立春朝搾りという日本名門酒会の企画の酒があるんですが、毎年立春の2月4日の朝に蔵元で搾られて出荷される立春を祝うお酒です。
搾りたてのお酒なので、当然熱処理を一度も入れていない「生酒」で生き生きとしたフレッシュな風味が楽しめるのと、普段あまり生酒のリリースのないような酒蔵でもリリースがあたりするので、単に縁起物としてだけでなく、楽しみとして毎年購入しています。
ただ、これ販売を行う日本名門酒会加盟のお店のスタッフが、蔵元まで実際に朝搾って瓶詰めして出荷する作業に参加していないといけないわけで、基本的にお店のスタッフが朝蔵元に行ける距離の銘柄しか取り扱えません。
というわけで、常磐線の千葉の北限みたいな場所に住んでいる我が家の付近だと、千葉県の「甲子」、茨城県の「一人娘」「月ノ井」、ちょっとこだわっているところで栃木県の「千禽」「開華」あたりの取り扱いがある感じです。
一昨年は「一人娘」「月ノ井」、去年は栃木の「千禽(せんきん)」をいただいたので、今年は遠くの銘柄を取り寄せてみようかと思って事前に、熊本県の「香露(こうろ)」(今も大吟醸酒などにメインに使われる熊本酵母発祥の蔵の酒です)を予約しました。しかし、熊本の酒なので立春の朝に絞ってお店に到着しても、発送で2日くらいは少なくともかかりますので、やっぱりすぐにリリース仕立ての物もいただきたくなり・・・今年はすっごく久しぶりに「甲子(きのえね)」を購入しようと思っていたら、立春翌日くらいでも既に特約店では予約品以外完売していて・・・これは困ったと思って、甲子はあきらめて、以前大量に「一人娘」が並んでいた、茨城県竜ケ崎市のスーパータイヨーに行ってみました。そしたら・・・ありました。今年も大量に並んでいます。(日本名門酒会の販売店のリストには掲載ないんですが、いくつかの名門酒の取り扱いがいつもあるのと、立春朝搾りも並んでいます。)このスーパータイヨー竜ケ崎店はレジ会計が厳禁会計だけなのがちょっと残念ですが、背に腹は代えられませんので購入しました。
というわけで熊本の「香露」が届くよりもいち早く、「一人娘」の立春朝搾りをいただくことに。それから、この日は先日の秋田旅行で食べ損ねてきた、稲庭うどんの佐藤養助を食べてみるべく・・・柏の高島屋には取り扱いがあったので購入。(もちろん株主優待も使って買いました。)
立春朝搾りとともにいただいたのでした。
稲庭うどんは基本的に高級品なので、普段も好きで食べますが、安く手に入る切れ端の部分を使った「かんざし」をいただくんですが、高級なラインの稲庭うどんは全く味のスタイルが違うというか・・・現地の居酒屋メニューで登場した稲庭うどんがそうでしたが、少し透明な感じのスタイルで、のど越しがよりよく歯ごたえも適度にあって、全く別物でした。
立春朝搾り「一人娘」もいただきます。ボトルの裏からラベル裏を見ると「大吉」の文字も見えます。一人娘はもともと軟水で醸しながらもダレない大辛口なクラシック地酒スタイルなんですが、この搾りたての生においでも、フレッシュであまやかな酒粕感が溢れるタイプではなく、少し香りは抑えめで、ベースは芯の通った大辛口なスタイルでした。
というわけで熊本の「香露」が届くよりもいち早く、「一人娘」の立春朝搾りをいただくことに。それから、この日は先日の秋田旅行で食べ損ねてきた、稲庭うどんの佐藤養助を食べてみるべく・・・柏の高島屋には取り扱いがあったので購入。(もちろん株主優待も使って買いました。)
立春朝搾りとともにいただいたのでした。
稲庭うどんは基本的に高級品なので、普段も好きで食べますが、安く手に入る切れ端の部分を使った「かんざし」をいただくんですが、高級なラインの稲庭うどんは全く味のスタイルが違うというか・・・現地の居酒屋メニューで登場した稲庭うどんがそうでしたが、少し透明な感じのスタイルで、のど越しがよりよく歯ごたえも適度にあって、全く別物でした。
