株主優待目当てで、投資というか・・・dポイントを日興フロッギー経由で少しづつつぎこんだり(dカード再発行でやっぱりd払いのポイントが強い 4月 23, 2023)、特に株の購入を始めた頃は現金をメインに口座に入金して少しずつ株を購入しているわけですが、ひらまつの株は最初の方に購入をした銘柄でした。
■ひらまつの銘柄を知るきっかけは、保有者紹介による優待者向けイベント
ひらまつの存在を知ったのは、ワイン好きな友人の知り合いに株のホルダーがいて、そのつてで、株主向けのひらまつ主催のワイン会にお誘いを受けたことがはじまりでした。銀座のポール・ボキューズ・ブラッスリーにてワインとのペアリングコースを楽しむディナーに参加したのがはじまりでした。
株についての知識なんてみじんもなかった(今にしてみたって、そんなに知識はなく・・・なので優待目当てで少しずつ購入をメインとしています。)わけで、当初はわかりやすく、ファストフード事業の企業株保有で食事券がもらえることや、大手食品やビールメーカーやなどの優待特典の品がある程度のことを知っていたくらい・・・あと関連した施設で働いたことがあったので百貨店の株主優待をしっていたくらいで・・・単元株(100株)の購入はけっこうな金額になることが多いし、本当に目立ってわかりやすい銘柄で手に入るものがあれば・・・と思って手を出したくらいでした。
そんなわけで友人経由で、ホテルやフレンチレストランを経営しているひらまつのような企業株があり、株主優待や株主向けイベントもあるのか・・・と知ったのはけっこう目からうろこだった記憶がいまでも鮮明にあります。
ええ、何せワインや日本酒が好きなみとしては、簡単にわかるのは主にビールメーカーの優待ですが・・・大手ビールメーカーは株価も高いので投資に20万だの30万円だのゆうにかかるわけで、手の届くところになかったもので・・・とにかく意外な株主優待特典を受けられる銘柄があるということを初めて知ったところでした。
■株主優待特典はレストラン施設の利用の割引のほかに、株主向けイベントやオンラインショップの割引など
で、ひらまつは10万以下で単元株が手に入ることを知ったので興味を持ちつつ、いつのまにやら手を出すことになったわけです。株主優待の内容としては、100株単位では、レストラン施設の利用代金から10%offが一番メインにあり・・・そのほか、株主様向けに行われるワイン会があったり、ひらまつのインターネットショッピングサイトのひらまつオンラインでの利用が20%offという特典があります。
■主にレストラン利用10%off特典のみを利用してきた
フレンチをランチなどでいただければと、なんどか銀座や丸の内のブラッスリー・ポール・ボキューズには食事をしに行きました。・・・子供部屋おじさんのくせに一人フレンチとかかましていたり、一丁前にワインもいただいたりしているのもありますが、連休などで家族がそろうときに会食しにいったりもしています。
ランチでも3千円台で、少し手の込んだスペシャリテの入っているコースなどを頼むと5千円とかはするので、10%offは結構ありがたいところであったりします。
■居住地による制限のないオンラインショップの割引特典を利用することに
が、郊外に住んでいるが故・・・まあ都心のお店に食事をしにいくのも年に数えるくらい(としても10%offでも結構ありがたいですが)なので、この度ひらまつオンラインでの20%引きに目をつけてオンラインショッピングを利用してみることにしました。
↓ひらまつオンラインで購入したワイン。梱包されている段ボールもオリジナルデザインだったりする。
■ひらまつオンラインはワインの通販サイトで品ぞろえはまずまず
さっそくひらまつオンラインのサイトにアクセスしてみる。ワインの通販サイトで、スパークリンワイン、シャンパーニュ、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、デザートワイン、ブランデー、プレミアムワイン、ワインのセット販売など、レストランやホテルを中心としている企業かと思いきやワインの販売も本格的に取り組まれていることを初めて知る。
↓ひらまつの優待券のカード。株主優待の権利を得た初期の頃はプラスチックのカードですが、昔のテレフォンカードやオレンジカード、パスネットや、QUOカードみたいな素材のものに切り替わりました。重厚感はないけど、薄いので財布を圧迫しなくてよいのはメリットです。
■高級品も多いが、手の届きやすいセットものも
いろいろ物色・・・とも思ったんですが、高級なワインに手を出しているような資金は今はないので、「手軽に手に入るものああれば良いな」と思ってサイトを物色していこうとします。
