どこかにビューーン!で行く美酒県山形庄内地方の旅ep.07「帰路の電車を早めて夕刻の羽越本線を南下、新潟で2時間滞在へぎそばとぽんしゅ館」

さて、短いようで長いようでの旅ももう終わりに・・・というか、風の強さで列車の遅延や運休が非常に不安だったため・・・あと鶴岡駅付近でちょっと飲みながら時間をつぶすのは難しいことが分かっていたので、2時間ほど早い列車に切り替えて帰路になりました。

前回の記事はこちら(どこかにビューーン!で行く美酒県山形庄内地方の旅ep.06「庄内の酒処大山酒のある鶴岡大山地区へ郷土料理の麦切りと酒造見学」 10月 21, 2023

最後にお土産と、列車内で楽しむ用の日本酒を中心に購入します。鶴岡駅付近だとニューデイズが頼り・・・
初孫の缶入りのタイプは初めて見るので早速列車で飲むべく購入。
他にも小瓶のラインナップなどがあります。
そして乗り込む特急いなほ12号の発車時刻も近づいてきました。
ちなみに、この強風ですが、定刻通り酒田を出発しているようです。
もともとこの後の特急いなほを指定席で購入していましたが、列車を変更・・・行きの様子からして自由席で問題なさそうだと踏んで乗り込みましたが、実際乗客は少なくて平然と日本海側の窓側の席に座れました。・・・というかガラガラですね。
さて、窓際をウイングバー使用に。今回は日本酒バーで。
最後鶴岡駅のホームでも大雨に見舞われましたが、遠くには虹が。今回虹は2回くらい見ました。
そして、お酒に合うおつまみでも良かったんですが、せっかく庄内にきていたので、庄内のお米でつくられたつや姫おむすびを。JAあまるめがリリースしているのでまさに庄内米の本場です。すじこは味の濃さもあって日本酒にもよく合いそう。
もう一つはだだちゃ豆のおむすび。だだちゃ豆は夏のシーズンのものでもうシーズンは過ぎたと聞きました。道中でも食すことはできなかったのでありがたいです。
というわけで、ウイングバー日本酒バージョンと庄内米つやひめおむすびで居酒屋いなほに死角なし。
今回強風のためにやむなく列車を2時間ほど前倒しにして出発しましたが、一つ良いこともありました。それは夕暮れの時刻なので、その時間の日本海を眺めることができます。・・・といっても完全な晴天ではないので、途中雲の合間に少し夕日が見えたり・・・基本は曇り空で荒れた日本海でしたけど。
そんなわけで、ほぼ定刻で特急いなほ12号は進み・・・村上駅を過ぎると海沿いではなくなるので少し安心です。
まあ、しかしこの時羽越線全体をみてみると、酒田より北側の列車は大幅に遅れており、
最大74分の遅れの列車も・・・
ひとまず定刻通り新潟駅には到着。降り立つ運転手の方には思わず、この強風の中無事運転してくれてありがとうという気持ちで一杯でありました。このいなほ号(元ひたち)も強風にさらされながらよく走り切ってくれたと思います。
そして・・・当然2時間列車を前倒ししたので、新幹線までの時間があるわけで、対面ホームの新幹線に乗り換えるわけではなく途中下車。
新潟で時間をつぶします。
もちろん目につくぽん酒館・・・越後湯沢と長岡のぽんしゅ館には行ったことがありますが、本丸の新潟駅は初めてです。
駅ビルの酒販店には「新潟は清酒年間購入量が1位」の表示も。
といいつつ、ひとまず、新潟ということで、へぎそばを食べて一息つくことに。
庄内から新潟にくるとガラッと酒のラインナップはかわって、当然新潟のさけだらけになります。それでも庄内にも少し近くてさきほど通過してきた村上の〆張鶴をオーダー。お通しは蕎麦みそです。
〆張鶴は新潟の酒全体からすると、米の甘味だとか味ののりはある程度ある方ですが、庄内の酒をのんできたばかりの身としては、やっぱり端麗辛口に思います。
今回は〆張鶴の雪をいただきました。
さて、では続いてぽん酒館に移動。例の一升瓶もった人形もやっぱりいますね。
店内のディスプレイもラインナップも圧巻の品ぞろえ。
カップ酒も豊富で、帰りに何か買い足して居酒屋新幹線する気ががぜん高まります。
そして、当然唎き酒番所93にも。店内けっこうにぎわっています。
これほどまでにある新潟の酒蔵。
コインを購入して吞んでいきます。
やっぱり庄内から戻ってきたことで、下越でもより北にある酒に目が行きます、村上にある太陽酒造の太陽盛を。しかし、先ほどの〆張鶴よりは圧倒的により端麗辛口です。
そして、お次は新潟でも最も好きな銘柄の一つ、吉乃川の季節種ひやおろし。
それから、比較的味濃い酒もつくっている柏露酒造の酒もいただきます。ただ、好んでいる純米吟醸ほどは甘味や味の濃さはありませんでしたね。
追加でコインを購入して、2週目もいきましたが、長くなるので割愛。
さて、新幹線用の酒は鶴齢の生酒が小瓶で売っていたので、これを購入。
そして、こんどは角打ちできるほうのぽんしゅ館に。
新潟のご当地の料理などもある。
昨年長岡旅行した時にもいただいた「のっぺ」をいただいてみる。会津のこづゆなんかにも似ているけど、もう少し具材が大きいのとあっさりしているだろうか。
お酒はやっぱり庄内からの流れで新潟の酒はとてつもなく端麗辛口に思えてしまうので、甘くて濃い菊水のふなぐちをつくっている、菊水のひやおろしに期待してみる。これもまた通過してきた新発田の酒でもあったりする。
濃さもあるにはあるけど、辛口な酒で・・・というか結構な量つがれちゃって・・・これ飲み切ると新幹線で飲めなくなる気がして、気持ち残しました。
といったことをしていたら、出発の時間が少し近づいてきました。新潟駅に到着した時点でいくつかある駅弁コーナーは品薄でしたが、最後の残り1つで選択しなく、えび千両ちらし・・・という謎のお弁当を購入。
先ほどの角打ちなどにもポスターなどが並んでいて気になった、新潟のご当地と思われる、サッポロビールも気になり購入。
さて、東京へ向かう新幹線ときのとまっているホームへ。
無事に席を確保して・・・出発までもう少しなんですが、一つ気になっていたことがあります。
それは、もともと予約していた特急いなほ14号は果たして、この新幹線にのりつぐことができるのか?ということ。まあ、そもそも鶴岡でギリギリまで駅前で飲むお店もなく、強風もあり、景色も明るいうちにということを考えれば、2時間前倒ししたのは大正解だったわけですが、気にはなるものです。
予定時刻は2分の遅延ですけど、もともと10分あるかどうかの乗り換え時間で、この数分のおくれっていうのは焦りますよね。
新幹線ときは20:30出発ですが20:22分をまわってもまだ特急稲穂14号は入線してきません。

