どこかにビューーン!で行く美酒県山形の旅ep.10「霞城公園散策とランチでも芋煮不足な山形市内の飲食店事情」

 さて、昨晩はようやく山県市内でナイトライフを楽しみました、まあとにかく美酒県の日本酒を本腰入れて飲みました。(どこかにビューーン!で行く美酒県山形の旅ep.09「山形まで戻ってやっとナイトライフ日本酒バーでシメまで」 7月 01, 2023

そして、早くも最終日…どこかにビューーン!で予約した新幹線は仙台駅19:20発なので、山形から仙山線で仙台まで戻ることも考慮して、17:00過ぎの電車で山形をたつ必要がありました。


ホテルのチェックアウトは10:00なので、ゆっくり目におきましたけど、チェックアウト時間手前に照準を合わせて準備をして出発することにしました。

いつもならば、ホテルのチェックアウト後にも、荷物を預かってもらうのが相場なんですが、ここまでの2日だの山県市内を駅前と宿のある十日町、十日町と繁華街の七日町など行き来しまくったので…駅から15分弱かかる距離というのは、最後時間勝負になったら危険だと踏んで…しかも購入したお酒で既にパンパンになったスーツケースを持ち運んでの移動は更に時間も労力もかかるだろうということで、山形駅のコインロッカーを利用することにしました。


さて、そんなこんなでスーツケースを引いてホテルから駅に向かいますが、もうこの頃から準備が始まるのか、花笠祭りの会場案内をする掲示が自山姥され始めていました。到着した日も翌日もなかったので、まさにこのタイミングから…
そして、駅のコインロッカーに…いや、こんなにスーツケースを重たくして使ったことなかったので、やほりここまで運んでくるだけでもそれなりに労力でした。
ここはIC乗車券のSuicaで決済ができるコインロッカーだったので、それで決済します…
スーツケースがあるから600円は致し方ないところでありました。
それにしても、駅のすぐ脇にICカード対応のコインロッカーがあって助かりました…
そして、天童に出向いてみようかと何となしに思っていたのですが、まだ午前中ということもあり、市内を全く散策しないのもなと思い、霞城公園に行ってみることにしました、霞城公園は駅から10分とかからないので(Googleマップだと徒歩5分とか出てきますが、5分ではつきません)簡単に散策して、戻ったら芋煮ランチでもして少し山形駅から鉄道で足を伸ばそうと思っていました。
天童に向かう山形線の時刻もだいたいチェックしほぼコンスタントに1時間に一本くらいでしょうか、霞城公園の散策時間にあわせてどの電車に乗るか決めることにしました。
さて、それでは霞城公園まで…駅からは十分弱で線路沿いを歩くと分かりやすく到着します。
城跡になるので、周囲の石垣や、中の本丸跡地、それから幾つかの門とその櫓があるようです。
特に知識なく来たので、入り口の案内図を撮影して進みます。
最初に向かったのは本丸跡地。
季節限定で公開されているとあったので勇んで入りましたが…いや、多分それはこの地域の降雪の影響によるものでだと思うのと、歴史的見識のない人間が入っても、ここの貴重さがよくわかりません。
というわけで、ここは素早く歩みを進めて行きます。
かつては病院施設として洋風の建築で建てられている旧済生館に興味を惹かれました。入館も無料のようなので覗いてみることに。
建物そのものも面白いんですが、
こんな螺旋階段もあり、
しかし流石にここは登れません。
日本の洋風建築の系図などは面白くみることができました。その他画像が全然ないのはここは基本的に撮影できる箇所が限られているからです。
それにしても、ここの入り口にあった蕎麦🗺️…こういうのが初日に欲しかった。
飲食店探しでは結構泣きを見ることの多かった山形滞在になってしまったんですが、こんな魅力的なマップ本当に欲しかったです。
そして、更に敷地の奥に進んで二の丸東大手門に、櫓の一般公開もされているので、ここが一つのメインになるでしょうか。

