鼻中隔湾曲症ep.05「初診から半年検体検査X線撮影心電図と看護面談」

少し間が空きましたが、前回は4月に慈恵医大病院を受診し「副鼻腔炎・鼻中隔耳鼻」の診療項目で診察・・・手術を受けることが決まり、その場で手術日を決定。

簡単な手術に向けたアンケートなどに答えて、そこから先の受診スケジュールを提示・予約してもらったところでした。

前回の内容については(鼻中隔湾曲症ep.04「3か月待ちで専門外来の受診」 7月 05, 2023)の記事を参照ください。


4月の次の予定が7月の末だったので、大分間が空きました。大学病院の受診ってやっぱり予約を取ることが困難なので、このくらい待たなくてはなりません。

そして、今回のスケジュールは検体検査(採血などの検査)、一般撮影(X線撮影)、心電図、看護面談1と予約表にありました。

検体検査:時間未定

一般撮影:フリー枠

心電図:時間未定

看護面談1:12:30~13:00

といったように予約表には記載されていて、赤ボールペンで予約表が出力されたときに「11:00頃おこし下さい」と前回の担当の方が記入していてくれたので、11:00を目安に慈恵医大病院に向かいます。


それにしても、(鼻中隔湾曲症ep.04.1「事前準備の一環で歯科受診で虫歯発覚」 7月 06, 2023)でも書きましたが、入院にともない口腔内の状態をよくしておかなくてはならず、歯科受診で虫歯の治療などは済ませておかなければならず、かかりつけの歯科医で歯の検診とクリーニングを受けたところ、虫歯が発覚、治療が必要になったわけですが、


担当の歯科医師と僕の公休日の都合があわなかったり、通っている歯科医師もそこそこ人気のある医院のようで、次の予約を取る日程でかなり苦慮しました・・・その結果、この慈恵医大病院の受信日しか都合が合わず・・・この日の夕方に歯科医師の予約をいれていたのでした。

※後日追記:全身麻酔で鼻中隔湾曲症の手術を行った後、手術部位が口などの神経にも影響する部位だからかと思いますが、上あごを中心として歯の神経にも影響が出るのか、歯の痛みとか出ます。やっぱり事前治療はかなりしっかりやったほうが良いと思います。)


そんな事情もあって、慈恵医大病院でのいくつかの検査が時間未定だとかフリー枠・・・とあって、前回までに検査を受けた感じだと、少し待てば検査は受けられる感じな気もしていましたが、何かの検査だけすごく時間がかかったりして、歯科医師の受診に間に合わなくなるのもな・・・と考えて、10時過ぎくらいには慈恵医大にいって、早めに検査を受けられるのならばそうしたいと考えたのでした。

と、いうわけで常磐線の我が家から地下鉄に乗り換えて慈恵医大に向かうんですが、微妙に通勤時間帯になりました。
たまたま地下鉄直通のロマンスカーなどにも出会いましたが、これも通勤のために運行しているものですね。とにかくそんな時間帯に向かいました。
新橋からバスに乗るとかでもいいんですが、やっぱり一番近い最寄り駅の都営三田線御成門駅からが楽だし早いですね。
もう、慈恵医大病院に行くのは4回目にもなるので、何の迷いもありません。
googleマップの検索を使うと、慈恵医大病院の正面口から入るように案内されて、遠回りになったり、地下鉄出口の後ろ方向に向かったりでわかりづらいですが、
慈恵医大方面のA5出口を出たら、そのまままっすぐ進むのが早いです。
途中道路沿いに、イタリアワインのお店があって、ワイン好きな人には目につきます。
ここはいずれ手術後に健康になったら来てみたい感じです。・・・話がそれましたが、ここで中間手前くらい。
そして、芝郵便局が見えてくるので、
郵便局の先を左に折れます。
そうすると、慈恵医大病院の正面口とは反対からアプローチする形になります。
郵便局をおれてすぐに病院がみえてきます。
この道の途中に入り口専用の新橋口があるので、そちらから入ることができます。
警備員の方がいつも一人たっていますが、地下鉄から向かうなら絶対こちらの新橋側の入り口が近いです。