ちなみに、プレミアムのジャンルをのぞいてみたら、ボルドーの格付け上級のシャトーのものや、シャンパーニュのプレステージキュベ(銘柄で出しているレギュラーのものより上位品質のもの)で3万円から5万円などのものを中心に並んでいて、悪くないラインナップだけど、やっぱり特別な時用で、普段買いはできないですね。
ひらまつオンラインをひらいて、セットものの画像が大きく紹介されるので、それがいくつか目につきました。
↓画像はシャンパーニュのハーフボトルのセット
■所謂ボルドー格付け1級5大シャトーもありますけど
ボルドーワイン格付け1級のいわゆる”5大シャトー”の取り扱いも。
世界的なトップはシャトー・ラフィットであることは間違いないですが、日本では有名作家が毎年エチケット(ラベル)の絵を手掛けるシャトー・ムートンが若い人を中心にメジャーで、
ちょっと古い話題だと川島なお美女史のご存命かつワインで名をはせた頃のテレビドラマ「失楽園」でシャトー・マルゴーが登場したことで、日本ではメジャーですが、
その他男性的なシャトー・ラトゥールや、17世紀から評判がたっていて、本来評価される区画からははずれているにもかかわらず1級格付けに入ったシャトー・オーブリオンなどがありますね。
■今回は、はじめての購入にもおすすめのお試し3本セットに
が、そんな高級品は買えるわけもなく、今回一番目にとまったのが、お試し3本セット。お試しと称しているだけあって、
プラス一本スパークリングワインのおまけがつくので、実質4本のセットです。こちらが
セット価格¥9900円・・・ということはワイン1本あたり¥2475円・・・まあ品質がある程度のスパークリングワインや、ブルゴーニュの白ワインなどがはいることで悪くないし、ここから株主優待があるなら安いじゃないか!おまけに15日までの限定とあるので・・・即決。
■ひらまつオンラインでの株主優待利用方法は利用者登録にて
目的のセット商品をカートに入れて、購入手続きを進めますが、どのように株主優待が受けられるのかとおもっていたら、
会員サイトの登録の際に、優待会員に登録するメニューがあり、そこで、株主優待カードに記載されてる番号の入力を行うことで優待の権利での利用が可能になりました。
■ひらまつオンラインでの株主優待割引は最低単元100株でも20%off・・・クール便配送料金は別途かかる
実際の決済に進む前に金額を確認したら、
本体価格の¥9000円から20%offになっており、そこに消費税がかかり\7920・・・
ワイン1本あたり\1980円。
スーパーマーケットなどで手が届く人気のワインや、コストコで3千円4千円クラスの物がディスカウントで2千円強くらいになっているのと、感覚としては近く、これは買いな価格になります。
※実際には
通年クール便配送を行っているようで、配送料の1200円が(2万円以下の場合、離島など別料金あり)プラスされるので
会計金額は\9120円でした。
それでもワイン1本あたり\2280円と同様なコストパフォーマンスの範囲になります。
■発送は非常にスムーズで梱包も丁寧
というわけで、注文を行ったら(注文を行ったのは平日深夜)翌日の夕方には発送完了した旨のメールが届きまして、その翌日には商品が到着しました。段ボールで届きましたが、段ボールがオリジナルの箱なうえにブルーのカラーのデザインでおしゃれ。
早速開封。明細が入っています。
梱包は他の通販にもましてけっこう丁寧で、段ボールがよくできています。(ボトルが動かないように上から蓋をかぶせる仕様)
ボトル自体にも緩衝材がかけられています。
■手の届くセットものでも一定の品質規定や法律に基づく区画のものが
今回の中身ですが、シャンパン製法のクレマン・ド・ブルゴーニュに、ブルゴーニュの中でもお買い得な区画のあるコート・シャロネーズ地区のリュリー村の白ワイン。ボルドー付近でもしなやかなメルローなどを産出する所謂右岸の(ドルドーニュ川、ジロンド川の右岸)赤ワイン、そしておまけでフランスでもドイツに近く北東に位置するアルザス地域のシャンパン製法のクレマン・ダルザスのロゼが入っています。これは一本2000円強という価格では悪くないラインナップです。※体感として2千円台後半から3千円台で販売されることの多い品質のワインに思います。
■雑多な食事と実食
この日はマクドナルドでチキンタツタを購入したのと、スーパーの見切り品でローストビーフのサラダを購入していたので、それらと何かを開けていただこうと思いました。
