ロピアはワインの安さだけでなく、品ぞろえセンスも一目置ける・・・けど現金払いのみ・・・

JR松戸駅が最寄りの元伊勢丹松戸店だった商業ビル、現在のキテミテマツドの地下に入店しているロピア。


ロピア自体は近隣でもロードサイドだと国道16号沿いの柏付近や、国道6号の南柏付近(多分流山)、印西市、それから一度船橋のららぽーとに足を延ばした時にもあって、食品が凄く安くて驚きましたが、実際人気があるスーパーでいつも集客が多くてレジも混雑している印象があります。

松戸の場合はテナントの地下に入館していて・・・かつては伊勢丹のデパ地下だったフロアーのほとんどの面積を利用していて非常に大きい印象です。
そして、忘れてはいけないのは、食料品全般も安いんですけど、お酒も安いです。ワインをざっとみてみると格安の域に入るかと思います。
ベンチマークというか基準木にしているブルゴーニュワインのスタンダードのルイジャドも・・・今や定価が\4000円超えましたが何とか3千円台に保たれていたり。
お隣のルイラトゥールのブルゴーニュも聖子三で\3000円を切っています。(ルイラトゥールは会員になっているならコストコだとまだ\2000円きってたりもしますし、ドン・キホーテなどでも安めに出ていることがありますが)

その隣のフランスアルザス地方のトップ生産者の一つとリンバックも¥2500円を下回っていて(・・・というか、エノテカの輸入するワインは本体では定価でこれも3千円以上するし、絶対よそで買った方が安い。)
更に値段が高騰しはじまっているブルゴーニュの北限にある辛口白ワインの定番シャブリも2千円を下回るものもあります。
このシャブリはインポートは重松貿易で格安で・・・やっぱりジャパンミートとか似たようなお店に卸しているメーカーですね。
陰干しブドウを使った北イタリアヴェネト州の世界的人気も高いアマローネ(陰干しして穂s微ブドウの状態で糖度を高めたブドウで仕込んだ製法)も2千円台前半は凄い・・・本格的なものは1万円くらいの相場、有料生産者で求めやすいものでも8000円とか6千円、格安生産者とかのものでも4千円から5千円くらいの価格はします。
このアマローネ、インポートはオーバー・シーズなのでカルディ系列ですね。
驚くのはボージョレ地区(新種のヌーヴォーが有名ですが、普通に熟成してからリリースさるワインも世界的人気が高くおいしいです)の特に優良な村でつくられるワインや、ブルゴーニュの中でもナポレオン時代から愛されているジュヴレ・シャンベルタンの村の物など・・・格安スーパーでこれ置くの?的なものも置いています。しかも、価格も割と良心的平均価格を数百円は下回っていそうです。
アメリカのブランドワインも並んでいる。カリフォルニアのロマネコンティといわれるような(事実ロマネコンティのクローンの台木を使っているワイナリーだったかと思う)カレラの日本向けのジェンセンセレクションなども4千円ほど・・・昔は3千円台とかで買えることが当たり前でしたが、今5千円を超えているようなので、やはり安い。
お隣の、カリフォルニアワインの中でも同じくフランスブルゴーニュ地区のようなテイストが得意なオー・ボン・クリマのシリーズ(これは日本向けのツバキラベル)も3千円強とまあまあ安い。
オーストラリアのスパークリングワインで、軽めのシャンパーニュに近いようなスパークリングを生産するタルターニ(Tのマークのワイン)や、右隣はイタリアのシャンパーニュ製法のブランドスパークリングワインのフランチャコルタも2千円台は破格です。(フランチャコルタはやっぱり安くても5千円とかはするのが相場かと思います。)
フランチャコルタは東京ヨーロッパ貿易がインポーターなので=成城石井ですが・・・もともとフランチャコルタとしても2千円台で安く出ていますが、ここでも損はありませんし、フランチャコルタを置いているということがセンスがあるように思います。ここ、高級スーパーではなくて、格安スーパーですから。
以前、ヤオコーの2割引きデーの記事(ヤオコーワイン20%offに出勤前に滑り込む 6月 10, 2023)でも散々ご紹介したチリのプレミアムワイン生産者エラスリスのデイリーラインのものもやはり安い。
ニュージーランドのピノノワールで¥1000円ほどというのも・・・ちょっと驚愕というか・・・新しい産地でもニュージーランドは大体安くて2千円前後、千円台でももっと安く生産できるブドウ品種がかろうじてある中で、生産が難しくコストが高いピノ・ノワール種のワインがこの価格。
インポーターもこれはヴィレッジセラーズ?かな。評価は悪くない輸入商かと思います。
その他、大手が輸入しているのでドラッグストアーとか格安スーパーにもよくならんでいるカッシェロのシリーズもスパークリングワインでぐらすせっとがおいているあたり・・・そのセンスに驚きます。
イタリアでボルドーワインのスタイルで成功している、いわゆるスーパートスカーナ的なつくりのお手頃ワインモンテ・アンティコも大体2千円くらいはするところ千円半ばをきっているので安いですね。
それから、日本人だと・・・90年代・・・故川島なお美女史が活躍したワインブーム時代・・・同じくテレビ放送でもありましたが、「失楽園」で登場してよりメジャーになっていたシャトーマルゴーのあるボルドー地方マルゴー村で生産されるワインも3千円は破格目です。(マルゴー村のワインは一番安くて5千円くらい・・・まっとうな格付けのワインだと1万円からという感じです。)
インポートはアサヒビールですね。大手スーパーなどにもならんでいるものかもしれません。
その他お酒と並んでイベリコ豚のパテの缶詰が並んでいたり・・・やっぱり単なる格安スーパーとしては展開が面白いです。