その後数分で到着しましたが・・・乗客は焦って乗り換えてきます・・・当然ですね、やっぱり列車は前倒ししてよかったのと・・・そもそも乗り継ぎに余裕がなさすぎるようにも思いました。
というわけで、間もなく出発・・・まずはビールからあけますが・・・ビールもビールで端麗な感じのものでした。
そして、お弁当は凄く変わっていて、玉子焼きと明太子・・・下にはなぜかウナギとあって。。。これは新潟らしさやら日本海らしさはあまり感じられないけど、ほかに選択しなかったんだから背に腹は代えられないといいますか・・・いや、普通においしいお弁当なんですけどね。
そして、大山のささの舞カップを解禁。端麗辛口ですけど、新潟のそれとは多少雰囲気が違います。
また、上喜元の生酒の残りもいただきます。米の甘味はありつつ辛口だけど、生酒でスムース。傑作です。
さて、最後は新潟で買い足した鶴齢の生酒をあけますが・・・生酒のスムースさと程よい香り、そして辛口で素晴らしいですが、さすがに飲みつかれてきたので、いっぱい飲んだくらいでやめておきました。
次の瞬間・・・もう大宮を過ぎて都内に入っていましたので、降りる準備。あっという間に上野に到着したのでした。
というわけで、最後は上野駅の新幹線に向かう途中にあるパンダを眺めて旅は終わり・・・といいたいんですけど、自宅までは常磐線でかえらなくてはならず、
普通列車に乗る気がでなかったので、特急列車にのって帰宅。今日乗った特急いなほはもともと常磐線の特急を再利用しているもので(交流と直流の切り替え区間があるので、同じ条件の常磐線から転用していると思われる。)この列車もそのうちまた羽越線にまわされるのかな?なんて思いながら乗車します。
うん、シートは明らかにこちらが新しい。というわけで、無事最寄り駅までたどりつき、旅は終わりを迎えたのでした。

あっという間だったのと・・・荒天で行きの段階から道中や帰ってこられるのか冷や冷やしていましたが・・・帰宅して日がたつごとになんだか、庄内の景色が頭の中によみがえってきたり、やっぱり酒もおいしくてまた庄内の酒を飲みたいな・・・なんて思うことが多くなったのは意外です。

ただ、その印象の強さって、今回のあれた強風の天気というものが大きかったようにも思います。


さて・・・どこかにビューーン!の軍資金であるJREポイントは今回で使い切ってしまったので・・・また頑張って貯めるか・・・それにしても、秋田に行かせてほしいですね。


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