鼻中隔湾曲症ep.01「改善すべく手術に向けて」

「 少し持病についてここでも書き記したい」と宣言していましたが、(このブログで書いていきたいこと 4月 20, 2023)(持病と通院とキャッシュレスと。。。 5月 01, 2023)体の悩みっていうのは本当に人それぞれで、よく言われているマイノリティの問題・・・実は性別の問題だけではなくて、身体的な問題もそういうことの一つだと思うことが多々あります。


マイノリティのようで、そうでないのか・・・しかし、一般的に手術の話をそこかしこで聞くことはないので、やっぱり少ない部類だと思うんですが、


僕は端的に申しますと鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)をわずらっています。


記事のサムネイルにも恐ろしいCT画像が出ていると思いますが(主に恐ろしいのは頭蓋骨のうち目玉の部分や、治療跡までよくわかる歯の部分な気がしますが・・・)↓下の画像が、僕を正面から輪切りにスキャンした画像になります。

↑CT画像。画像は正面から顔を輪切りに写したもの、右の鼻の穴側に鼻の中心を隔てる骨が大きく曲がっていて、ほぼ穴をふさいでいる状況なことがわかる。


鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)の名の通り、鼻の中心を隔てている骨が曲がっており・・・その程度にもよるんですが、結果僕の場合、片方の鼻の通りが極端に悪く・・・正直、年中片方の鼻の穴は粘膜と粘膜がくっついて腫れていたり、ふさがっていたりして・・・毎朝起床後に鼻からわずかですが出血が有ったり・・・


あとは、やっぱり息苦しいと思うことが有ったり、片方の鼻の穴では香りの判別がつきにくかったり、鼻炎の時期にはほぼ鼻づまりになっていたり・・・そういった具合で、生きていて不便を感じるレベルの問題でした。(特に昨年日本酒の資格試験の勉強時に、ワインよりも香りの要素が弱い日本酒のテイスティングの勉強をしていて、嗅覚にも限界を強く感じたところがあります。)



正直この鼻中隔湾曲症については、なんだか左右の鼻の穴の感覚がまったく異なっていて、子供のころから気になってはいたんですが、インターネットが普及した成人以降(2000年代初期)に・・・調べたらそういう病気の存在を知ったことと、



それに加えてある時、幼少期に通っていた耳鼻科に大人になってからかかることがあり・・・幼少期は腰の曲がったおばあさん先生だったんですが、大人になってかかったときは代替わりして若い男性の先生になっていた・・・しかし、ずっと通っていたこともあり、「幼少期に中耳炎でしょっちゅうかかっていましたね」と言われた挙句、

鼻を診察するなり
「小さい頃に事故か何かに遭いましたか?」
と聞かれ・・・それで、鼻の間を隔てる骨が曲がっていることを確実視したのです。

思えば。幼稚園の頃だと思いますが、自転車に乗る訓練をしているときに、激しく転倒して顔面を殴打・・・顔中血まみれになることがありましたが・・・多分あのときやったんだと思います。目立たないけど、いまだに鼻筋にわかりづらいレベルですが傷跡があったりします。



そして、花粉症も、正直なところ小学校3年の頃より四半世紀以上に渡りわずらっており、当時でもボックスティッシュを持ち歩かないと駄目なくらい酷くて、大人になってからアレルギー検査をしたら、やっぱり6段階中の5以上みたいなレベルが出て・・・再認識しましたが、この強いアレルギーの症状も、鼻中隔湾曲があるとより辛かったりします。


そして、いろいろ調べていましたが、今の職場で比較的長期な休みが取れることが判明したので・・・「これは手術するチャンスなのではないか?」と思い立って・・・ついに今年重い腰を上げて手術に挑むことにしたのです。


といっても、簡単な手術ではないし、体験者の話が最近ではやっといくつかネットでみられるようになったので、それらを調べてみると、日帰り手術が可能な医院も出始めてはいたが、とにかく・・・鼻中隔湾曲症は湾曲部分の軟骨をけずったり、反対側の鼻の穴を肥大した組織や軟骨をけずったりするので・・・手術後がかなりつらかったり、出血などがあるので、日帰りなどではけっこう恐ろしいことを知った。


更に、この手のジャンルでは有名な症例の多い病院があるらしく、東京では慈恵医大病院神尾記念病院らしい。特に慈恵医大病院は世界的にもこのジャンルで権威があることや症例も多いこと、整形外科との合同手術も日本で唯一可能らしく・・・外見的にも鼻が曲がっている人は唯一慈恵医大で鼻の内部の手術と同時に外側から見えるレベルの湾曲をどうにかする手術をすることができるらしいです。


ちなみに、外見での変形は僕の場合ないので、とにかく鼻の中の鼻中隔を処理してもらうことが大事です。


にしても、やっぱり一番不安のない病院で処置をしていただきたく思いましたが、そうすると慈恵医大にかかる必要がありますが、大学病院はなにしろ紹介無しでは基本見てもらえないシステムで・・・紹介状を手にする必要がありました。(もしくは紹介状がなくても初診料7000円以上を払えば直接訪問しても診療は受けることはできました。)


正直、多少の金額を払ってでも、いち早く診断を受けたかったところですが、一応紹介が受けられたらベストだと思い・・・「慈恵医大に紹介されるにはどうしたらよいか?」とも考えて、慈恵医大出身の先生がいる町の耳鼻科に予約を取ってうかがいました。


ネットで予約が取れる医院だったので、予約を取る時点で「鼻中隔湾曲症の手術を検討している」という内容を入力して受診しました。


担当医は、けっこうしぶしぶ話を聞いてくれた感じですが、(←後日追記:手術後の現在はご紹介いただき大変感謝するとともに、アレルギーの治療でも引き続きお世話になっております。)鼻の中を診療して「手術は非常に負担も大きいものだけど、その点は理解していますか?」など聞かれました。

・・・正直ここにたどりつくまでにもかなり大ごとだと思って、手術体験者のブログも何本も探して読んだり、症例の多いような病院のサイトをみたり、youtubeでも手術体験者のインフルエンサーなどもいたりしたので、その動画を見たりとしていたので・・・今更面倒ごとがどうとかなく、
「理解しているので紹介をお願いしたいです。」
と申し出ました。


「専門にしている耳鼻科と大学病院があるけど、どこを紹介されたいですか?」という質問があり、「大学病院を希望」する旨を伝えたところ、希望通り、慈恵医大が候補にでました。

しかし、分院も多いので、「どの院にするか?」という選択肢も提示されました・・・が、もちろん本院を希望。なかばしぶしぶ紹介状を出してもらったという感覚で「大学病院は、朝一でかかるのが基本ですから、そこのところ理解してかかってくださいね」と念をおされ・・・
なんと無事に紹介状をいただくことができました。


慈恵医大のウェブサイトには「紹介をしてもらう時点で、できれば医院から予約を入れてもらうように」との記載がありましたが、紹介状を出していただくだけの流れだったので、次の公休日に直接慈恵医大に向かうことになりました。


そして、早速公休日に朝一番開院時間に合わせて慈恵医大病院まで向かいました。

ここまででも結構長くなりましたので、続きはまたep.02以降として書いていきます。(鼻中隔湾曲症ep.02「紹介状を持ち大学病院へ」)実際に手術に向けて動いている段階で、その進行とともに最後まで続きは書いていこうと思います。

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