どこかにビューーン!で行く美酒王国秋田の旅(県南編)ep.01「北上線経由で横手行きに、十文字を経て内倉の街増田に」

 先月もどこかにビューーン!を利用して美酒王国秋田の旅をしましたが、再びどこかにビューーン!のサイコロを降り、結果盛岡駅の往復を引き当てることができました。

指定された列車は、仙台から盛岡までノンストップのはやてではなく、やまびこ号で、途中の北上駅にも停車するようなので、盛岡ではなく、北上駅で下車して、北上線に乗って一路秋田県南地域の横手、湯沢方面を目指すことに。
いや、それにしても上野発6:10分のやまびこ…多分1番最初に北に向かう新幹線で、常磐線で上野まで出ることを含めても4時起きで、やっぱり3時間だかしか睡眠時間がとれない中での出発。

前回の反省を活かして(都区内発の旅行会社のパッケージでは無いので、価格のチケットはきっかり上野から)モバイルSuica定期券の乗越範囲の料金を支払い改札外に。
新幹線のチケットはモバイルSuica定期券ではなく、かつて定期券で使っていた、現物のSuicaのICカードに。旅先で、電源が落ちたりiPhoneの故障があったら乗れなくなりますしね。正規の価格を支払って帰ってこれるほどキツいこともないので、万一に備えてどこかにビューーン!の企画チケットは現物のSuicaに紐づけています。

6時前の上野駅の新幹線改札内もまだキオスクが開店待ちしている段階なので、6時キッカリに飲み物と…今回はお弁当は諦めてサンドイッチを買って新幹線に乗り込むことに。
朝一番のやまびこ号は、つばさやこまちなど他の方面への列車を連結しておらず、長い編成ではありません。
それがたたってか、大宮からも乗り込む乗客でほぼ満席、更に仙台からも空くことなく、乗客が入れ替わるだけで満席が続きます。今回割り当てられた席がB席だったので、嫌な予感はしていましたが、三列シートの真ん中です。

まあ、ただあまりに睡眠不足で半分くらいは寝ていました。
編成も短く指定席がこんなに少ないとなると、それは混むよなと。アナウンスで終始自由席の混雑をお詫びする案内も流れていました。
そして、北上に到着、ここまでほぼ満席。
北上は以前ワインツーリズム岩手に参加するときに宿をとったので降りたことはありました。
さっそく、岩手のお土産などを横目に見つつ、
お酒も岩手のものが並んでいますが、
駅弁とともに北上線で楽しむか悩みましたけど、疲れもあるし北上線のシートの状況などわからず、手を出すのはやめておきました。
そして、北上駅…東口に出たら、改札を切符を通さない限り自由に反対側に行き来できないようで…まだ時間もあったので改札の外を見たいと思いましたが、駅の外にある地下通路に進まないと反対口に出られませんでした。
西口にまわってこちらにもキオスクがあり、ご当地の名物などが販売されています。ひっつみは気になりましたが、今回秋田でも色々買い込むでしょうから、まだ進んで買う段ではないと判断。
岩手の酒の小瓶も沢山ありますが、先ほどと同様な理由で買いませんでした。
そして、まだ時間もあるので待合室を確認したら駅そばがあることに気がつきました。
15:00までの営業。帰りにも利用できるかもとチェックを入れる。
釜石ラーメンなるものがあって、食べるにはちょうど時間があるので食べてみることに。
井桁弘恵さんの主演で映画化もされているみたいだけど…井桁弘恵さんは「お耳に合いましたら」という深夜ドラマで良い役をやられていてそれ以来印象に残っています。
とりあえず、オーダーします。
シンプルなラーメンで特別な感じはありませんでしたが、暖かくて身にしみました…というか、北上に降り立った時点で、気温が低く、少し耳が痛くなるくらいの寒さで東北の寒さを感じました。前回の角館・秋田・男鹿に行った時より寒さは厳しい感じに思います。前回夜もこんな寒さはなかったです。
そうこうしていたら、結構良い時間になってきたので、あらかじめ駅ネットで予約、東京を出る前に発券してきた北上から横手への切符で改札を通って進みます。

