新橋で雑煮スタンプラリーコンプリート

 銀座・新橋で界隈には地方のアンテナショップが多数あり、郷土の味などが好きな僕はよく通うんですが、正月メニューとして、併設のカフェや飲食コーナーでお雑煮を提供しているショップがあり…地方の食文化に興味を持っている身としては行かないわけには行かず、この度はしごしてきました。

このスタンプラリーは鳥取岡山新橋館、香川愛媛せとうち旬彩館、奈良まほろば館の共同開催で、3店舗で雑煮を食べるとキャンペーンに応募できる企画…ですが、正直景品とかよりも地方の雑煮を食べたくて狙っていました。1月3日から15日までの開催なのでチャンスを受かがいながら、昨日行ってまいりました。
まず向かったのはとっとりおかやま桟橋館。
まだ引き続きディスプレイも年始モード。
入館するととっとり雑煮のセットなども陳列されている。
そして、2階のビストロカフェももてなし家に。雑煮は鳥取の小豆雑煮と、岡山のブリ雑煮のメニューがあります。
日本酒も飲みたかったけど、今回はやめておきました。
頼んだら比較的すぐに雑煮が到着。
出世魚で縁起物のブリがメインですが、蒲鉾や、紅白なますのようなものも入っていて、味のアクセントとして美味しかったです。
岡山のブリ雑煮はスルメの出汁が特徴ということで、実際すまし汁のスタイルですが、今まで味わったことのない風味で美味しかったです。強すぎず引き締まったしょっぱさのようなものが、ふくよかなブリにもよくあっていてダレた味がしなくて本当に美味しかったし疲れた胃腸にはしみますね。
倉敷の友人の家は同じ岡山でもブリではなくて牡蠣とかほうれん草が入るスタイルらしいので、それもいつかいただく日があればと思います。
今回は頂きませんでしたが、鳥取の雑煮は変わり種の小豆雑煮、ぜんざいとも違うようですが、やはり甘口のスタイル。期間中もう一度これたら食べようと思います。
というわけで、小豆雑煮に後ろ髪引かれながらも、ここを後にします。
スタンプラリーの用紙をもらってスタンプももらいました。
次ははす向かいの香川愛媛旬彩館に、揚げたてのじゃこ天も気になるところですが、
やはり雑煮がお目当てなので、2階のレストランへ。雑煮だけでなくて、年明けうどんもやっているようですね。
店内は結構混雑していて…やっぱりマツコの知らない世界とかでも特集されて注目され始めたのか、あんもち雑煮を頼む人が多かったです。
年明けうどんも気分的に食べたくはなりますが、
更に言うと意外と美味しいふくらみのある酒がひしめいている香川愛媛…日本酒も目の前に並んでいると飲みたくなりますが、
ここは一目散に目的のお雑煮をオーダー。愛媛の雑煮を頼んでいるのは自分だけな感じでした。
お椀の蓋を開けると良い香り。具材はオーソドックスに鶏肉、丸餅、大根人参、花麩など、
すまし汁ベースですが、シンプルなお雑煮は今年は初かも。そして、愛媛なのでしょっからいしょうゆは使っていなさそうです。お餅も丸餅が二つ入っていて大満足なんですが、次の雑煮も控えていることを考えると、ちょっと不安にもなりました。
あんもち雑煮は元日や、もう一度自宅で出汁から取って作りましたので、今回オーダーしませんでしたが、ここも期間内にもう一度来られれば食べてみたいと思うところです。
年明けうどんも…めでたい赤い餅などの具材が入るだけですが縁起物で食べたくはなります。
さて、ここでスタンプは2つゲット。
次は…このスタンプラリーの企画で初めて存在を知った、奈良県のアンテナショップ奈良まほろば館へ。場所は新橋駅から進んでも少し奥の方、博品館とかに近いところですがわかりづらい場所かも。
せんと君も久しぶりに見かけた気がします。
お雑煮のメニューが表にも掲示してあります。
ここは物販ブースの中にカウンターがあり、ここが飲食スペースのよう。柿の葉寿司とのセットも良さそうですが、お雑煮3杯目なので、今日は雑煮のみ。
白味噌のシンプルなお雑煮…といっても東日本の人間なので、そもそも白味噌の雑煮は珍しい存在ですが…そして、別皿ですきな粉が付いてきます。
どのような仕組みかと言うと、雑煮のお餅を、別皿のきなこに付けて食べるようです。
白味噌も上品な甘さがあるので、きなこもよく合います…が、お餅は一つだったのであっという間に…少しきな粉を持て余したかも…ただ愛媛の雑煮でしっかり丸餅2つ食べたので、この日はもうこれで良かったと思いますが。
というわけで、3つのアンテナショップでお雑煮を食べてスタンプをコンプリート。会計の時に店員の方にこの用紙を出したら「あっ!コンプリートですね。」って思わず言われたので、珍しかったのかな?なんて思いましたけど、応募箱にはそれなりに応募用紙が入っていました。
奈良まほろば館には、この企画やそれぞれの雑煮の掲示がしっかりしてあるので、再び目を通す。
お餅についての説明も。東が四角いお餅で西が丸餅ですが、この前行った庄内は北前船の影響で丸餅なのは知識として知っています。

