青春18きっぷで行く鳥取旅行ep.04「彦根を発ち京都駅経由で山陰本線城崎温泉まで」

さて、青春18きっぷで初日たどり着いた彦根で、彦根城に行き、酒屋で角打ちで思わず鮒寿司までいただき、地酒も満喫したわけですが、その後ホテルに戻って20:00過ぎには眠りについていたと思います。
朝は早く起きられたら、もう少し彦根の街を散策したりしようかと思っていたんですが、やはり旅の疲れもあり…あと、ホテルが東海道線の近くだったんですが、貨物列車のメッカらしく、深夜2:00〜4:00のピーク帯の騒音が結構すごくて、一度起きてから1時間おきくらいには目が覚めてたんじゃないでしょうか。

なので、睡眠時間が凄く長かった割には普通に寝たのと変わらないくらいで、8:30頃チェックアウトして荷物を預けてホテルを出発。予定している電車は9:55彦根発の新快速で京都まで向かいます。

山陰本線の豊岡から先の接続の結果、早くも遅くもできない感じでした。
そして、ホテルを出るとやはりいる信楽焼のたぬき。二体あってこちらは大きい方。
この後彦根市役所のファミマでミネラルウォーターを購入しましたが、そこで見たひこにゃんが何となく信楽焼のたぬきががわを被って居るかのように見えました。
彦根城は昨日散策しましたが、やはり桜はまだあまり咲いていない。琵琶湖を観に行こうか悩んだところですが、この駅前の市街地から徒歩で25分くらいかかり、往復すると、予定の列車まで10分とかの時間…更にホテルに預けている荷物も引き取らなくてはなので、結構ギリギリで悩むところ。
しかし、彦根城を横切り、きのうと反対方向に進むと、お堀のようなものが見え、少し散策することに。
こちらからも彦根城がよく見えて、その石垣などと共に遠くからも綺麗に見えます。
ボートの練習している人たちがいて、少し進むと艇庫もあり…昔は港に使われていた箇所らしい事を付近の表示で知りました。
結局、その港だった跡地沿いに琵琶湖まで歩き、出てみました。
ここが今の彦根港で多景島行きの遊覧船などが発着している模様。時間があればまたそう言った観光にも来たいです。
港越しによくみると多景島らしき島も確認することができます。しかしながら、そんなに時間がないのでここで急いで引き返すことに。
この港の手前は地域の漁協などがありました。淡水湖ながら川魚などの漁獲があるのでしょう。
帰路にも彦根城をみます。城だけでなくて敷地全体が本当によく見えます。
そして、結構焦りながら歩き、途中ホテルを経由して荷物をすぐさま受け取り、彦根駅に。時間にしてこの時9:41分、残り15分あるかどうかと言うところですが…1時間半時間を持て余すのも何でしたし飲み食いしてるので散策は良かったように思います。
彦根の駅前はけっこうよく整備されていてわかりやすく、城も正面に見えるので、昨日のように急ぎで来ても助かりました。
最後にもう一度彦根城を見て改札を通ります。
9:55発の姫路行きの新快速に乗ります。鳥取まで出た後の帰りは、やはり姫路から新快速でここも通るので、逆のルートなんだなと、今から帰りの予習をしている気になります。
近江鉄道の列車も見えますが…常磐線ユーザーには流鉄(流山鉄道)と同じように見えます。西武鉄道の古い車両と同じ型を利用してそうです。…というか、この滋賀の一帯観光バスなど西部カラーのものをよく見た気がしますが、実際そうなんでしょうか?
なんとか時間期間に合っていろいろ考えていますが、間も無く新快速が到着します。12両とかあり、昨日の感じだと彦根のあたりで座れないことはまずないなと言う感じですが、多少ホーム上で待っている乗客のかたまりもみえました。
さて、青春18きっぷの2日目は彦根駅の改札で検札を通したので、彦根駅のスタンプがつきました
。今回5日分全てを使い倒す日程なので帰る時には5つのスタンプが押されていることになります。
さて、流石に5分前なので乗車位置に並びます。
来ました、新快速姫路行き。
十二分に座れる余地ありです。
このあと凄いスピードで進んでいきますが、平らな土地と琵琶湖越しに対岸の山が見えて滋賀県らしい車窓が楽しめます。
いつも、新幹線からも気になっている琵琶湖につながる川にかかる大きな橋も。
そんなこんなで、大津を過ぎると途端にトンネルを抜けて京都に到着。50分弱です、この速さなら当初考えた大津でなく、もっと米原に寄った彦根に宿を取ってもまったく移動には支障はなかったですね。
新快速は彦根を出た頃こそ席は心配なかったですが、草津とかを越えるあたりになると、若い人を中心に京都に向かう現地の方で混雑して満席プラス立っている乗客も多く、通勤電車のようでした。

ボックスシートの窓側に乗っていたので、周りの方に声をかけて降りようとしたら「私達も京都で降ります」と言う具合にその他の席や立っていた乗客ものきなみ降りて行きました。
そして、京都の駅…在来線ではいるのは、だいぶ久しぶりというか、巨大な上に、人の多さが半端ではありません、東京の駅でもこんなに身動きに困りそうなくらいの人の流れはないかも。
乗り換えホームの位置を見るためにも電光掲示板までやっとのことで移動。
そして、朝食を取らず、このまま14:00頃だかまで山陰本線に揺られることになるので、城崎温泉でランチなどにありつければ良いですが、時間が微妙なこともあり、食いっぱぐれると、鳥取までの道のりが大変なので確実な京都駅で駅弁を購入することに。
特に、関西の味付けのお弁当は本流というか心配何もぬかったので、出来るだけリーズナブルなものが良いと思い、いくつかなやんで、おかめ弁当という、およそ東日本ではつけなさそうなネーミングと、オーソドックスな内容で千円を切るものにしました。
32番乗り場なんですが、電光掲示板などの表示だと単独で場所がわかるような感じではなく、案内を信じて進むと30番代のホームがある箇所に出ました。