この日は・・・さっそくおまけの一本だったフランスアルザス地方のスパークリングワインにして・・・後からガスを添加したとかではなく、瓶内で発行を起こして泡が発生・・・熟成期間も経てシャンパーニュ(シャンパン)のようなうま味や香ばしい香りが期待できるクレマンをいただくことにしました。
シャンパーニュ製法というだけではなく、これはロゼのタイプなので、ローストビーフなどの少しの赤身にもあうだろうとおもったところでした。
■余談ですが、冷えていないワインをアイスバケツで冷やす
画像でも写っていましたが、届いたばかりで冷やしておりませんでしたので、即席で冷やしていきます。
僕はソムリエ協会のワインエキスパート資格に加え、世界のワインの消費やワインジャーナリズム、ワイン評論の本場イギリス発信のWSET(ワイン・アンド・スピリッツエデュケーショントラスト)のワインのレベル3を持っているんですが・・・その試験の勉強過程で、スパークリングワインの冷やし方というのも筆記で書けるくらいには暗記をしましたので・・・アイスバケツを使った即席のワインの冷やしについては、結構積極的にやっていますし・・・冷やしてなくても緊急でそこまで時間をかけずにひやせますね。
でそんな勉強に苦戦した記憶の思い出話はよいとして、まずアイスバケツに氷と水を4分の3くらい入れ・・・満タンに入れるとワインボトルを入れた時点でこぼれてしまいます。
ワインボトルを入れます。うまい具合の水位になりました。より急ぎで冷やすときはボトルを回転させて温度の低下を促したりもします。
そして、数分放置(まだ完全な冷えではなさそうだけど、吹きこぼれないで済むかな・・・というくらいには冷えていたようなので抜染。・・・ちなみに全然ひえてないと吹き出してしまいます。)
■スパークリングワインの抜栓は吹き出さないように、コルクが飛び出て危険ではないか注意が必要
キャップシールをはがします。シャンパンやクレマンを含め、スパークリングワインの場合は、切れ目や明け口がついていて、それに従って簡単にキャップシールを外すことが可能な場合が多いです。
コルクを押さえている留め金を緩めて・・・(この時点でコルクが緩くて飛び出すこともしばしばあるので、上部を押さえていた方がじつは良い)コルクを押さえながら、コルクではなくボトルを回していきます。少しずつコルクがあがってきたら、ガスを少しにがしつつ開けます。本当に慎重に少しずつコルクがあがるように気を付けるとガスを少しずつ逃したりできる。
完全にガスを逃して音が鳴らないレベルまではできませんでしたが、吹き出さずに無事抜栓に成功。王冠の部分にもクレマンダルザスの表記がありますね。
注いだワインはサーモンピンクよりも少し赤身の強い感じで、ほんのり渋みの成分もあるのかな?ということを思います。
それでは、食事とともにいただきます。実際にいただいた感想としては、シャンパン製法にしては、独特のうま味や香りの香ばしさ(トーストやビスケットやブリオッシュのような香ばしさ)は少し控えめでしたが、酸が豊かで味に引き締めを与えていて、あとやっぱり色味の濃さから赤ワインにも共通するような渋みがごくほんのわずかに感じられて、お肉などとも相性はよかったと思います。
■配送料金は別にかかるものの優待割引がきけば値引きが大きく利用の価値はあり
というわけで、ワイン1本¥2000円強でそこそこ品質のワインのセットが購入できる、ひらまつオンラインの株主優待利用はなかなかよかったと思います。20%offはやはり大きく、今回急ぎでセットものだけをあさりましたが、またじっくりサイトを物色してみたいと思います。
レストランの利用についてもまた書ければと思っています。
■株価は下がることもあるので、優待めあてといえども含み損などが出ますしリスクはあります
ちなみに、良いことづくめのようなことを書きましたが、このひらまつの株のホルダーになったのはコロナ禍よりもけっこう前で、それ以前から上場廃止になる危険性がでることがあったりして購入時より株価が下がり、コロナ禍では当然宿泊や飲食店系統の銘柄ともあって、株価は暴落。
・・・もともとの単価が高くないものの下落の割合としては大きな含み損をだしていました。
最近大分株価が回復しましたが・・・下がっているときに買えればよかったと思うところもあります。・・・しかし、株主優待を目当てにして、それなりの金額の特典もうけているので、そこを考慮してホルダーでい続けています。・・・けど、飲食店銘柄はちょっと怖くて簡単に手を出さなくなりました。
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