鼻中隔湾曲症ep.27「マイナポータル大活躍、術後205日目、医療費控除の申請」

 鼻中隔湾曲症の症状などに関わる部分ではありませんが、費用面に関わることでもあるのでここで記録に残しておこうと思います。

入院にかかる手続やら、費用の発生やらいろいろありましたが、これもこれで医療費控除の手続きとして本当に最後の処理という感じです。


ちなみに、スマホでe-taxの確定申告をしましたが、自分で内容振り返ってみても、画面遷移数だけでもすごく長く、このくらいは手間がかかるもんなんだなという参考になれば程度のものです。


年末調整は行った上での確定申告なので、年末調整済みの源泉徴収票を元に、医療費と僕の場合は確定申告によりワンストップ納税が無効になるふるさと納税の寄付金のデータを使って確定申告することになります。

また、還付金は収入や医療費によっても異なりますが、数千円からというところでしょう。

ちなみに、マイナポータルにて、医療費は正しく反映しているので、確認するときにも便利です。


それにしても…何度か転職したりして、会社の所属から外れた期間などに確定申告をしたことはありましたが、e-taxで税務署に行かずにできる様になったとはいえ、手順とか準備を知らないところから始めると、結構骨の折れる内容でした。
確定申告については、今回でいえば、医療費証明書、そして、確定申告するとふるさと納税のワンストップ納税も無効になり、一緒に確定申告で申請する必要が発生するので、そちらの証明書を連携させる必要があります。

医療費についてはマイナポータルに紐づいているので、確認手続きくらいで簡単に確定申告に使うデータとして連携することができました。


ふるさと納税については、もう少し複雑で、ふるさと納税サイト側での電子証明書の準備(ちなみに、昨年利用していた楽天ふるさと納税では、この時期は1日〜3日ほど、通常期では3営業日かかるようです。)

それから、電子証明のデータを確定申告に紐づけるためには、e-私書箱のアカウントを作成して、そちらにデータを送る様な形になります。
このため、まずe-私書箱のアカウントを作成。
楽天ふるさと納税サイトのマイページから、該当する年の電子証明書の発行依頼を行います。即時に発行できないものだとはこの時点で知ったので、ギリギリに取り掛からなくて良かったと思います。
ちなみに、冒頭にも画像を掲出しましたが、マイナポータルにログインすると、

医療費の項目から、該当する年の医療費を確認することができますが、
僕が手術を受けた昨年の様に、医療費の金額がある程度を上回っていると、赤字で医療費の数値が表示されて、
医療費控除や高額医療費制度の対象となる可能性を知らせてくれます。ちなみに、僕の場合既に入院手続きする前くらいに、病院側から高額医療費制度の対象になるということで、加入している保険組合宛に適用の申請を出してくれており、窓口負担も適用後の限度額までとなっています。
医療費は確認した上で、確定申告の事前準備項目から、先ほどの電子証明などのデータを事前準備で連携します。
医療費の通知情報については、マイナポータルで簡単に確認で狩る様に…連携するボタンで進むとある程度簡単に連携が完了します。


そして、ふるさと納税については「寄付金控除に関する証明書」から連携をします、
ただし、連携の仕方は先ほど作成した、e-私書箱にふるさと納税の電子証明を連携したものを、こちらで事前準備として更に連携させる流れになります。
事前に証明書の取得申請を行って、発行完了のメールがきたら、楽天ふるさと納税制度のマイページに再度アクセスして、証明書を取得します。
寄附金控除に関する証明書の電子発行が完了されましたが、それで手続きが終わりではなく、
ここからやはり事前に作成した、e-私書箱にデータを連携します。
e-私書箱もマイナカード認証で認証します。
そして、ふるさと納税のe-私書箱への連携が完了。どこをクリックして進むとかが、全然わからないのが厄介で、連携メニューに進むまでなどかなり苦戦して、ふるさと納税に関する部分が一番苦労しました。
ここまでは、医療費のデータと、ふるさと納税の電子データをe-私書箱経由で連携する手続きで、いわばe-taxでの確定申告の前準備。

(会社員で、年末調整は済ませているので、そこまでに手続きした保険やら何やらの手続きは不要ですが、個人事業主とかだと、それらもここで手続きするのでしょう…と思うと大変な気もしますが、年末調整も面倒で、2回手続き準備するのとどちらが良いのかという感じですね。)
そして、ここからがe-taxの手順。初めての利用なのでe-taxの利用者登録や、その内容確認などが必要でした。初めてでなければかなり簡単に進みそうではあるけど…今回は初めてです。
ここから先は認証のためにマイナポータルアプリとブラウザを行き来する感じになります。
カードの読み取りをするとすでに半分くらい手続きが進んでいる感じがしてほっとした気もしますが、まだ利用者登録はこれから。

