どこかにビューーン!で行く美酒県山形の旅ep.05「2日目はえきねっとで格闘し日程決め!山形駅からタケダワイナリーまでの道のり」

 1日目の終わりは、まさかの偏頭痛に襲われるという事態に見舞われ終了し、(どこかにビューーン!で行く美酒県山形の旅ep.04「男山酒造の見学と…」 6月 29, 2023)夜の飲食が一切できませんでした。そして…12時間は寝ましたが、体調はすっかり回復。やはり出発前の寝不足が祟ったようです。


そして、2日目は朝から上山市にあるタケダワイナリーに訪問する予定でした。

タケダワイナリーは山形からほど近い上山市にあり最寄りの駅も山形駅から2駅の茂吉記念館前駅で、午前中の早い時間でスケジュールが完了しそうだったので、他にワイナリーや酒造に行けないかと思い、いくつか目ぼしい場所を検討していました。


やはり山形では有名な高畠ワイナリーや、米沢まで行ければ東光の小嶋総本店もあるので…ホテルを出る前に、運賃や時間がどのくらいかかるのか調べてみました。

タケダワイナリーの最寄りになる駅は山形駅から二駅で茂吉記念館前。9分で到着。駅からワイナリーも徒歩で15分ほどと、比較的コンパクトに動けそうなので見学時間を含めて考えても、次の目的地にはいくべきと考えました。
一先ず時間は関係なく所要時間と金額を見てみる。茂吉記念館前駅から高畠駅までは26分で510円、高畠ワイナリーも山奥にあるわけではなく、この高畠駅から徒歩15分圏内。
更に高畠まで行くと米沢が近く、時間にして10分、運賃も200円…これはありだと判断。
ちなみに、米沢までは途中下車をしながらですが、帰路を考えるとどうか、45分で860円…帰ってこれないような距離でもなく、この段取りで行く方向で、後は大体の電車の時間を調べて(山形線は1時間に一本あるかの本数のため)、かつ山形県内基本的にIC乗車券が使えないので、手持ちの現金を減らさず、カード決済でポイントにつながるためにも…えきねっとで普通乗車券も予約して山形駅の券売機で発券しようということにしたのです。
早速えきねっとにログイン。
区間を指定して列車を検索、タケダワイナリーの見学は10:00に予約していたので茂吉記念館前駅までの電車は必然的に時間が決まります。(というか、ワイナリー見学の予約を入れる時点で所要時間と逆算して電車は調べていました。)
普通列車なので実際には座席を選ぶとかはありません。
そして、乗車券を申し込むを選択(本来は新幹線や特急の予約がメインでしょうか特急券や指定席乗車券とともに普通乗車券も購入するか?という選択肢なんでしょうけど、今回は最初から検索したのが普通列車なので、乗車券の購入の選択肢しかありません。)
そして、当然乗車が当日なので確認画面でアラートが出ます。…てか、当日の直前に普通列車の乗車券を買う人っていないでしょうね。
そして、決済方法でJREカードを選択します。最初の決済ではカードの認証が必要でした。
申し込みが完了して、あとは切符の受け取りを行うだけです。
結局、無人駅やワンマン列車の多いエリアなので、IC乗車券が使えないばかりか、路線バスのように整理券を引いて乗車して、降車時に小銭で支払うような事態もありえるなと思ったので、道中のチケットはこの時点で購入して、出発前の山形駅で発券しておこうと決めたのでした。現金嫌いもありますけど、「旅先で手持ちの現金を減らしてATMに走る」みたいな事態も本当に避けたいところではありましたのでそうしました。

ゆえに、山形駅から茂吉記念館前駅だけではなく、高畠ワイナリーに向かうべく、茂吉記念館前駅から高畠駅までの乗車券。
高畠駅から米沢駅までの乗車券。
そして、米沢駅から山形駅まで帰ってくる乗車券をすべて申し込んだのでした。米沢駅に関しては新幹線も停車する駅でその地方の中では大きな駅でしょうし、切符の購入は問題ないにしても、最後時間が無くなったりということも予想されたので、乗車券を購入しました。
さて、それではいざ山形駅へ。列車に乗り込むのは9:30過ぎですが、えきねっとで申し込んだ乗車券を発券する必要があり、最初に山形駅に到着したときに確認したところ、券売機での発券は可能だけど、その時はけっこう並んでいて時間がかかる可能性があったので、少し早めに駅にたどり着くように出発しました。また、あわよくば朝食もとりたかったところです・・・何しろ夕飯をとらずに12時間ねましたから。
えきねっとで予約した乗車券を発券できる券売機は3台ほどあり、朝は誰も並んでおらずにすぐに手続きができました。「インターネット予約の受け取り(えきねっと)」のメニューから進みます。
「えきねっと予約の受け取り」をタッチ
クレジットカードを通して申し込んでいるので、申し込み時に決済に使ったJREカードを挿入して乗車券の発券を行います。
JREカードを券売機に挿入。
問い合わせが始まり、
予約した乗車券が表示されます、この時は複数申し込んでいるので、それらが表示されます。発見したい乗車券の「選択」ボタンを選んで進みます。
当然すべての乗車券を選択済みにして「選択済みの予約を発券する」ボタンをタッチ。
再び問い合わせ。
合計4枚の乗車券を予約していたので、全てを同一画面では表示できないので、順次残りの乗車券の発券するよう選択します。
最後は発券の状態になるので、JREカードが戻されます。支払いもえきねっとで完了していたので、あくまで乗車券の発券のためにカードを使いました。
そして、乗車券が発券されていきます。
4枚なので少し時間がかかり発券完了。
というわけで、ひとまず今日の移動分の乗車券をすべて発券したので、行って帰ってくる心配はなんとなしに片付きました。