ちなみに、この時点でも横手から先本日十文字に泊まるんですが、このチケットもえきねっとで予約して北上駅で発券したんですが、券売機にそのまま忘れてきたらしく、駅員さんに「どちらまで行かれますか?」と声をかけられ「横手を経由して十文字に」と言ったら、「切符を預かっていました」と、ご親切に手渡していただきました…というか、疲れた状態で旅をスタートするのは本当に良くないなと思った次第です。
そして、北上線のホームは改札を通過した一番線のホームを北側に進んでいくと現れる0番線。
駅の端の方に2両編成の機動車の北上線が停まっています。
ロングシートは少なく対面型のシートがほぼです。ちょっと油断していたのは、ギリギリに乗り込んだら結構窓側が埋まっていたことです。
なんとか残り一つ埋まっていなかった窓際の席をゲット。事前調査では進行方向左側が車窓が良いとのことでしたが、さてどうでしょうか。
そして、この北上線、快速らしいですが一駅しか通過駅がないんですけど、これは快速の意味があるんでしょうか。とにかく無事定刻に出発です。
北上からゆだ錦秋湖駅あたりまでは、そこまで山が険しいとかもないですが、このあたりから険しい感じになり、錦秋湖の周辺を列車が走ります。

最初は右手側に大きく景色が広がりますが、後に左側に錦秋湖やそこから続く川などの車窓が広がります。

北上駅ももちろんですが、全く雪がありませんが、このあたりになると一面雪景色になります。
そして、段々と横田に近づいてくる、もともと山内(さんない)だったあたりまで進むと…雪不足でかまくらまつりが開催が危ぶまれていたとか聞いてはいましたが、この通り雪がなくなっていきます。
さて、そして切符は北上→横手と横手→十文字と分かれて買っているので、横手で途中下車します。
列車は無事館に到着。「横手〜、横手〜」と駅のアナウンスが流れますが、アクセントがよこての「よ」にあると思っていましたが、平板な発音でした。
さて、改札を抜けます。
雪はないけどやはりここは冬はかまくらの街。
そして、今日は宿のある十文字に行って、そこからほど近い増田に観光しに行こうと思っていました。十文字からバスに乗る予定でしたが、横手からもアクセスができるよう…ただスーツケースを先に預けるつもりで宿には一度行く予定にしました。
観光案内所で横手や湯沢のパンフレットや地図なども少しもらいますが、やっぱり横手といえば、かまくら、横手公園(横手城)、横手やきそばや、いぶりがっこなどが名物の模様。
そして、五つの酒造があるのはやはり酒造密集地帯。これが目的できました。

まんさくの花(日の丸醸造)
天の戸(浅舞酒造)
大納川
阿櫻(阿櫻寿蔵)
田从(舞鶴酒造)


とありますが、近年の市町村合併によるもので、もともとの横手の酒蔵は阿櫻のみのようです。


まずは、この日は十文字から増田に出て、そちらにある日の丸醸造に出向いてみることにしました。

その他、秋田は横手といえばな出身歌手の高橋優はそこかしこで見かけることになります。一度ポッドキャストの番組「秋田県人しか出ない」で物凄い秋田弁を話していて、他の秋田県人でもそこまでの秋田弁は話せないらしく…なんかすごかったのを覚えています。

今回の旅では秋田弁も盛んに耳にすることになります。
そして、東北だと熊本のくまもんのようにどこでも見かける吉永小百合ももちほん見かけました。
そして、横手から十文字へ移動二駅だのでしたので、すぐに到着。列車は学生が多く乗っていました。
十文字の駅は増田の内蔵をイメージした作りの待合室などありました。
そして、駅からほどなくのカモシバという夜はバー営業とホステル(ドミトリー形式の部屋と個室もある)が今夜泊まる宿泊施設。

荷物を預けて少し十文字の街を歩き、バスで増田に向かうことにします。
バスは前回の角館(中仙)から大曲でもお世話になった羽後交通バス。
雪国だけあって、待合所もありますが、バスに通過されたら後がないので、時間近くになったらバスから見えるであろう路上で待ちます。
僕が1番最初に待っていて、あとから旅行者男性一人若いカップルが1組並んできましたが、最初一人で並んでいたら、現地のおばあさんに強目な秋田弁で話しかけられ、どうやら地名と、そこに行くバスは何時に来るのか教えてくれという感じだったんですが、「地元の人間じゃないんでわからない」と伝えるも、よく伝わってないみたいでひきつづききいてくるので、

それらしき地名を見てみたら数時間は来ないので「◯◯時××分まで来ませんよ。」と伝えたら「1日来ないのか」みたいな事を言って立ち去られて行かれましたが…どうするつもりだったんでしょうか。
そして、バスは帝国より10分弱の遅れで到着…地方でなかなかバスが来ないと多少不安になりますね。
そして、増田まではあっという間に到着…事前に持っていた増田の地図を見るもどこに自分がいるのか分かりづらく、かつ予想より人がおらずで、この先どうするか適当に歩いてから決めることにしました。

何はともあれ、上野→北上で下車、北上線で横手に出て→奥羽本線で十文字に、宿で荷物を預け、第一目的の増田まで無事に昼過ぎには辿り着いたのでした。


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