのペットボトルのミネラルウォーターを2本くらい買ってきました。高層階から一階の新橋口まで移動も手術後では厳しいでしょう。

※後日追記:術後は痛みや熱が上がったり、動けるようになってからも点滴が付いていたりもあるので事後の購入はかなり困難で、絶対的に飲むためのお水は余裕をもってこの時点で用意した方が良い・・・というか用意必須です。点滴が外れてからの薬を服用したり、口呼吸で口が乾燥したり、基本的な水分補給や、食事の時の水分など、飲み水はかなり必要になります。お水自体が短い入院日程でもけっこう必要性が高いです。
8階にも小さな売店があるんですが、こちらは現金のみ。こんな時でもローソンならdポイントで貯めてd払いでお得にポイントもらいたいよなとか思うのでした。


というわけで、この時点で19:00過ぎですが、消灯は21:00。そこ迄は起きていようと思います。

21:00から翌日6:00迄に経口補水液1リットルを飲むことを推奨されていますし、それ以降は水分も取れないので…さあ、いよいよという感じです。


ひとまず、コロナやらインフルやら風邪やらにかかって入院できなくなる不安からは解放されました。→術後の反応で熱が出たりしますが37.5度を超えた場合はPCR検査をすることにはなるようです。

ひとまず、まだ時間的にありますが、明日の手術に無事挑めますように。。。

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