どこかにビューーン!で行く美酒王国秋田の旅ep.02「角館から羽後長野へ、酒造見学の前に道の駅なかせん鈴木酒造店直営店秀よし食堂「蔵人」(くらんど)で昼食」

 どこかにビューーン!!で大曲行きのチケットを手に入れたわけですが、昼前に手前の角館で下車し武家屋敷通りを散策して、その後は旅の大きな目的の一つ、日本酒「秀よし」を醸す鈴木酒造店の酒蔵見学に行くことに。

そして、角館の滞在時間が短く、昼前につきながら食事を取れなかったこともあり、どこで昼食を取るかも課題の一つにある状況です。

酒造見学をする鈴木酒造店の場所は、角館と同じ大仙市にあり、田沢湖線で二駅の羽後長野駅が最寄り、徒歩10分ほどの場所でした。
予約時間は事前に予約して14:00の予約でしたが、田沢湖線の都合で、電車の選択肢がなく、羽後長野駅には12:49着と結構早く着きました。
まだまだこのあたりも車窓は一面雪景色です。
到着した羽後長野駅、プラットホームは2面あって近代的な駅ではあります。
早く着いたのは良いんですが、それは田沢湖線の本数がないため。普通に数時間間が空いたりもあります。

もし角館からの列車を逃そうものなら、二駅先の羽後長野付近までの移動はタクシーのみで3,000円くらいかけてくるとかになり…角館でゆっくりできたにしても、せっかくどこかにビューーン!!で手にした東京から秋田県へ片道の運賃が3千円くらいなことを考えるとそれは勘弁な話であります。

故に角館の観光時間を圧縮してでも羽後長野への移動は電車がマストなので角館ではなく、羽後長野で少し時間をもてあます選択肢は仕方がない結果です。
そんな事情から羽後長野駅到着から酒造見学まで1時間以上時間ができたわけですが、駅前で食事ができれば時間的にもちょうど良いと思って、駅を出ます。
駅前には何もなさそうですが、調べてきた感じでは、食堂、居酒屋、ラーメン屋などで昼間にやっているかさところもありそう。
1番期待していた駅の横にある飲食店は、不定休でやっていなかった。ここが空いていれば、秋田名物の鍋やらうどんなどは食べられそうだったので。。。
諦めて…ラーメン食べるのも秋田にきて一食目としては違う気がして、付近の道の駅まで行くことに。鈴木酒造店直営の飲食店もあるらしく、そこが1番安心な気がしました。

ちなみに、駅から歩き始めた地点の住宅の道路に向かう面には、除雪というか融雪用の噴水用の水が流れていたり、雪国に来たことを改めて感じさせる道でありました。
道の駅は鈴木酒造店付近から、さらに5分ほど先あたりにあるので、一先ず酒造の場所を確認するべく、駅前の通り(この道が角館街道にあたるらしい)を酒造に向けて駅を出て左側方面に進んでいきます。

それにしても帰省客でもないのに、スーツケース引いてる人はここらではいなそうです。あと、当初雪深い状態だったらスーツケースが引けるのか、朝は長靴ないけど平気か?など、かなり懸念事項がありましたが、この通り晴れ続きが何日も続き、路面は角館よりもコンディション良い感じです。
途中角館街道と並走する田沢湖線を、盛岡経由で東京に向かう上りの秋田新幹線こまちが通過していくところなども見かけました。
酒造に近くなると、秀よしの看板がある酒屋も。
そして、突き当たるあたりに郵便局があるんですが、ここでバス停チェック…実は酒造見学の後は、大曲経由で秋田に向かいますが、丁度よさそうな時間だと電車ではなく、羽後交通バスの角館大曲線で移動するのが良さげでした。

