青春18きっぷで行く鳥取旅行ep.06「日本海と餘部橋梁を横目に鳥取入り」

青春18きっぷの旅の最終目的地は鳥取ですので、2日目にして本丸に乗り込むわけですが・・・
最初の経由地の
彦根を9:55分に出発
京都を経由し乗り継いで
城崎温泉14:35着
 2時間ほど空き時間で城崎温泉を散策
城崎温泉16:21発、鳥取行山陰本線に乗車
鳥取18:34着
という一日で城崎温泉にたりよりましたけど、基本的には一日通して電車移動でした。ただ・・・2時間でも観光で途中立ち寄りがあると、その日の印象はだいぶ変わりますね。青春18きっぷの旅は長い道のりなのでこういうショートステイはありだと思いました。
とは言いつつ、やっぱり最終的に鳥取にたどりつくことは2日目の今日の一番の課題、山陰本線もこのエリアは列車が多くなく、少なくとも直通する列車は本日これが最後・・・なのと、途中乗り換えでも到着が20時以降になると夜の予定が組めなくなりそうなので、乗り遅れの内容緊張をもって予定の列車に乗り込みます。
入線したきた山陰本線は・・・なんだかイメージしていた列車と違う!
あとあと調べたんですけど、「ポケットモンスター」のキャラクターである「サンド」「アローラサンド」とコラボしたラッピング列車「とっとりサンド列車」だそう。これ目当てで撮り鉄している乗客もみかけました。
さて、緊張の瞬間というかきちんと座れるか・・・あとできれば海側の進行方向右側の窓際を取りたいところです。一番にならんでいたので取れましたが、その他並んでいた乗客はロングシートにすわったり・・・あとは、もともと乗っていた学生さんなどでしめられていて・・・少なくとも座れないことはありませんでした。

窓際のボックス席を取ろうと思うと多少心配なくらいで。
さて、列車は出発・・・ここから先は海沿いを走っていくので、海岸線や海沿いのまちなどの景色が風光明媚・・・トンネルも多いエリアなんですが、トンネルをくぐるごとに見えてくるこのような景色が実に日本海の列車旅という感じがして・・・時間はかかれどよい旅ですし、青春18きっぷのたびにふさわしい時間になったと思います。
城崎温泉から乗車してきた人たちも一定数いますが、いきなり隣の駅で半数以上の方が下車。関連した観光宿泊施設でもあったのでしょう。もう列車はかなり空いた状態。そして、トンネルにくぐることも多いエリアなので、ひたすら静かに列車の刻む音をかんじながら、揺られて進む不思議な空気感に包まれます。

同じように日本海沿いの庄内に向かうとき羽越本線もありましたが・・・特急だったのと、ここまでトンネルが多いわけでもなく・・・トンネルの多い山陰本線のこの区間独特の不思議な空気感です。
途中の駅ですれ違う山陰本線。
当初はこのタイプのカラーの列車を想像していたので、ポケモンのラッピング列車が登場したときは本当におどろきましたよね。
温泉町や港町がトンネルを通るごとにつづき、本当に久しぶりに感じるゆっくりした時間の流れです。・・・あと、天気予報は晴れでしたが、夕暮れが近い時間でも、あまりはっきりとそれらしい空模様は見えてきませんね。
それにしても、乗客は人車両10人もいません。
このあたりの海が美しいことも遠めに見てもわかります。
そして17:05頃、餘部駅に到着する直前、かの有名な餘部橋梁をわずかに確認。(昔かかっていた立派な赤いトラス橋は一部観光のために残されているのみで、今は新たなコンクリートで作られた余部鉄橋を列車は走ります。)
餘部駅に到着です。ここから先ほど見えたかつての橋梁の一部付近に空の駅余部が存在していて、今の余部鉄橋や、鉄橋付近から下を覗いたりできるスペースがつくられています。時間があれば立ち寄りたいところではあるんですが、既に夕刻・・・ここで下車してしまうと次の列車が1時間とかではすまなさそうなので、このまま通過します。
奥の方が空の駅余部のようですね。ここで学生さんたちもおりて、列車内はいよいよ数人だけという感じに。
餘部駅付近から車窓を見ると、やはり小高い場所にあることがわかります、下の方の街がとても距離を感じます。
そして、浜坂駅まで到着・・・時間にして17:18分ですが、鳥取にけっこう近いのに・・・鳥取着時間が18:34分って、まだそんなに時間のかかる距離なんだろうか?と思って、思わず乗っている列車の時刻表を調べました。
なんと、浜坂駅で25分以上も停車時間がある・・・途中通過列車や対比の列車はこなかったので、どのような停車時間かは不明でしたが・・・
流石に一度下車して車両を撮影したりだのしてみます。
こちらも風光明媚で・・・あとこの一帯の山陰本線の駅はもれなく、駅のホームと並行して桜の木が植わっていて、それも今の時期だと美しいです。これはほんの少しのタイミングでしか楽しめないことだとは思いますが。
それから、時間があったので改めて列車についてですが、トイレは心配なくついていて、実際利用もしましたけど、座席はこんな感じで・・・足元にも大きなスペースが(気動車ゆえのものなのか?)そして、網棚付近はあとからつけられたと思われる空調設備で車両の何か所かがふさがれています。