コロナの規制は世間的にはゆるくなりましたが、こちらは病院施設ですので、当然消毒検温などは必須。マスクも医療機関ですので当然。検温したら、注意書きを書いた紙を手に取って受付に提出するのは今まで通りです。
そして、自動受付機での受付。予約表(右上にバーコードがある)か、診察券のバーコードをかざすと受付画面に進めます。
診察券ももちろんもっているんですが、なんだかいつも不安で予約表のバーコードで読み取りをしていますが、予約通りの診療内容が出てきます。ので、受付するボタンを押します。
すると、受付票が印刷されて出てきます。
画面の指示通りに受付票を受け取ります。
もう慣れましたけど、受付票やら検温時の注意書きの紙やら、途中で様々な紙をもらったりして院内を移動するので、基本的にこのクリアファイルにそれらを挟んで受付で提出、移動時にも持ち歩いて最後の会計まで一緒に過ごします。
ちなみに、印刷された受付票の内容を確認したら、予定通り、検体検査、一般撮影、心電図、とあり、その次に前回の予約表にはなかった「薬剤部 常用薬確認」という項目が加わっているし、「11時頃お越しください」と案内があったので少し早く来たとはいっても10:20分頃に受付をした時点で、この「薬剤部 常用薬確認」という項目の予定時刻が10:15分で印刷されていたので・・・「これ大丈夫かな?」という一抹の不安がありましたが、ひとまず指示通り検査項目から受診していくことに。
そして、検体検査(血液検査)などは前回までにも受けているので2階(2A)の窓口にということは分かっていて、場所も知っているので、エスカレーターを上ってすぐの場所に迷わず向かいます。
で、受付機があるんですが、事務員の方がたっているので、受付票を渡したところ・・・秒で検尿用のカップを渡されました。

検尿があるつもりがなかったので一瞬「えっ?」っていう感じでしたが、表情をみてとってすぐさま事務員の方から「検尿今は取れそうにないですか?」と聞かれて・・・一瞬よくわからず・・・数秒してから「検尿が必要で、今できるかできないかを聞かれているのか」という理解に至り「大丈夫ですできます!」と返事をした感じになりました。

一応・・・何も食事などはしないようにしてきましたが、検尿があるならば検尿も検査項目に記載していただけていれば、この朝の頭の働かない状況でよく理解できていなかったこともなかったでしょう。

・・・で、唐突に検尿用の紙コップを受け取ったはいいんですが・・・これ一体どこに出すのかわからずに、再び事務員の方に聞くと、「そこの採尿室です」と言われ、
トイレもありますが、受付の横に「採尿室」がありました。この中もトイレと同じ施設になっていて、採尿した後のカップを置く窓口があってそちらに提出します。
そして、再び事務員の方に声をかけると・・・「X線検査に進んでもいいんですが、献血の順番が早めに呼ばれそうなので、こちらでお待ちください。」と言われる。採尿のカップを渡された時点で献血の整理券もひかれていました。

以前の検査では、献血ブースが混雑していて、先にCTスキャンとかを受けに行ったりしましたが、その時の状況で事務員の方が上手に判断してどの検査からかを誘導していただけるのは非常に助かるところです。
以前の検査の時にも書きましたが、採血ブースは大規模な携帯ショップのようにブースが10数とならんでいて、そこで採血をしていきます。自分の番号が近づくと、このブースのある部屋の席でお待ちくださいといった案内が、電光掲示板に表示されるので、ブースのある部屋の中の椅子で待ちます。

間もなく、順番になり、採血なんですが・・・大体採血って採血用の試験管みたいなものにせいぜい3本くらい採血する感じですが、この検査では5本だか6本だか多い本数の試験管が運ばれてきて「え?こんな本数分採血するんだろうか?」と思ったら、案の定すべての試験管分採血しました。

なので、少し採血時間もかかりました。
そのあとは、2Aの受付の先を左に曲がって進んだ個所にある2Jのブースで受付をして心電図になりました。
奥が受付で、ガラスで囲われているエリアが心電図室の前で、待っている椅子もあります。
というわけで、心電図を受けます。・・・生まれつき心臓の電気信号の流れる向きが曲がっているらしく心電図では「右心房ブロック」とかそういった診断がでることも多いので(精密検査も受けていますが、生まれつきのもので心配はないことは確認しています。)・・・またそんな結果がでるかな?なんておもいつつ結果は看護師面談で示されることになります。
次は少し戻って、2C受付にてX線検査を受けます。最初の受付でもらった番号札のバーコードを読み込ませると受付が完了する仕組みになっています。
バーコードの読み込みが反応しやすい位置とそうでない位置があるらしく、読み込みに少しだけ苦戦しましたが、バーコードの印刷部分ずらしながら様子を見たらバーコードが読み取られました。
本当に受付が済んだのか謎でしたが、自分の番号が電光掲示板に表示されて順番に案内されるので、番号が出ていれば受付がうまくいったと確認できます。

