LCC高松経由で行く岡山旅行ep.07「瀬戸大橋で高松に戻って最後の…シメ」

 今回の旅、岡山に向かいましたが、LCCで安く行くために(高松自体が好きなのと、瀬戸大橋渡りたかったのも理由としてはある)高松空港経由で瀬戸大橋を渡って行きましたが…当然帰りは逆。

瀬戸大橋を渡って高松に戻り、高松市内から空港までの移動も考えると、倉敷での滞在時間は午後遅くまで居られない感じで15:00過ぎには倉敷駅から岡山に向かう山陽本線に乗り込みました。
20分くらいで岡山に到着。そして、到着10分後くらいで高松行きのマリンライナーがあったのでそちらに乗車。急ぎでしたが、倉敷も高松もIC乗車券で乗り降りできるので、モバイルSuicaのチャージすらしてあれば、切符の購入時間など不要で、こんな急ぎの旅にも助かります。
さて、マリンライナー。瀬戸大橋を渡る人たちだけでなく、付近の停車駅利用者の乗車も多く、座席は満席とまではいきませんが、そこそこ埋まった感じですね。窓の日除けも下されまくってましたが、景色を見たいので開けました。
途中駅では次々に人が降りていって岡山から離れると乗客がだいぶ減ったように思います。そして、今度は行きと反対側の席(岡山出発で進行方向左側、高松側からだと右側にあたるので行きと反対側)に陣取り瀬戸大橋も違う景色を見ました。

行きと帰りの座席位置は正解だったように思います。
坂出などでも結構な人が降りて行き、マリンライナー最高速の区間に入りあっという間に高松に戻ってきました。50分かかるかどうかですが、瀬戸大橋の景色なども見つつあっという間。
マリンライナーを降りたのは16:40頃です。
桃太郎のモチーフも。岡山に旅してきたこと…というか岡山旅は終わったんだなと思います。
さて、マリンライナーを降りたら…まだやることが。高松空港からのフライトに合わせてリムジンバスに乗り込むことを考えると、少し早めのバスを選んで18:00前くらいに高松市内を出る便になりたいですが1時間半くらいは持ち時間が有る。
とりあえず高松駅の改札を出ます。このようにICカード乗車券に対応した改札は端にある2つだけ。
改札を出ると四国高松に帰ってきた感が…3度目の高松なので、地元でもないのに戻ってきた感は勝手に感じます。
一昨年旅した佐川の町のポスターなども見かけたのも、やはり朝ドラの影響でしょう。
そして、慣れた手つきで高松駅を後に。
まずはうどんを一杯。高松駅の至近だ早い時間とか昼間も空いてるうどん屋は、このめりけんやなので…毎回利用している。
すだちを使ったものもおいしそうだけど、年始に徳島に旅をして美味しいと思った鳴門のワカメが入っているものが食べたく、そちらを頼む。
うどんだけにしようと思ったのに、県産の椎茸だの天ぷらが美味しそうだったのでそれも頼みます。

いやー、やっぱり鳴門のわかめも美味しいし、本場のうどんはいつ食べても美味いです。いつか高松はまた観光に来て行ったことのないうどん屋などにもいってみたいです。
さて、うどんは食べるにしてもファストフード的に早く食べられるのもメリット。先を急ぎます。
兵庫町の商店街まで出ます。リムジンバスのバス停も兵庫町にあるので…初めての高松ステイの時はリーガゼストホテルに泊まり、その目の前が兵庫町のバス停だったのもあり、場所はよく把握している。

このあてりでシメに入ることに。
商店街の入り口脇を少し入った辺りにある日本酒バーことこさんに。兵庫町のバス停からも程近いのも安心。
こちらは日本酒が手軽な価格でいただけるので、初めての高松ステイの時にも利用しました。

実はここで岡山は倉敷の日本酒バー粋酔日(すいようび)についても臨席したお客さんに教えてもらって今回行くことになったのです。
さて、今日はランチの寿司屋以外ではお酒はいただいていないので、エンプティ状態ということで、飲み比べのセットからチョイス。

やっぱり少量でいろいろ頂けるのは有り難いですね。

最初のチョイスは、やっぱり生酒も入れたくて、ご当地香川の川辺酒造の讃美。讃岐産の山田錦が使われたもの。フレッシュに頂けます。

香川で一番普及しているのはやっぱり金比羅山の御神酒でもある金陵で間違い無いと思いますが、この川辺酒造や綾菊酒造あたりが、手に入る中では少しこだわりのあるコンセプトの酒を使っているイメージです。