新幹線から奈良に行くときのような楽さはないですね。
そして、進んでいきます。山陰本線も、京都から近いあたりは、二条城、嵯峨嵐山…その他トロッコ列車の終点などがあるため、電車の本数も多いですが、外国人観光客も多く前に泊まっていた列車は満員。
本当に満員です。東京の通勤列車かという感じ。なのて、前の列車が発車する前から、並ぶことにします。
そして、前の列車が出発して10分しないうちに乗り込む列車が到着します。…さっきと違って古い車両が来ちゃいましたね。
急いで乗り込み、なんとか窓際の席を取りますが、あえなく満席に、隣にはよくわからないヘッドフォンをした、始終ゲームをしているアジア人の恰幅の良い1.3人前くらいの方が荷物ごとギリギリで座ってきたので…お弁当という雰囲気ではありませんでした。
そして、嵯峨嵐山になると、かなりの乗客が降りるので空席もできます。
亀岡市に入り、さらに空いてきてお隣もあいたところで、時間を未計ってお弁当を食べることにします。この先の乗り換えでも同じように席が取れてお弁当食べられるかは不明なので、遅めの朝兼最悪お昼にするべくいただきます。
これ、よくよく見たら「姫路通れば」と、書いてあるので、姫路のお弁当っぽいですね。
兎にも角にも開けてみます。海鮮と鶏肉一点突破なことが多い関東の駅弁に比して関西は冷めても美味しい出汁の味付けとか、弁当文化も古いので何の心配も本当にありません。美味しくいただき、乗り換えに備えます。
40分弱あった最初の乗り換え駅の園部までですが、半分以上が混雑だったので、急ぎお弁当を片付けました。それにしても、山陰本線に勝手に持っていた、非電化、車両や本数が少ない、満員とは無縁…とは違って、電化して新快速と同様の車両、編成も長く、乗客もこんなにいると思わなかったので、予想外でした。
空いている席があれど車内は適度にボックスシートにして埋まっています。園部駅での乗り換え時間がそんなになさそうなのと、場所は考えて車両を意識して選んだにしても、より短い編成になるので席が取れるかわからず、駅に近づくタイミングでスーツケースを網棚からおろし、下車のスタンバイ。
そして、11:44分園部駅に到着。乗り換え時間は僅か2分とかです。
やはり乗り継ぐ列車の編成がかなり短く、急ぐ、近くにいたお爺さんが我先に席を取るべくと、パートナーを置いて走っていました。
まあ、でも何とか座席は取れました。満席とかでは全くないので、窓際とかにこだわらなければ平然とは座れる感じです。
そして、ここからは山陰本線らしさが一層増しますが、山間をトンネルと川を越える橋の連続、こんなに山奥な感じだと関東とか東北は基本的に、2両編成くらいのディーゼルカーくらいしか走っていない場所がほぼなんですが、ここはまだ電化エリアで、新快速とかに近い形の列車が走っています。今回青春18きっぷなので利用できないですが、同様に特急列車もある。
ただ、途中駅での下車乗車は前ほど激しくなく、主要な町の中心駅やら、乗り換えのある福知山などの駅以外では。ほぼ人の乗り降りはありません。
既に京都府から兵庫県に入っていますが、13:42梁瀬駅付近で対向車として、トワイライトエクスプレスが通過、思わず反対側でしたがカメラを向けました…トワイライトエクスプレスは小学生時代に日本海を大阪から札幌まで走っている時に、撮り鉄で新津駅で早朝親に連れられて撮影しに行った記憶があり、姿を変えて名前が残っているのと車両のイメージカラーは変わらずで驚きました。
数少ない乗り換えのある駅の和田山駅にて。
豊岡駅では小京都出石(いずし)の観光案内なども、城崎温泉で検索しても、出石そばなどの結果が出てきていたので、有名な観光地なのでしょう。
ここにきて、東海道や彦根、京都でも全く咲いていなかった桜が結構咲いています。平均気温は高いのでしょう。
列車沿いに大きな川が開けてくると間も無く城崎温泉このまま日本海につながっています。
そして、間も無く到着14:35分。京都を出たのが11:00過ぎだったので、3時間半くらい…実感はありましたが結構かかりました。道中座れなかったらキツかったでしょう。
終電の列車なので全員降ります。本当は乗り換えの検索だけすると、手前の豊岡で鳥取に向かう列車が始発なのでそこで待つことになりますが、2時間弱あるならば城崎温泉に立ち寄ってみたいと思いますよね。
というわけで、宿泊するわけではありませんが、軽く観光するつもりだった城崎温泉です。国語の教科書で志賀直哉の「城崎にて」を習った記憶で、昔から城崎温泉の存在はしっていました。確か高校の現代文だったと思います。

じっくり城崎にてを呼んだわけではなく、一説が紹介されていたくらいですが、それでも東日本でこのあたりに縁もゆかりもない人間が地名を知ってるわけだから、国語の授業は偉大です。
ここまでは、関西圏の電化された現代的な列車や特急も走っています。
確かにこの距離だと特急で来たいですね。
それはともかく、2時間弱、食事は取れるのか?雰囲気くらいは楽しめるのか?など思いつつも城崎温泉で下車です。






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