やっぱりバーコードの読み取りがうまくできずに事務員の方を呼び出しているご高齢の方もいましたが、これは致し方ないところもあるかなと。
X線の部屋の前で待ちますが、10分も待たずに順番が回ってきて、部屋に入ります。「X線更衣室」とありますが、この扉の向こうは名前の通り更衣室になっていて、上着とかを脱いで、上半身は白いTシャツのみでアクセサリーなどなしの状態にして、もう一つ奥の扉を進むとX線診療室になります。
今回は背面からの撮影と、横を向いての撮影をしました。ここで検査は終わるので、あとは看護面談などの予定。この時11:06分だったので、検査自体はスムーズに30分強で終わりました。夕方の歯科医院の受診に間に合わないような心配はなくなりました。

・・・と、ともに最初の受付を済ませて受付票に記載された「薬剤部 常用薬確認」という項目の予定時刻が10:15分で印刷されていたこともあったので、事務員の方に聞くと「このまま1Jエリアに向かってください」ということで、1階に戻り、受付の横にある1Jサポートエリアに。
ここは、前回も来ましたが入院の手続きなどについてをサポートするエリアです。
ここでの受付を済ませると、「常備薬確認」「手術ケアセンター」という二つの番号カードが出てきました。銀行の窓口のように番号が表示されたらカウンターに出向く感じですが、2つ番号が重ならないか少し不安をもちつつ、
事前に血圧の測定と、
身長体重の測定を済ませるように言われ、身長体重は靴下のままのって計測。
そして、血圧計は・・・多分高さが合わなかったんだと思いますが、通常出ないような高血圧で出ます。

そして、まず「常備薬確認」の番号で呼ばれます。5分もまたなかっただろうか。

薬剤師の方とお話をして普段飲んでいる薬や、アレルギーの有無(手術に伴い金属アレルギーや、麻酔を入れる管などラテックス=ゴム手袋などアレルギーがあると問題なので、それらの確認)を話します。

普段飲んでいるサプリメントなども聞かれて「2週間前からはそれらも服用をやめてください」と指示を受けます。

その他、このご時世なので仕方がないことなんですが、「新型肺炎…所謂コロナのワクチン接種の有無や実際に罹患したか」などについても聞かれます。指示される以前に、こちらも気をつけているんですが、病院施設である上に入院については、もしかかってしまうと手術が受けられなくなるので、基本的なことですが、満員電車や人混みでのマスク着用や、5人以上での会食、また同居人がいる場合はその方の罹患などにも注意を払う必要があることを再度説明されます。

手術が決まった時点で8月は人との予定は全て入れておらず、あとはプールや入浴施設などにも行かない様にしています←これは他の受診のスケジュールなども考えて、今年に入ってから既に徹底しているので、手術後回復したら行くつもりです。


今回薬剤師との常備薬の確認が入ったのは、どうやら本来入院の直前にすることの様でしたが、入院日が日曜日で月曜に手術のスケジュールなので、日曜日は薬剤師面談ができないのでこのタイミングになったそうです。


それから、これは朗報だったんですけど、予約票で手術日程を確認された時に「恐らく8月からは入院前のPCR検査は無くなっているはずです」と言われたので、入院前日にPCR検査を受けるためだけに、わざわざ御成門の慈恵医大病院に来る必要は無くなりそうです。

PCR検査だけのためにそこそこの距離を移動したりする手間もさる事ながら、なんとなく無症状でも引っかかったり偽陽性とかもあるにはあるので、検査により手術が受けられなくなる可能性を考えるとなかなか精神的な負担は大きく…それが無くなったということはありがたいことです。

そして、薬剤師との常備薬の確認が終わると、看護面談を待つのだと思っていましたが、番号とは関係なく入院手続きをする事務の方に呼ばれてカウンターで入院の手続きなどについての説明を受けることに。

実は、ここでも良い意味で衝撃的な事実を知らされることになります。

まず入院の日程についてや、やはり日曜入院なので、当日は正面口などが空いていないので、急患対応の出入り口から入ることや、必要となるものなどについての説明。

また、入院する部屋についての希望を取られました。6人部屋を第一希望、4人部屋を第二希望にして…確か4人部屋や個室の場合差額が請求されるので、そのあたりの同意書か何かに署名をしたと思います。

希望の部屋ではない場合のみ後日連絡が来るとのことですが、それはいつまでの話なんだろうか。

※後日追記:第2希望までの希望が通らない場合のみ、連絡がくるようです。どうしても6人部屋が良い場合などは、第1希望だけ書いておくとかが良かったのかもしれません。結果、入院当日に4人部屋ということを通知され差額を支払い入院しました。)