立春朝搾り「一人娘」もいただきます。ボトルの裏からラベル裏を見ると「大吉」の文字も見えます。一人娘はもともと軟水で醸しながらもダレない大辛口なクラシック地酒スタイルなんですが、この搾りたての生においでも、フレッシュであまやかな酒粕感が溢れるタイプではなく、少し香りは抑えめで、ベースは芯の通った大辛口なスタイルでした。
ちょっと冷えが緩んでから、それでも酒粕とかの生酒らしい香りが少し出ましたが、やっぱりごつごつした大辛口の酒というイメージでした。あと香りは瓜的な青い香りが中心にあったと思います。
さて、先週末は関東でも本格的な雪が降りましたが、その影響は関東だけにとどまらず、予約購入していた「香露」の到着にも影響が出ました。
もともと、九州からの発送ということで、日付は指定していなかったんですが、それでも出荷された後には2月6日に到着予定でクロネコヤマトのアプリで確認が取れていました。しかし、2月6日帰宅してみても届いていませんでした。
さて、先週末は関東でも本格的な雪が降りましたが、その影響は関東だけにとどまらず、予約購入していた「香露」の到着にも影響が出ました。
もともと、九州からの発送ということで、日付は指定していなかったんですが、それでも出荷された後には2月6日に到着予定でクロネコヤマトのアプリで確認が取れていました。しかし、2月6日帰宅してみても届いていませんでした。
経路を見る限り中部地方のセンターで止まっていた模様。・・・そりゃ東名高速とかも通行止めになっていましたからね。降雪の影響を受けた模様です。
日付が変わって調べてみたら、関東の近所の拠点を通過していたようなので、これは7日には届くなと見込んでいました。
そして、その通り7日に「香露」が到着しました。立春から3日です。「一人娘」とは違って何やら「立春大吉」の札が付いていて開封したときには驚きました。
なんと、現地の神社熊本藤崎宮で祈願されたありがたいものでした。
「一人娘」の立春朝搾りもまだ残っていましたので、飲み比べてみることに・・・熊本の銘酒「香露」の立春朝搾り、本当に楽しみでしたが、期待を裏切りません。
日付が変わって調べてみたら、関東の近所の拠点を通過していたようなので、これは7日には届くなと見込んでいました。
そして、その通り7日に「香露」が到着しました。立春から3日です。「一人娘」とは違って何やら「立春大吉」の札が付いていて開封したときには驚きました。
なんと、現地の神社熊本藤崎宮で祈願されたありがたいものでした。
「一人娘」の立春朝搾りもまだ残っていましたので、飲み比べてみることに・・・熊本の銘酒「香露」の立春朝搾り、本当に楽しみでしたが、期待を裏切りません。
味わいは九州の酒らしく、味そのものが少し甘いです、本当に甘美なお酒です。フレッシュさもありますが、それよりもベースのあまやかな味わいがインパクトに残るお酒で・・・こういったお酒はやっぱり東日本にはないなと思わされます。
佃煮とか、黒豆とか、そういった少し甘い味付けの物と一緒でもいいかもしれませんし、やっぱりからしレンコンとか、馬肉なんかにもあうかと思われます。酒の味わいそのものも、とがった感じではなく、お料理も角のない味わいの物は合いそうです。
さて、今年の反省点として近所の銘柄を予約していなかったので手に入らなかった「甲子」は来年予約で手に入れようかとおもうところと、実は「香露」もギリギリに予約購入して、販売店は1か所やっとみつけたにとどまっていたので、地方の銘柄を頼むときも早めにオーダーしようかと思います。
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