さて、9月に入り、夏から秋に季節が変わっていきますが。日本酒的にはひやおろしのシーズンに入ってきました。
ひやおろしは日本酒の季節もので、寒造り（冷蔵施設などのない昔は冬の低い気温を利用して冬に日本酒の仕込みをするのが基本でした。年間通しての四季醸造する酒蔵も増えましたが、今も寒造りの酒蔵が多い。）した日本酒を一度火入れ（熱処理での殺菌）して貯蔵・・・秋口に2度目の火入れをしない「冷や」のまま卸すので「ひやおろし」なわけです。
※一般に何も注意書きなく流通している日本酒は2回熱処理がされて品質の安定した状態で流通販売される「火入れ」（ひいれ）になります。保存や流通するのに低温での温度管理が必要になったりしますが、熱処理の少ない方がフレッシュで生き生きした感じなどは出ます。
味わいとしては、出来立てで搾りたての荒々しい酒質ではなくて、半年たって少し角が取れたとか、円熟味もでてきた良い味わいだとされています。酒造や酒販店とかにつるされる杉玉も、酒ができると新しく青い状態のものがかけられて、それが茶色くいろづくとお酒がおいしく飲めることに・・・というサインだったりもして、秋はそういうシーズンになります。
※個人的な感想だと、角が取れたお酒・・・というよりは、火入れが1回ということもあって、品質管理上なのかアルコール度数が少し高めのことが多いためか、濃く感じることも多いです。
昔はこのひやおろしって10月以降とかがシーズンだったみたいですが、年々早くリリースする銘柄が増えて、早いと8月最終週あたりには並び始めて今では9月から10月までがシーズンみたいな感じになってるように思います。
実際、イオンモールの酒屋でもこんなコーナーが出ていました。
というようなものを見て、「ひやおろしを買いたい」と思ったところでした。まだ、鼻中隔湾曲症の手術を8月21日に受けているので、もう少しだけお酒は飲めませんが（鼻中隔湾曲症ep.09「慈恵医大病院入院…手術日後半、手術と術後」 8月 23, 2023）・・・このタイミングで、千葉県の印西市がキャッシュレス決済の還元キャンペーンを実施していて、Paypayの支払いで対象店舗で20％の還元が得られるキャンペーンが始まったのを知ったので・・・
「これは、利用して購入しないわけにはいかない」・・・ということで、早速酒のなべだな（キャッシュレス決済も色々使える酒のなべだな（千葉県印西市）は人気の日本酒銘柄取り扱いが豊富でおすすめ 5月 24, 2023）に行こうと思ったのでした。
キャンペーンの対象店かどうかを知っておく必要はあったので、Paypayのマップから「おトク」のフィルターをかけて表示してみます。
きました、「酒のなべだな」は対象店舗です。
というわけで、早速向かってみました。まだひやおろしシーズン始まりということもあって、種類は多くはないですが、しっかりひやおろしが並んでいます。
今回は、もともと好きな銘柄の会津中将（あいづちゅうじょう：会津若松の酒）と鶴齢（かくれい：新潟南魚沼の酒）を購入しました。
1回の会計で最大1000円の還元が最大・・・20%還元なので、1会計で5000円までが還元を受けられる最大金額（期間全体では3000円の還元が最大なので、機関合計15000円までの会計が還元を受けられる最大）ということで、このくらいにしておきました。
また、近日追加で購入しに来ようと思いますが、この手の市区町村のキャンペーンは予算の上限に達すると早期終了したりすることもあるので、早めの利用が良いかと思っています。
酒のなべだなは流通が多くないような人気地酒銘柄の取り扱いもそこそこ多くて、キャッシュレス決済も対応しているので、この手のキャンペーンなどが来たときは・・・非常に助かります。地酒の購入はここを含めて、車で移動できる範囲で数件のお店を定期的にチェックして利用していますが、現金だけの対応だったり、取り扱い銘柄も各店によってちがったりとありますので、各店ごとに決済方法のデメリットや取り扱い銘柄による利用価値などありますので状況によってうまく使うようにしています。
ただ、ここまで積極的にキャッシュレス対応してくれている酒屋さんはなべだなだけだと思います。
さすがに15000円分の上限まですべてをお酒につぎこむこともないとは思っているので、この他にも利用してお得に還元を得たいと思っています。
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