また、日曜が入院日になるので、1日500円でレンタルできるパジャマやタオルが必要な場合は次の来院時に申し込みを済ませてくださいといったことを言われました。日曜入院というのはなんだか手続き上少し特殊になるらしい。

※後日追記:レンタルタオルやパジャマのレンタルの受付窓口は平日でも16:00にしまってしまうので時間にも要注意です。実際次の診療の時に診療後に行って、受付終了していて、別日にうかがうことになりました。)


で、すごく大事な話なんですが、事務員の方相手だったのでこのタイミングだ…ということで、医療費と高額医療費制度の限度額適用認定書についても聞こうと思い、費用について尋ねました。

まず、「鼻の手術の場合基本的に保険適用で30万程になるのが通例で、高額医療費制度の対象には間違いなくなるだろう」ということが確認できたのと、

ここで驚愕の事実なんですが「限度額適用認定証は既に準備されましたか?」と聞かれたので「これから会社の保険の事務局に発行をお願いしようと考えている」と伝えたら、

「オンラインで申請ができるので、希望される場合は会計の際に初診窓口に申し出てください。」とのこと。更に「オンラインの申請で完了するので保険組合には申請をしなくて良い」こと、「この院ではオンライン申請に対応しているが他の院では通常通り申請書が必要になる」ような説明がありました。
いや、これは実のところ素晴らしい仕組みで朗報中の朗報でした。

この手の申請とか、いままで一度もやり取りしたことない保険組合の人に連絡を取り、会社内でも繁雑な書類とかやりとりをするのが本当に煩わしいので、申告するだけでオンラインで手続きが済むなんて夢の様な話だと思いました。


そして、入院にかかる事務員の方とのやりとりが終わったら、残すは看護面談のみなんですが、番号札を引いていましたが、間も無く看護師の方に呼び出されました。

この面談が予定より少し早く12:00頃からに始まって、結構しっかりした面談内容になり30分以上かかっただろうか。

前回渡された入院に関する冊子をもとに、全身麻酔について簡単に説明を受けた上で、手術中に影響を受けることなどを考慮した、呼吸法やら術後の血栓防止の運動やらの指導。

それから、全身麻酔中に空気を送る管が喉を通せるのか口の中の確認や、首の姿勢に問題がないかの確認、痛み止めの処置などについて綿密な説明がありました。

また、自動の血圧計で測った血圧は高すぎるので、腕に巻くタイプで血圧を測り直し…当然130を下回る通常で確認され、その他本日の検査結果などでも手術を受けて問題なしとの診断が出て無事手術が受けられることがこの時点で確認されました。


そんなこんなで、看護師面談が終わり、後は会計なんですが、
限度額適用認定を受けるため、通常の計算窓口ではなくて、初診窓口に申し出る。
ここがさすがだと思うんだけど、初診窓口の事務員の方も慣れていて、「こちらで手続きしますね。」とすぐ様処理を受けてくれた。

そして、限度額認定がおりて、限度額がいくらになるかも通知されました。

会計は、別に計算窓口に出すのかと思いきや、そのまま初診窓口で受けてくれたので、あとは、いつも通り計算の終了を電光掲示板で確認して自動精算機で精算するだけです。
清算用の番号ですが、電光掲示板に番号が出るのを待ちます。
流石に昼にかかる時間だったので、計算窓口などもいつもと違って列はできておらず、数分とたたずに番号が表示されました。
さて、自動精算機に…ここもいつもなら空きを待ちながらですが、待ちはなしです。
バーコードをかざして、
今回は¥4160円でした。
当然現金ではなくクレジットで払いたいので、カードで払うメニューを選びます。通常支払いのポイント率が高いリクルートカードで決済しました。
あとは、入院時の日曜日は新橋口や、正面入り口もあいていないとの説明があったので、休日窓口の場所を確認して帰ります。

休日窓口は正面口の真横です。
さて、10時過ぎに慈恵医大病院に入って、全て終わって帰宅する段になるのに13:00スムーズに進んだとは言っても結構時間がかかりました。早めに行ってよかったです。


次は、8月の頭に執刀医や麻酔科医、看護師との面談などが入っているので、それが手術前の最後の通院になります。


また、追って書きたいと思います。そして、この日は夕方に歯科医師での治療が待っているので、1日病院漬けになりました。


続きは(鼻中隔湾曲症ep.06「麻酔科医、執刀医、再び看護師との面談」 8月 07, 2023

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