納税用確認番号の設定についてアラートがでたりしつつ、
利用者登録の内容確認手続き
表示されている内容を確認して、
e-taxの利用者登録が完了します。



情報取得の希望受付も済ましていろいろ終わった気がしていますが、肝心な確定申告書の作成ってここから先なんですよ。


その後医療費控除の申請をスマホから行うチュートリアル動画をみながら進めていたんですが、申告書の作成画面がどこから進むかわからず、確定申告特集画面を検索して、「確定申告書作成コーナー」に進む。
会社員なんで所得税の申告に決まってるんですけど、ここで項目だされると「???」って一瞬なります。

納税する手続きでありながら、会社員で控除を受けるために手続きする側だと、本当によくわからないことが多いですね。
作成年を選択してここでようやく、チュートリアル動画にあった「提出方法等に関する質問」画面に到達します。チュートリアル動画だと、申告書の作成がいきなりこの画面から案内されて、検索しても出てこないので迷いましたが、普通に申告書の作成画面に進めばよかったです。
もちろん、e-tax(マイナンバーカード方式)を選択して、ここまで準備したデータを連携するので、「連携する」で進みます。
申告する収入とか関係ない項目がたくさんあって、困りますが、まあ会社員なので…
そして、源泉徴収票も当たり前に一枚だと思いきや、ダブルワークとかしていたら、また別ですけど、会社員なので…

そして、年末調整が済んでいるかという項目があり、ここで今回の医療費控除の申請だけすれば大丈夫(あわせてふるさと納税の申告)と再認識します。その他の保険だのの手続きは年末調整でしてますからね。
年末調整から更に変更などはないので、そのあたりを確認だけする、
ここでも、マイナポータルでの認証。流石にスクショは省いていますが逐一マイナカードを暗証番号入力とスキャンしています。
マイナポータルとe-taxの認証完了って出てますが、まだ確定申告書は作成途中。
本人情報の入力など進めます、
そして、やっと証明書の情報を取得。
ここでどの情報が取得できたか表示されます。
医療費控除に必要な医療費通知情報とふるさと納税の寄付金控除に関する証明書が表示されていることを確認。
進むと、金額などの内容がさらに確認できます。
医療費、ふるさと納税寄付金額が表示されてますね。
xmlデータなんてなくて、もう電子データで連携できているので関係ないけど、たずねられると不安になります。
源泉徴収票の内容は、直接入力もできますが、カメラで読み取ることもできたので、そちらで試してみることに。
数値の読み取りはできましたが、内容の確認が必要なのと、一項目だけ読み取れなかった様で直接入力しました。
控除の入力は既に医療費データを連携したので表示されます。
寄付金控除も…ここでは2,000円分が既に引かれた金額になっています。(ふるさと納税の寄付金控除は2,000円を超える部分が対象のため)
還付金額がこの時点で明示されます。
個人情報なので伏せてますが、医療費控除による還付金額は、所得や医療費により異なりますが、概ね数千円から一万円くらいのようですね。
最後にe-taxで送信する前の確認画面。
個人情報なので切り取っていますが、実際の申告書の明細が確認できます。
医療費と寄付金の控除欄もきちんと反映されています。
確認して問題がないので、送信。
ついに、確定申告が完了しました。
送信結果も表示されます。

あとは、提出が必要な書類があるか確認する必要がありますが、該当項目はありませんでした。


という具合に、まず申請しようとして、前準備の医療費の連携はマイナポータルからすぐにできたものの、

ふるさと納税の電子証明は発行に数日かかりストップ。

またこれらの連携のために、e-私書箱を開設して、そちらに連携、

そして、e-taxの利用が初めてのため、 e-taxの利用のための登録、


ここまできて、初めてe-taxで確定申告書を作成していく段階になりましたのて、長い道のりでした。

申告完了した日なんて、午前中から初めて、正直途中で昼食を取ったりして、昼過ぎに完了しました。

税務署に行く必要もないですし、申請書類も電子データ、そして、何より電子データで金額入力がほぼ進むので、計算ミスなどがなく、その点では絶対的にe-taxは素晴らしいです。特に医療費なんてそもそも計算することが大変なので。

ただ、それでも手間は結構かかりましたし、持つ少し早く取り掛かってもよかったなと思ったのです。

あとは還付金が登録した銀行口座に振り込まれるのみというところです。


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