窓際を取りたくて急いで乗り込みましたが、足元もスペースが狭く、スーツケースを収める網棚は、半分以上隣の席にかかるような状況で利用しないとなりません。乗客は事実多くないエリアなので全く問題ないですが、旅行者が多い路線だったらこれは大変かもしれませんね。
そして、少しホームに出て背伸びをしたりしつつ、浜坂駅の出発を待ちます。
ここから先鳥取の手前になると海岸線をはずれますが、時間的にそらが夕暮れの雰囲気になってきました。
このあたりの海岸線もゆっくり沈んでいく夕暮れの景色が非常に美しいです。
桜と一緒というのも、この時期だけでこれはこれで良いタイミングにあたったと思いました。
あとあと聞いたところによれば、山陰地方はっきりと夕日が水平線に落ちていくようにみえるようなことはほぼなく、このくらいかすんでいるのが通常のようです。しかし、ノスタルジックな瞬間を鉄道旅で楽しめたと思います。
そして鳥取駅に近付いていくと最後は山間部にさしかかり・・・乗り込んだ時よりも一段と乗客減りましたから(片手で収まるくらい)トンネルの音が響く瞬間もより独創的な感じの雰囲気になります。銀河鉄道にでものっているのかというくらい。
そして、事前に調べたらスイッチバックがあるようなことをみつけて・・・スイッチバックして登らないといけないほど険しい箇所があるのか?なんて思ってましたが、鳥取市にたどり着く直前で、そこまでの険しさが感じられないまま、その箇所を追っていたんですが、それらしき箇所を発券。
滝山信号錠場というらしいんですが・・・どうも状況からすると今は利用されていないようですね。
そして、間もなく久しぶりに見る住宅地・・・福知山あたりからは大きな住宅地ありませんでしたからね・・・鳥取にたどり着いたんだと実感するところです。
列車は駅に向かっていき、より市街地域が見えます。
そんなこんなで、終点ですので下車の準備をします。
つきました!鳥取!関東の我が家から新幹線や飛行機でなく、普通運賃で乗車できる列車だけで、本当に遠い場所の鳥取にたどり着くことができました。
特急列車などもとまっているので、思わず撮影したりしましたが・・・そもそも今回の旅はこれらの列車にのることはできない。(青春18きっぷでは特急に乗ることができない切符、もし乗る場合は特急券だけでなく普通運賃も支払いが必要になる)
ですが、久しぶりにいろいろな列車がならんでいる大きな駅の印象にもまけてさつえいしたりしました。それにしても県庁所在地の駅の夕方ですが、乗客がほとんどいません。
ホームを下りていき改札に向かいます。
以前いった松江なんかもこんな感じの駅の作りだったでしょうか。この地方の大きな町という感じです。そして自動改札のないエリアなので、駅員さんに切符を提示して改札を出ます。
鳥取の街に降り立ちました。いや、レールって本当にどこまでもつながっているんだなと、そして鳥取はどんなところなのかと、思いが膨らむ瞬間です。

鳥取では2日間ステイしますが、目的にしている地酒の楽しめる地酒バーの営業日にあたっているのは今日だけのようなので、このあとすぐに行くことになります。

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