あとは、時間通りに電車にのれるか?などの心配がありますが、えきねっとで乗車券を検索した時点では、電車の時刻まで表示がされますが、これは普通乗車券なので、発見してみると列車が指定されているわけではなく、単純に区間の指定された乗車券になります。当然どの列車にも普通列車ならば乗車できる状態です。

そして、朝食をとる時間くらいは30分以上あったので、山形駅付近で朝食は何かないか?と考えましたが、そばの名産地でありながらも、駅そばとかはありません。(当然あるくらいに考えていたのは関東から旅してきた甘さがあったと思います・・・)更には、駅前食事ができそうなところは、モスバーガー、ミスタードーナツ、エキナカにあるヴィ・ド・フランス、ロッテリア、くらいで・・・会津地方とどうように山形にも朝ラーメンの文化があるくらいに思っていましたが、そんなお店は郊外のみらしくありません。

最後の頼みの綱は駅弁だったんですが・・・なんと入荷が10:00以降。最初のタケダワイナリーの最寄り駅の茂吉記念館に向かう列車は9:34発の米沢行山形線なので間に合いません・・・いろいろ思い悩んだ挙句、ヴィ・ドフランスでパンを一つ購入して・・・列車に乗り込む寸前には・・・駅弁が早めに入荷していて失敗したと思いました。
とにかく、この段になると、もう列車に乗り込むほかありません。
米沢行の列車はけっこう乗車客がいて驚きました。若い人も多かった。
そして列車は出発します。雨はほとんど降らない一日でしたが、曇り空で、やはりきのう一番に山寺に立ち寄ったことは大正解だったように思います。(どこかにビューーン!で行く美酒県山形の旅ep.02「山寺観光で東北の夏を感じつつ蕎麦屋で地酒を傾けます」 6月 26, 2023
それにしても、けっこういた乗車客、一駅目の山形駅の隣駅、蔵王駅で大半が下りていき、列車は空いた状態に。後で聞いた話だと蔵王か山寺が山形市を起点にした場合の観光スポットでみなそちらに向かっていたのだと思います。
しかし、僕の目的は更にお隣の茂吉記念館前駅、そのまま乗車して進みます。
それにしても、山形線ワンマン運転なので、バスのように、乗車時に整理券を引き抜いて停車駅についた段階で一番前の出口から料金を払って出る仕組みでした。
さて、茂吉記念館前駅も山形駅から2つ目なのであっという間に到着します。時間にして9分で9:43着でした。乗車券を運賃箱に入れて下車します。下車したのは自分含めて2人だけでしたね。
列車を下りると茂吉記念館前駅は無人駅。
乗車してきた列車が離れていくと、本当にここを起点に旅ができるのかやや不安な感じのこじんまりとした駅です。米沢方面の列車をおりたら、タケダワイナリーに向かうには右手に進みます。(ちなみに茂吉記念館にいくには左側に)
まず、山形線の線路を超えて反対側に進んでいきます。
線路を超えたら駐輪場の横を通って、すぐに左に方向に進んでいきます。基本山側に進んでいくのでゆるやかに斜面を登っていくような感じで、振り返ると既に駅も少し下に見るようなかんじになりますね。
最初の十字路は左に。
何もなくて本当に不安になりますが、住宅地がみえて突き当たると右手に曲がります。
実はスマートフォンは2台持ちをしているので、充電のことも考えてもう一台のアンドロイド端末でgoogleマップで経路を表示しながら進んでいます。(それにしても、アンドロイドはiphoneと違って電池の持ちが凄く良い)
住宅地を進んでいくと、正面にサッカー場のフェンスが見えてきます。
サッカー場の手前が県道51号線(山形上山線)になるので、これを付近の信号でわたります。
歩行者用のボタンがあったので押してみると、即信号が変わりました。付近を走っていた路線バスが急ブレーキをかけたので、本当にすぐに信号が変わったんだと気が付きました。
信号を渡ったら、サッカー場の横をさらに進んでいきます。ここもゆるやかに坂道。
そのまま進んでいくと、正面に分かれ道が登場するので、そこを右手に。よくよくこの分かれ道の部分を見てみると・・・
めっちゃブドウ畑ですね。それも棚仕立てではなく垣根仕立てなのでワイン用ブドウであろうことが予想されます。・・・ここは地図上では近いのでタケダワイナリーの畑でしょうか。
分岐を右に曲がってそのまま少し進みます。
自然に突き当りになるので、山側の左に折れます。
・・・なんか、先の方の道が急に狭くなっていて一抹の不安がぬぐえません。
車がやっと通れるかの道を進みます。
あとは自然に道が左に折れるので、
そのまま進むと・・・先に何か見えてきました。
そうです、このあたりがタケダワイナリーの敷地になります。
事前にネットでみていた建物も見えてきて到着になります。
タケダワイナリーに到着9:56分だったので、9:43分に最寄り駅に到着してから13分ほどで到着しました。早めに歩く方ですが、途中画像をとりながらだったり、googleマップの検索でも徒歩14分とあるので、おおむね検索の時間通りの到着です。


というわけで、ひとまず一日の計画をたて、

山形駅→茂吉記念館前駅→タケダワイナリー

茂吉記念館前駅→高畠駅→高畠ワイナリー

高畠駅→米沢駅→小島総本店(東光蔵元)

米沢駅→山形駅


という計画の元、タケダワイナリーに到着したのでした。長くなりましたので、タケダワイナリーの見学は次の記事に。

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