どこかにビューーン!で行く美酒王国秋田の旅(県南編)ep.06「阿櫻酒造に立ち寄り横手をたって再び北上線経由で盛岡まで出る」

 昨晩は横手で予想外の降雪の中、梯子酒でこの地域の酒をここぞとばかりに楽しみましたが、ついに旅も終盤3日目ですが、東北新幹線に接続する北上線の時間の都合上午前中に横手をたつことになっていました。

北上線は横手発10:49で、その次は14:15発になるので、15時過ぎに盛岡を出る新幹線に接続するためには10:49発以外の選択肢はありませんでした。

この為、3日目の横手の滞在時間は少なく…かつ、遅くまで飲んで朝は早起きできず、朝食を飛ぶ元気もないだろうということで、こなせる予定はあまりないと踏んでいました。

しかし、駅から少し離れた横手セントラルホテルに宿をとったのには理由があり、一つは駅から横手の繁華街が近いわけでなく、このホテルが丁度駅と繁華街と同じくらいの距離にあることと、合併前の旧横手市区域では唯一の酒蔵、阿櫻酒造へのアクセスも良いために、このホテルをとりました。

このホテルからだと阿櫻酒造までは10分強で辿り着けるかというところ。駅からだと30分近くかかるので、駅前のホテルでは厳しい感じです。

そして、阿櫻酒造は9:00くらいから営業しているようなので、そちらに立ち寄って帰宅することにしました。
ホテルは9:00前には出ます。
エレベーターの中にエアコンが備えてあるのが雪国仕様なのかと思いましたが、初めてみました。室外機などどうしているんだろうか。
チェックアウトとスーツケースを預けて(と言っても1時間となく荷物を受け取りに来ますが)いざ出立なんですが、流石豪雪地帯。一晩でこの積雪です。
しかし、雪かきはすぐにされていて主要な道路は歩いたりに支障はありませんでした。
道中の民家の塀やらをみるたびに雪の深さに驚きます。
そして、融雪用のスプリンクラーももちろん見かけました。
これで驚いていますが、本来これが連日続いてあっという間に積雪何メートルの世界なんだと思います。
そして、主要な道は雪かきがしてありましたが、小道の先の踏切には雪が邪魔をしてとてもたどりつけずな箇所もあり、遠回りせざるを得ない状況に。
横手川を通り過ぎます。帰りはこの橋を北上線で通過することになります。
そこかしこで見かけていた、樹木を守る覆いも大活躍しています。
遠回りすることになった踏切。こちらはしっかり除雪がせれています…というか、昨日急に雪が降って、これだけ除雪が行きと解いている辺り流石雪国は違います。
そして、踏切を渡り少し折り返したあたりで阿櫻酒造に到着。
販売は行っていますが、専用のショップという訳ではなく、事務所の横で商品を選んで購入するスタイル。
市内でも見かけましたが、「かまくら」という銘柄が昔からやっていた銘柄のようで、地元の飲食店中心に取り扱いがあるようですが、今回の旅では出会いませんでしたね。
事務所横の商品ラインナップのディスプレイ。
本当に従業引用のスペースということがうかがえます。
定番品などはある程度関東でも流通しているのを見かける銘柄なので、この時期限定のものを購入することに。

特別に辛口なものではないのにしようと思ったので、中汲みか、亀の尾を使った酒にしようと思いました。

結果中汲みを選んで購入したわけですが、亀の尾もこだわった酒米を使っているのに激安なので迷ったところです。

聞けば規格外の亀の尾を使っているので安くできるとか。
カンパイあきた!条例なるポスターも見かけましたが、飲食店ではみなかったので最近のものではないのかも。
そして、時間もそんなにないので酒を購入し、一路荷物を預けているホテルに。
再び横手川を渡ります。北上線で間も無く帰るんだと思うと少し名残惜しい気もします。
すっかり雪景色の横手川ですが、看板にあるように夏などは魚も沢山泳ぐ清流なんでしょう。
途中除雪業者の除雪車が集まるような場所もありましたが、やはり大量に稼働したであろうことがうかがえます。
付近の車に積もっている雪をみると恐ろしいですね。この車なんてまわりを雪かきしないと動けなさそう。
そして、ホテルで荷物を引き取り、急いで購入した日本酒もつめて…容量が一杯でスーツケースを閉めるのに苦戦するくらいになりましたが、なんとか納めて横手駅に向かいます。

歩道は除雪されていない場所も多く、ツースケースを引きながらは行きよりも労力がかかるというか、早く進めない感じでした。
重たいスーツケースを引っ張りながら北上線のホームまでたどり着きましたが、列車も雪にまみれています。

実は既に横手から北上に向かう切符は前日までに駅ネットで予約して発見も済ませていましたが、結局中途半端な時間を北上で過ごせるでもないので、北上から盛岡まで出ることにして、北上から先の切符を駅ネットで予約したんですが、横手駅はみどりの窓口などがなく、券売機がコールセンターに繋がって対応する形式で、並んでいる先客が対応街の状態で一向に進まず、あわや発券手続きができないかどうかでした。

結局、前に並んでいた方も、待ち時間が長くて諦めたので、列車に間に合うタイミングで切符の発券を行えましたが、危ういところでした。
先程購入した阿櫻の酒。これを再びスーツケースにしまいこむのは、至難な技でした。
そして、昨日大量に秋田の地酒を飲んだので、北上線の道中は飲んだりする余力はなく、しかし、少しつまみたいとおもっていたので、キオスクでサキホコレで作られた塩むすびを買っていただくことに。

というか、サキホコレはかなり美味しいお米に思います。ふくよかで甘味があり、房もそこそこにたっている食間でメリハリもあります。
そして、列車は北上に向けて出発。
横手川をあっという間に渡ります。
先程たちよった阿櫻酒造も目に入ります。
途中、横手行きの列車とすれ違いますが、行きはこのすれ違ったものと同じ時刻の列車で横手に向かったかと思うと…どれだけ東京を早く出てきたんだろうかと、今回の旅のスタートの早さを再度実感しました。
行きとは違い、降雪があり途絶えることなく雪景色が続く。
錦秋湖にさしかかると北上線も半分くらいでしょうか水面が少し凍っています。
北上に近い平地にさしかかっても景色は行きと違ってはっきりとした雪景色のままです。奥羽山脈を越えた太平洋側も結構な降雪があったようで、昨晩の天気のすごさを思い知ります。
そして、列車は北上市内を進んで北上駅に到着。北上線専用のホームは0番線でしたが、1番線の到着になりました。
本当は、北上線到着から5分あるか無いかで盛岡に向かう東北線に乗り換えなくてはならなかったんですが、東北線が遅延していて、15分以上はまたされる結果に。北上駅のホームは寒いので早く列車が来ないか心待ちにしていました。
やっと遅れた盛岡行きの列車が到着。ロングシートでも乗客は多く、ギリギリ座れた感じです。やっぱり学生も多かったり、盛岡に遊びに出るような若いカップルなんかも多かったです。
そして盛岡駅に到着。盛岡は八戸青森方面や、この前の大曲方面行きで通過こそしても、大人になってから下車したことの無い駅で少し降りるのが楽しみではありました。


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