丸餅が本来のもので、東日本では大量に作るのが大変なので、四角く切り売りするようになったと言うことを聞いたことがありますが、個人的にも東日本の人間ながら、やはり丸餅の方が見た目や食感などもよく、本来的なものは丸餅だったことは頷けます。

近年我が家でも丸餅を準備して食べるようになりました。焼いたりした時もムラになりづらいしいいと思うんですよね。
奈良の雑煮は今食したばかりですが、やっぱり砂糖など甘いものが貴重なところから来ているんでしょうか。
岡山のブリ雑煮は南北です出汁が違うらしいことを知る、スルメの出汁はとても印象的でした。自宅でもいつか使ってみたいです。
最近まで知らなくて、存在を知って驚きだった鳥取の小豆雑煮ですが…これは今回逃したので、何とか最終日あたりにいけないかと考え中です。

けど、雑煮としてこれを食べると言うことは、別に汁粉やぜんざいは食べないのでしょうかね。
愛媛の雑煮も地方によりじゃこ天などが入るようで、それはそれで美味しそうです。
これもこれで最初知った時は衝撃で、ゲテモノ的なイメージだったものの、初めて食べたのは三が日明けで訪れた金比羅山の山道にあったカフェにて…美味しくて衝撃的で、以来香川に行くたびに食しています。

ただ、通年出しているカフェでいただいたものは上品で抑えめな味付けで、金比羅山や栗林公園などでいただいたものの方がインパクトがあり、やっぱり今年自宅でつくってみても美味しかったですが、きっと使う味噌のメーカーなどで味が違うのではないかと考えています。
そして、奈良まほろば館では、既に節分のコーナーも。
金峯山寺節分会の豆があり、やはり歴史のある地域だとこう言ったありがたい豆を使うのか…と思ったけど、地元のスーパーにも佐野厄除け大使の豆とかあったので、けっこう普通なんですかね。

でも、今年はこのようなありがたみのある豆を買ってみようかと思いました。
で、冷蔵庫の大和まなも非常に気になったんですが、その横の掲示でまた驚きましたよね。
なんと、アンテナショップにありながら日本酒飲み放題の企画があるって言う…これは、近く試してみなければと思いました。

思えば、以前京都の伏見とセットで奈良にも出かけましたが、奈良の酒は沢山いただけど、銘柄名など少し記憶から無くなっています。また奈良の酒もじっくり頂きたいところです。
その後は有楽町銀座方面まで歩き、北海道どさんこプラザに立寄り、ラムしゃぶのタレを購入。
それから、追って書きますが、どうやら秋田に行くことにもなりましたので、リサーチをすべく秋田ふるさとや方にも…物販が中心で、観光案内のパンフなどはあまり手に入りませんでしたが、少し参考になるパンフなどは手に入れました。


というわけで、今年は年始から地方独自のお雑煮にハマって落ちているわけですが、なんとか15日までならもう一度訪れて、鳥取の小豆雑煮を頂きたいと画策しているところです。

今回これらのアンテナショップの企画でいくつかの県のものを食べることができましたが、他にも全国に様々なお雑煮があるかと思うので、そう言ったものもたべてみたいと思っています。



0 件のコメント:

コメントを投稿

スギ花粉・舌下免疫療法ep.09「現在投与は448日を超過、2度目の花粉症シーズン入りで悩む花粉症薬の服用・・・あとアレジオンLXにジェネリックが誕生し薬価が下がる」

舌下免疫療法は、開始から投与忘れなどが多少発生しているものの、おおむね無事に継続しているんですが、2023年9月11日治療開始して、まる一年を経過し、年アが明けて2度目の花粉症シーズンを迎えようとしています。・・・迎えようとしている・・・というよりは、もうシーズン始まったと思って...