数日にわけて飲めるのはシャンパンストッパーの存在のおかげ

「ワインが好きだ」ということも公言していますが、コストコやら株主優待で百貨店で購入したものや、楽天などを中心にオンラインも含め、ワインを多数購入しているわけですが、自宅でワインを開ける場合に非常に問題になることがあります。

■ワインは抜栓すると劣化が早い飲み物

というのも、ワインは抜栓してしまうと酸素と触れるようになるので、酸化が進んでしまいます。なので、飲み切りを意識しますが・・・一個人で自宅でワインを消費するにあたり、いつも飲み切りなんてことをしていたら、体に支障も出るでしょうし、金銭的なことから言っても散財にほかなりません。

・・・で、どうするかということなんですけど、できるだけ劣化を防ぐようなアイテムを利用するわけです。


そして、今回は、特に一番消費をしているスパークリングワイン・・・特にコストコの会員になってからは、シャンパン製法の高品質スパークリングワインが安価で手に入るようになったので・・・ビールを飲まなくなりましたね。

おまけに食前のアペリティフとして飲むもよし、程よくうま味がのっているものなら食事と一緒にスパークリングワインで通してもよいくらいです。

■スパークリングワインは抜栓した瞬間から泡が抜ける

とにかく、スパークリングワインをよく飲むわけですが、栓を抜いて開けた瞬間から酸化よりも何よりも、泡となるガスが抜けて行ってしまうので、通常のワインとは違い一刻も早く泡が抜けないようにする必要があります。

■そこでシャンパンストッパーが必要になる

いくら安く購入できるといってもボトル1本あたり1000円だのするわけです。一日で飲んでしまっては本当に散財しますから・・・数日にわたり飲めるようにするアイテムがシャンパンストッパーです。

シャンパーニュをはじめとしてスパークリングワインのボトルは、ガス圧でコルク栓が飛び出さないように、針金でコルクが止められるんですが、その留め金がひっかかるように、シャンパーニュやスパークリングワインのボトルの首の部分が太くなっています。

このボトルの形式を利用して、栓をするのがシャンパンストッパーです。

■使い方は非常にシンプルで瓶口に押し当てて行く

仕組みや使い方はシンプルで、瓶の口に当たる部分に蓋をしますが・・・シャンパンストッパーの中にはバネが仕込んであって、上から押し付けることでより密閉性が出ます。そして、上から押していくと、瓶の太い部分にシャンパンストッパーの留め金部分が引っかかって栓ができるという仕組みですね。
とにかく、瓶の口の部分に蓋を押し付けているような状況がキープできるのがシャンパンストッパーです。

■シャンパンストッパーは酸化を防ぐのではなく泡を保つ用途

仕組みは簡単な分、単純に密閉性をもたらせるだけなので、中に空気は入っていますから、酸化のスピードが止められるわけではありませんが、最大のメリットとして中のガスが抜けにくくなりますし、一日から2日くらいなら、これで分けて楽しめます。

・・・本当においしいシャンパーニュなんかだと「シャンパンの泡は飾り」という表現があるくらいに、泡が抜けたりしても美味しさが全然減らないんですけどね。


そんなわけで、このブログの投稿の中にある画像にも、数日にわたって連続して同じスパークリングワインのボトルが連続して登場していることがありますが、何も同じものを毎日あけているのではなくて、一度開けたボトルが再登場し続けているというわけです。

スパークリングワインの栓がこれ以外にもあるんですが、一番これが普及しているというか使い方も簡単ですし、飲食店や販売店の試飲などが行われているときにもよく使われています。

■スパークリングワインの保存に抜栓後のコルクは不向きなのでストッパー一択

繰り返し使うことができるので、時々飲むような方にもおすすめです。普通の発泡性のないスティルワインなら、最悪抜栓したコルクを逆さにさすこともできますが、スパークリングワインの場合はキノコ型のコルクで再度差し込むこともできないので、とりあえずの保存 にもこのような道具が必要になります。

ワイン好きな友人で一緒に長く飲んできた仲間の中にも、このシャンパンストッパーの存在や使い方を知らない方もいたので・・・けっこう驚いたのですが、これが有ると強い味方になるので知っておくとよいと思います。


また、発泡性のないスティルワイン(普通の赤ワイン白ワイン)についても、新鮮さを保つようなアイテムがあるので、別に書きたいと思います。


なんていうか、保存性という点で言うと、日本酒なんかは酸化するリスクはワインなどよりぐっと少ないかと思うので、気楽に開けられるところはありますね。

■スタンダードなシャンパンストッパーは¥1000以下で手に入ることが多い
この記事にあるシャンパンストッパーもだいたい1000円以下なので、(相場は\600~\900くらいの間だと思う)そこまで高価でないことも勝手の良いところです。

お酒を取り扱っている量販店などに取り扱いのあることが多く、その他東急ハンズとかにも取り扱いがあると思います。効果ではないのでオンラインで購入するのもありかと思います。

シャンパン ストッパー1個(ワイン雑貨) (イン ザ ボトル/IN THE BOTTLE)

■タイミングが良ければシャンパンストッパーを景品につけているスパークリングワインに出会うことも

ときどき、大手メーカーの輸入するスパークリングワインやシャンパーニュで、このタイプのシャンパンストッパーがおまけでついているキャンペーンとかもあったりするので、そういった際には、そのおまけつきのスパークリングワインを購入するのも一つの手です。

これまで見た中では、千円前後のスペインのカバやチリ産のスパークリングワインで、シャンパンストッパーのついているキャンペーンがあったので・・・その時は中身は全く無視で(だって、シャンパンストッパーで500円以上の価値はあるでしょうから、ボトル1000円なりのスパークリングワインならストッパーのおまけを考慮すると半額分くらいの得をしていることになります。)

シャンパーニュでおまけとしてついてくる場合は、たいがいはシャンパンメゾンのブランドロゴなどのデザインが入っていたりするので、単純にシャンパンストッパーとしてというより、ブランドのロゴの入ったストッパー欲しさに買いたくなったりします・・・けど、シャンパーニュは普通に安くても6000円以上しますしね。あくまで手が届いて気に入ったブランドならばという感じでしょうか。

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