そして、岡山よりは酒は辛口に思います。この辺の酒の質の違いでも地域の移動してきたんだなと思います。

酔鯨は高知の酒で県外からの需要の高い酒。やはり四国の淡麗辛口の本場にあって辛口ですが、ボディはそこそこにあるというタイプ。伸びの良い酸などもありますが、違う酒のタイプを飲み比べるとボディの豊かさが目立ちます。

安芸虎は高知の安芸の酒でとにかく本場高知を思わせる辛口な酒のイメージ。これは活性薄濁りで生酒なので、酒粕感というかそう言った甘味も感じますがやはりスッキリ。濁り酒も夏にはいいですね。

この時17:00過ぎ。
そして、飲み比べはもう一回転。香川や四国の酒もいただいたし、次はとくにくくりなく気になったものをいただきます。

一番左は愛媛宇和島の酒。企業組合による酒でNASSO(なっそ)とありますが、オッサンメイドと書かれているように、NASSOを反対から読むとオッサン、現地の方言で「なんで?」と言う意味合いもあるそう。

すごく白濁したどぶろくのような酒に見えますが、ものすごくドライ。見た目と違って驚きます。スターターではなくて途中にいただいたのは良かったかもしれません。


真ん中は長州は下関の酒、TENBI天美の純米吟醸。モダンで元気なフルーティーさもありつつ、伸びの良い酸もあってそこは山陽路の坂を思わせます。

そして、飛露喜…正直自分の味覚の印象に残るほど、これまでじっくりいただく機会がなかったのと、比較対象としても東日本の酒も…と思ってオーダー。

これは特別純米ですが、香りがすごくするタイプではなく、そして飲み口はドライで…東日本の人間が想像するタイプの淡麗辛口ですね。スタンダードに感じるのはやはり東の人間だからでしょうか。


福島も昨年会津若松に行ってみて知りましたが会津にものすごい数の酒造がひしめき合ってますが、現地でしか飲めないものや入手が簡単でないものなどもあり、酒の探訪は課題に思っています。
さて、このあたりで17:30なので高松空港に向かうリムジンバスな時間も鑑み、本当のラスト一杯。香川のプレミア酒になっている誉凱陣(よろこびがいじん)をつくる丸尾酒造の醸す凱陣。
誉凱陣と何がちがうのか聞いてみると、火入れ処理の違いで名称が変わるらしい。前回初めてここに来た時は、誉凱陣セットを頼んで飲みましたので、こんどはこちらを。

誉凱陣セットを、頼んだ時は臨席したお客さんから「これを頼むってことは県外の方ですか?」と言われたくらい、ご当地名物的存在の酒。

そして、ここで初めて香川の郷土料理のしょうゆ豆も頂き…これに感動してしまい暫く自宅に常備していた時期もありましたが、今日のしょうゆ豆はピーナッツしょうゆ豆…ということで頼まないわけにいきません。

凱陣は飛露喜の後にいただいたこともありますが、ほの甘口吟醸香もバランスよく香りが立ち、少しだけ派手なイメージ。しょうゆ豆のほの甘辛い感じともよくマッチして…この旅が終わる。。。というシメに相応しい感覚に包まれました。
ピーナッツしょうゆ豆も美味しく、やはりそら豆は皮がある分少し食感が強いんですが、こちらは柔らかく、小ぶりでさらに食べやすく少しライトな感覚。

お酒の当てにする人からするとそら豆も大アリなんですが、万人にと言うとこのピーナッツしょうゆ豆の方が向くかもしれません。お子様でもある程度食べられるんではないかなと。

これは気になったので空港かアンテナショップなどで手に入るなら買ってみたいと思いました。

実はこのタイミングで昨年の正月明けにご一緒して、倉敷の日本酒バー粋酔日を教えていただいた方にも再開したり、

今回は時間がなくて食べる機会がありませんでしたが、香川のご当地料理のあんもち雑煮が美味しいと言う話をしたら、隣の方が餅を作っている方で時々菓子作りのワークショップなども開催されている話をしたりなど…短い滞在ながら、やはり濃密な時間なのでした。
さて、高松空港に向かうリムジンバスの時間も近づいたので店を後にし、バス停へ。商店街の出口も程近く、バス停も信号を渡ればすぐの距離。
さて、兵庫町のバス停につくこと17:53分頃。高松発のジェットスターは空港の中でも一番最後の出発便。リムジンバスはやはり飛行機の便に合わせて運行されてるので、ジェットスターに乗るためのリムジンバスは18:30頃なんですが、一つ前の時間帯で余裕を持って空港入りを目指します。
昨年年始に泊まったリーガゼストホテルの目の前です。
この時間帯混雑し眼帯のようでリムジンバスの時刻表をみたら…この時期だと17:52,55,58と小刻みに便があった模様。