お酒以外でも、お店を出ようかと進む中いろいろめについてしまうんですが、チーズもけっこう安く並んでいることがあってここは要チェックですね。これはパストリゼ(殺菌処理)されてナチュラルではないものでしょうけど、カマンベールチーズで3個セットでも安いと思います。
単体よりセットの方が、10円以上安いので、これは日持ちするでしょうからセットで買うのがいいでしょうね。
ハードタイプのナチュラルーチーズも安いです。
ダイスカットのコンテチーズも100円以上よそより安いんではないでしょうか。
アオカビのゴルゴンゾーラチーズも500円くらいは安いです・・・安くて800円とかから1000円以上することが多いと思います。
ルスティックブリーも安い定番ではありますが、普通に安い範疇の価格ですね。
あと、この日買いませんでしたが・・・オイコスが安すぎる・・・冷蔵品は思い付きで予定があるときに買えないのが難です。
フォロのドレッシングも¥400円ほどは安いのではないでしょうか。久しぶりにこんどかってみようかな。


と、ワインを含めたアルコールのコーナーを久しぶりにチェックしてまわっていたんですが、(この日歯医者の予約の待ち時間があったので、ちょうど時間つぶしでもあった。)思わず素通りするつもりだった食料品のコーナーでも通過するだけでも目を奪われていますが・・・レジまで進むと現実に戻されるのがこのロピアの惨忍なところです。
そうなんです、ロピアは現金ばらいしかできないので、キャッシュレス非対応です。この松戸店も以前はpaypayが使えていた時期もありましたが、本当に現金オンリーです。まあ、これだけ安くやられていますから、キャッシュレス関連の手数料をお店が支払っているわけにもいかないんでしょうけど・・・


けど、お酒とかは金額が4桁以上になりますし、少しまとめて買うと数円円から1万円とかにもなりますからね・・・現金払いはきついなと思うのです。

この日だと、予定もあったのでワイン買っていませんが、1000円ほどで買えるニュージーランドのピノノワールのワインだとか、2000円強のアマローネのワインだとかそういうのをスポットで買うにはいいんですけど・・・コストコのようにときどき訪れてまとめ買いは・・・できないですね。


いつもニコニコ現金払いという方には非常におすすめですが、これが残念なところです。


以前ららぽーとのお店に行ったときは例外的にキャッシュレス対応していた気がしますが・・・我が家からは遠いので、そちらには何かほかに特別な用事がないと行かないですし。(以前はららぽーとでpaypayの還元キャンペーンが大きかったのでそちらを利用した。ロピアは対象外だったと思うけど。)
あとは、安さで言うと・・・絶対にこの手の格安系のお店で安くないのは日本酒や焼酎。これらは基本的に定価売り(大容量のパック酒とかペットボトル焼酎とかは除く)が基本なので、割を食っていることが多いのですが、安さとは別に驚くことが・・・
それは人気地酒銘柄「いずみ橋」(神奈川県の地酒米柄ですが、つくりにこだわり、都内の伊勢丹などにも並んでいたり、日本酒意識高い勢にも人気の本格地酒銘柄)のロピア限定のものがあったこと。
価格勝負できない日本酒のジャンルで、人気銘柄のPB(プライベートブランド)や専売の商品をつくって並べているということは・・・優位性があるし、やっぱりただお酒を並べているというわけではなくて、ワインの品ぞろえでもそうですが、一目置く商品セレクトのセンスがあると思いました。


でもなあ・・・やっぱり現金払いはキャッシュレス派にとっては・・・利用が厳しいところがあります。

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