ときどき、つくばにはコストコの利用で行くんですが、人気銘柄の取り扱いが多く、頼りになる酒屋があるので、ちょっとそのあたりのことを。美酒堂という酒屋でTX沿線に店舗があり、流山おおたかの森、守谷、研究学園そして今回行ったイオンつくば店。
母体はつくば市の旧市街地の谷田部に本店のあるスドウ酒店のようですが(そちらも季節酒の立春朝搾りの取り扱いがあり、今年うかがいました。)とにかく今人気の銘柄がきちんと取り揃えてあり、もちろん定価販売しています。
店舗は比較的新しい感じで外観はきれいです。栃木の人気銘柄の仙禽(せんきん)・・・モダンタイプとクラシックがあり、味わいは異なりますが、都内でも人気の銘柄かと思います。
和歌山の人気銘柄紀土(きっと)・・・今年2月に和歌山に出向いたんですが、現地のやや甘い雰囲気で重厚感のある銘柄が多い中、軽快な酸が持ち味で、新しいタイプのものも次々リリースする銘柄です。ときどきプレミア価格で流通していることもあります。都心でも伊勢丹新宿店とかで取り扱いがあったりしましたが、ここまでの種類はなかったと思います。
茨城にあるので、当然県内の地酒銘柄もありますが、最近人気のある県西古河市にある青木酒造の御慶事(ごけいじ)・・・最近の茨城の酒の新たな潮流ではないですが、ほどよく米の甘味がのっていて味わいもほどほどにあるタイプです。
地元の銘柄の飲み比べセットなども。
あと、全然知らなかったんですが、茨城でムーブメントになりつつあるのか、日立の森嶋酒造がここのところ良い評価を得ていて、季節の限定酒は人グループ1点までの限定がかかっていました。
↑そんな表記を見かけてしまったので、今回はこの「森嶋(美山錦)純米無濾過生」を購入しました。ここだけでの人気ではなく、東京駅グランスタにある流行りの潮流をつくっている「はせがわ酒店」でも最近取り扱いがあるのをみかけたので、事実流行しているのでしょう。その他、青森の田酒(でんしゅ)で有名な西田酒造のアルコール添加している銘柄の喜久泉(きくいずみ)も。この喜久泉吟冠(ぎんかん)は桃のような甘いフルーティーな芳香が素晴らしく、青森らしいお酒で、田酒よりも香りのすばらしさがあるのでお勧めです。
小瓶の取り扱いも充実していて、個人的にありがたいのは、越乃景虎(こしのかげとら)の本醸造生酒の取り扱いがあることが助かります。越乃景虎(こしのかげとら)そのものは、割と辛口でありながらコメのうま味がきいた、クラシックで新潟にしてはボディもしっかりあるんですが、この本醸造の生は生酒らしい生き生きした甘さと純米とは違いアルコールが添加されている分スムースで伸びが良く、するするイケる最高の酒だと思っています。通年流通しているものですが、特に夏にはお勧めです。
その他、人気の陸奥八仙(むつはっせん)や、同じ八戸酒造の現地向けのクラシック銘柄の陸奥男山(むつおとこやま)などの取り扱いも。これ以外にも日本名門酒会(にほんめいもんしゅかい=早くから地酒を全国に流通させてきた組織)が流通させている、全国の人気銘柄が多数取り扱いあり・・・百貨店と古くからの個人経営の酒屋のハイブリッドみたいな品ぞろえです。
日本酒がメインですが、ワインの取り扱いも・・・コストパフォーマンスの良いデイリーラインが中心であります。
イオン系列の中にあるお店なので、d払いが使えないのは残念ですが、クレジット決済はしっかり使えますので、お得にお買い物もできます。
都心の百貨店と、先日書きました酒のなべだな(キャッシュレス決済も色々使える酒のなべだな(千葉県印西市)は人気の日本酒銘柄取り扱いが豊富でおすすめ 5月 24, 2023)とここがあれば、おおよその目的とする日本酒は手に入るので、バランスよく使っています。守谷や流山おおたかの森のお店にはいったことがないので、こんどはそちらも覗いてみたいと思います。
また、スドウ酒店にもいったことがあるんですが、そちらにもまたうかがってみたいと思います。
夏にむけて暑くなる時期は一般的に日本酒の消費って落ち込むらしいんですが、夏も生酒などおいしい日本酒が季節に合わせてリリースされるので、もっと日本酒を楽しむ人が増えたらいいなと思うのと、個人的には赤ワインなどがきつくなるので、夏は色味のない白ワインや日本酒を飲む機会が増えます。
というわけで、また別のお店に訪れたり、気になる銘柄をみつけたらここでも投稿すると思います。
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