最初に来たバスは数人乗り込んだら満席になり、一瞬焦りましたが、並んでいる人たちが運転手に声をかけられて普通に待っているので、次の便がすぐ来ることに気がつきました。
数分待つと次の便が。
先ほどのバスと違って乗客はそんなにおらず無事に乗り込みます。
さて、あとは40分くらいやられて高松空港に着く段です。
およそ予定通り18:40頃に空港に到着。余裕を持っているので他の乗客が降りてから最後の方に出ました。ジェットスターの前にはレガシーキャリアのANAや JALの便が順に出発するのでここが一番混雑するのでしょう。
高台にある高松空港も夕暮れの中。
リムジンバスを降りたら、まずやることは荷物を完成させて機内預け入れにすること。そうです、飛行機だとLCCは追加料金取られたり、行きは急ぎたくて空海での預け入れやら、到着地での荷物を待つのが嫌なので、空のボストンバッグをひとつ忍ばせてありましたが、

帰路は空のボストンバッグにお土産や使い終わったアメニティやら着替えを入れて預け入れることにしています。
荷物の完成…というのは空港内で最終的なお土産の購入をするからです。

ただ、既に預け入れの荷物は重たいですし、早く買い物を済ませて荷物を預けて身軽になりたいので善は急げ。
香川を含めた四国の酒もある程度豊富な空港内。国重の季節種があったのでそれを購入。
これは高知の桂浜を◯タゴニア風にもじったTシャツ…うどん県がらみのものも結構あったと思いますが、ここに目を奪われている場合ではありません。
急いで見て回る中で、絶対的に目に焼き付いたのが…酒に合ううどん…嘘かまことか気になりすぎたのでカゴにインしました。
空港内のベンチはうどんのデザイン使用。いくつか購入したお土産を詰め直してジェットスターのカウンターに向かいます。
お土産は広い売り場は2階ですがカウンターは一階。そしてジェットスターだけは離れて奥の方にあります、
ここも近年預け入れのバゲージタグは自分で手続きして貼り付けてから預けるスタイルに。
タグの発行メニューに進みます。
ネットチェックインとはまた別の手続きなので多少不安はありますが、事前に支払いを済ませている個数を選びます。

事前支払いの方が当然預け入れ荷物の料金も安いです。
危険物が入っていないかの確認。
最近はスマートバッグ(バッテリー一体型のキャリーケース)があるようで他のエアラインでも注意喚起がなされていました。
バッテリーがらみは発火の危険性があるから間違っても預け入れにはできないので、モバイルバッテリーなどは必ず手元にあることを念を押して自分も確認しています。
そして。タグの印刷。
タグが出てきました。海外に行った時などもそうなんですけど、付け方に慣れていなくていつも不安に。
ひとまずタグを取り出したら、この時は横に空港スタッフがいてすぐに取り付けてくれました。
あとは重量を測り、中身の検査を受けて預け入れ完了です。
重量は7.8キロもあり一瞬焦りましたが、手荷物が7キロまで、預け入れは確か15キロまででした。
重量を図られている荷物。
そして、壊れやすいものがないかなどを確認され…いつも酒どころを巡る旅で酒瓶が入るので手続きしますが、壊れやすいものが入っているタグをつけてもらうのと、壊れても保証ができないことに同意する署名をします。
そして、預け入れ荷物の保安チェックを済ませて問題はなく。
これにて預け入れは完了して身軽に。
ここで19:10分。搭乗時刻は20:10になっているのでまだ1時間あります。
夏の夕暮れはまだゆっくり。
高松市内も見下ろせます。瀬戸内海も見えます。また高松に来たいと思わせられます。
そして、うどんなどを最後にダメ押しで食べようかと思うんですが、人気店は売り切れ閉店。
いつも行く一階のうどん屋はまだ空いてそうだけど、まず2階の空いているレストランへ。
スタンダードなメニューが並びます。
お酒もオリーブ酵母を使ったものなどオンリスト。
うどんも色々あります。
なぜここにきたかというと、綾菊が飲めるからです。一階のうどん屋は金陵柄小瓶で提供されているのをしっていて、いつもそれをいただいていたので今回は綾菊を。
夕暮れと共に盃を傾けます。
うどんは四国らしくじゃこ天うどんをいただく。
が、ここからが本当のフィナーレ。コロナの影響のある時期などは、このはやしや製麺所くらいしか納めの時間に空いておらずやむなくここに来ていましたが、うどんの美味しさはもちろん…あと、ある香川のご当地料理がある。
うどんのメニューはシンプルに。
そして。並びます。以前はここしか空いていなくて激しく混雑していることが多かったですけど、混雑しているにしても、まだ座れる席は余裕である感じでした。
ラストオーダーが遅いので一番遅い便でも利用できます。
神棚やサイン色紙などが飾ってありますが、入り口のシンプルさなども含めて小綺麗な店内。
そして、ここの目的の一つはおでんです。
この時間だいぶ少なくなっていましたが、ご当地のおでんだと言うことを最初は知りませんでした。
そして、うどんは茹で時間がかかるので、魚会計をしておでんから食べていきます。
そうです、高松風おでんは味噌でいただきます。これはなかなか美味しい。味噌のスタイルも讃岐風。
そして、うどんが出てきました。こしもありますが適度な柔らかさや歯応えがあり、やはり本場の讃岐うどんはいくらでも食べられます。
お醤油のメーカーもチェック。
と、十二分に腹ごしらえとシメのお酒もいただき、搭乗手続きに向けて動き出します。
お土産の買い忘れがないか一応チェック。
そして、毎回忘れるんだけど高松空港の出汁の出る蛇口があることを思い出す。
カードラウンジもありましたが、いつもうどんを食べて締めるのに必死で今回初めて存在に気がつきましたが、もう時間はありません。
で、うどん出汁なら蛇口は冷たいのは既に準備中。