角館からこのあたりもバスでアクセスできれば便利だったんですが、土日は極端に本数が少なく、それは無理でした。

もし、鈴木酒造店付近からバスに乗るとすると、この中仙局前(中仙郵便局前ということかと思う)
酒造の見学は14:00から、長くても1時間でしょうから15:20通過予定の大曲バスターミナル行きがちょうど良く15:42頃に大曲バスターミナルに着くことができ、17:00過ぎに秋田に着く奥羽本線に乗ることもできます。秋田市内で飲み食いするにはこのくらいの時間には到着して混雑する前に始めたいところではあります。
さて、中仙局(鈴木酒造店付近)付近の角館街道の突き当たり手前を左に折れて、道の駅なかせんに向かいます。
途中秀よしの表示のある倉庫も、丁度酒造の裏手です。
そして、最初に見える橋の向こうに道の駅が見えるので進む。国道(後で調べたら105号)を渡った場所にあります。
酒造付近からも5分ほどなので、時間まで食事をとるにも良さそうです。
ついでに現地の地産品なども時間があればチェックできるので、それも旅の一つとしては良さげなところです。
飲食店の表示をみると、目的の酒造直営秀よし食堂蔵人の看板も、他にもうどん屋がありますが、特に稲庭うどんとかでは無さそうでしたし、これから秀よしの酒蔵に行くこともあり、やはり秀よし食堂蔵人に向かうことに。
どうやらこの漢鍋定食というのが、秀よしの酒蔵の社長さんの馴染みの味のメニューらしく、これは一つの候補にしておきました。
道の駅なかせんの入り口を入ると、早速地酒のポスターなどが目に入ります。この大仙市内は五つの酒蔵があることもわかります。
食堂の前には秀よしのミニ菰樽などもディスプレイされています。
そして、昨年山形に2度旅をしましたが、その時は駅などに降り立つたびに、橋本マナミのポスターをそこかしこで見かけましたが、秋田では壇蜜が同じ役割をしていますね。この先でもしょっちゅう見かけました。

そんな、アイコニックな女性タレントを見かけたという以外にも、このポスターからはサキホコレという秋田の米の存在を新たに知ることが出来ます。秋田に来るまで知らない存在でした。(この度の後半でこのお米で醸された酒などもいただくことになります。)
道の駅なかせんは、流石美酒王国秋田(山形に行った時に美酒王国って言ったら、それは秋田で山形は美酒の国山形ですって言われたのでこれは復習的な知識で確認。)道の駅だけでもそれなりの日本酒のラインナップ。カップ酒だけでも楽しめそう。
他にもビールなどの銘柄も並んでいます。
秀よしの酒蔵の予約限定の酒の取り扱いなどもある。
お酒もじっくり見てまわりたいですが、良い加減お腹を満たしたくなってきました。
それにしても、やはり美酒王国秋田、このくらい日本酒の銘柄があり、酒蔵見学を始め、今日の秋田市内での飲食でも、どの銘柄に出会えるか楽しみになってきます。
秀よし食堂の入り口にあるメニュー。秀よしも飲むことが出来ますが、どうしようか悩みどころでもあります。
店内は、空いている席に自由に座れるスタイル。お水などはセルフで用意する感じで、スタッフの方はオーダーされたメニューの準備などに追われています。
このように店内はそこそこ広いです。
注文は入口の自動券売機でオーダー。現金だけでなく、交通系ICも使えたのでもちろんモバイルSuicaで決済。
いろいろ悩みましたが、本日の魚定食がほっけと聞いて…最終的にここの食堂のオリジナルメニューらしき漢鍋定食をオーダーしました。

鍋が運ばれてきそうなタイミングで、生ビールを券売機でオーダー。本当は秀よし飲みたくはあったんですが、一合のオーダーだと、この先たくさん飲むことや、酒造見学でテイスティングするであろうことを考えても及び腰で日本酒のオーダーは諦めました。
漢鍋自体はジンギスカンと同じような具材で、ラム肉ともやしなどの野菜、そして甘い風味のスープがあって、詩が通るのを待って食べました。

ラム肉の風味と甘さのあるスープは…この時点で予想されている秋田の地酒の甘みのありそうなテイストには非常に合ったのではないかと思い、やはり日本酒頼めば良かったなと思うところはありました。
他にも二、三組のお客さんがいて、定食や蕎麦、ラーメンなどを召し上がられていましたね。
食後はもう少し物販コーナーを現物。今回タイミングが良ければ途中秋田犬と出会うこともできるかもしれませんが、秋田なので当然ですが秋田犬は押されていますね。
そして、サキホコレの販売も。
稲穂のディスプレイなどもあり、気になって見始めますが、このあたりで酒造見学の時間が迫ってきます。
あきたこまちなどの伝統的なお米。
その他にも、亀の尾などの希少な酒米なども…やはり古来からあったような酒米は背丈が高く、倒れたりしやすいため、なかなか栽培が難しそうですね。
さて、15分前くらいになったので、道の駅なかせんを後にして、再び鈴木酒造店に向けて道を戻ります。除雪作業の看板があるくらいにはここは豪雪地帯。
道の駅目の前の橋を渡り、
再び倉庫の横を通り
中仙局の付近に戻ってきました。
中仙郵便局から角館街道に接続するとすぐ左側に鈴木酒造店が見えます。

ちなみに、角館街道でありながら、実はここ新奥の細道という表記がありました。これはまた調べてみようかと思います。

さて、それでは腹ごしらえもしたところで酒造の見学に!





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