もう一方にも向かってみますが終了していました、これはいつかまた高松に来たらリベンジかな。
そして、保安検査に…これまでここも長蛇の列になっていることが多かったですが、ガラガラ。以下のように乗り込む便もガラガラなんだろうか。
無事に保安検査を通過していきます。
なんやかやで手荷物も少しお土産など入り、窮屈になっている。

保安検査を抜けた辺りに見送りの人と通話できるインターホンがあるのはいつも気になります。この時間誰もいない。
そして、保安検査後の売店でさぬきビール(ケルシュ)を購入し…機内には持ち込めませんから、飲み切りますよ。
そして、搭乗時間になります。思ったより乗り込む人はいる。
こんな注意喚起もありますが、高松から沖縄や奄美に行けるんですね。
また通路側なので搭乗順は最後の方ですが、すぐに全員搭乗の案内になりました。
本当に最終便です。
さて、飛行機に乗ってしまえはあっという間。
高松ともこれでお別れです。
で、直前迄飲んでいたので、トイレに行きたくなり、すぐさまトイレに。いつも国内線ではトイレに行かないので、ジェットスターのギャレーを、みるのは初めてでした。
すぐにシートベルト着用サインが出ますが…機内はほどほどに混雑してますね。保安検査が空いていたのはANAやJALが空いていたからでしょう。
そして、時間ぴったりに出発。
あっという間に成田です。
沖どめなのでバスでゲートまで移動。
ありがとうジェットスター。
バスに乗り込みあっという間に空港。
やはりは殺伐とした第3ターミナル。帰路は高いところを通らずに地上一階を、まっすく進みます。
今回預け入れの荷物があるのでコンベアの前で待つことに。
ほぼ先頭で荷物が出てきてすぐにピックアップ。
早めに第3ターミナルを出られました。
ターミナルバスを利用しますが、第二ターミナル行きは満員電車乗れず。
しかし、次の第1ターミナル行きも第二ターミナル経由なのですぐに乗車。
本当に今回早く空港内の移動ができている。
第二ターミナルに到着。
一目散に地下の電車の駅へ。
エスカレーターを降りて
右に折れて折り返すと改札。
Suicaで入場。
更に京成利用だと更に改札を抜ける。
間も無く到着した電車に乗れて、実はいつもより早い。
そして京成成田で下車。
本当に最短記録かも。この時間電車一本のがすとすごく待ちます。いつもはだいたい次の電車です。
というわけで、京成成田駅を出ます。
今度は少し離れているJRの成田駅に。
いつも気になるのは途中にあるたこ焼き屋など、
最近はバーや飲み屋もできた。
そしてJRの成田駅に、
本当は空港からJR東日本の列車があればいいんですけど、すごく本数が少ないので、成田駅までは必ず京成を利用することになります。
しかし、早めの電車でここまで来れても、常磐線方面に戻る成田線は本数がなく、やっぱり終電。
かなり待って成田線に乗り込む。
健康診断も控えているから、度数の低いチューハイで乾杯して帰宅します。、
お疲れの方もいたようで…この後無事に帰宅することができました。

と言うわけで、高松経由だと最後までやり切る旅になりました。


入院もあってしばらく旅はできないので思い切りましたが…LCC様々で安く旅ができています。

また、秋か冬頃に時間が取れればどこかにいきたいですけど、それはかなうでしょうか。



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