ニノ丸東大手門の前には最上義光の像もあります。
ここはちょっとした映えるスポットだなと思いましたが、ニノ丸東大手門をバックにすると絵面は良いんですが、
最上義光の像そのものの表情だのを捉えようとすると良い角度で見えるところが難しいかもしれません。
そして、ヤグラを見学することに。
市内の一般的な情報などが多かったんですが、藩主や国の石高の変遷などの展示はやはり大変参考になりました。この画像は群馬県の上毛かるた的なものの山形版のようでした。
櫓の中から外を見てみるとけっこうスケールが大きいことに気が付きます。
これが藩主やカナダからについての年表ですね。最上氏の由来が地名にあったことや、当時57万石も石高があったことは全国でも上位5つに入る石高だったとか…しかしその後石高ぎ一桁まで落ち込むなど、なかなかの歴史具合や…途中見たところだとこの城の敷地内も農地が多くを占めたりと隆盛を極めた時代からは考えられないような状況も書いてあり、逆に印象に残りました。
さて、櫓の中を見物したらこんどこの東大門から外に出てみます。
山形線(奥羽本線)と山形新幹線の線路脇に沿ってあるお堀を少し高い位置から見ることができます。

こちらが、一番絵になる画角でしょうか。簡単に霞城公園内を散策しましたが、意外にも面白い時間を過ごせたように思います。


そして、ここからは早く山形駅方面に戻り芋煮ランチを片付けて、天童に旅ただなくては…ということで、一目散に駅に戻ります。途中他にも芋煮が食べられるお店があったようですが、臨時閉店になっていたので、駅ナカのお店でいただくのが良いと判断しました。

だが、しかしなかなか世の中はせちがらくて、駅ビルのエスパルの中にあった芋煮ランチをかかげていた澤政宗のお店・・・芋煮が仕込み中との表示に切り替わっていて、芋煮ランチができません。少し時間をおいてきてみてもやっぱり表示は変わっていなくてあきらめました。

その他芋煮が食べられそうなお店を検索しても、夜の営業だけのお店がほぼで、あとは移動時間を考えると無理な箇所が一か所あるかどうか・・・とおうところで、最終的に救いの存在になったのが、駅の改札からもほど近い場所にある、とんかつと豚肉料理の平田牧場。
本当はとんかつが本分のお店のようですが、ここまでくると背に腹は代えられません。芋煮があるらしいことをメニューでチェックして、入店することにします。さすがに入店する際に店員の方に「芋煮はこの時間でも頼めますよね?」と聞いてしまいました。「メニューにのっているので大丈夫ですよ。」とこころよく返事をいただき席に通していただきました。
はい、ランチタイムですけどしっかりとメニューに芋煮汁の表記が・・・あと玉こんにゃくもメニューにあったので、なんやかやで買い食いなどのスポットもなく食べていないので玉こんにゃくも頼みたいなと思いました。
もちろんここは日本酒も楽しみたいなと思います。昨日の日本酒バーである程度飲みましたが・・・まだ山形の酒がたくさんあることを知ってしまえば、飲んでいきたいと思うのが本心です。

メニューは限られていますが、山形県の酒がいくつかオンリストしています。さすが美酒県山形。杉勇鳳凰(熱燗)はさすがにこの時間からは違うと思い、上喜元も関東でもみかけるう有名銘柄ですが、ヨーグルトを思わせるような酸とコメの厚みのあるお酒で・・・昼向けではないかな?竹の露は純米吟醸規格、亀の井くどき上手はおいしいですが、やっぱり甘さと言い夜のお酒の雰囲気、決めました芋煮が庄内風なので、それにあわせて鶴岡の栄光富士のなまいき・・・これに決めた。
どれも価格が共通していて850円税抜き価格で・・・一体どういうことかと思っていました、一合の値段かと思いきや・・・300ミリの小瓶で登場しました。
しかも、この栄光富士のなまいき・・・生酒です。まあ一日のはじまりにはうってつけでしょう。少し色味をまとっていますが、味わいの濃さもしくはまとまりを予見させます。犯行時刻は11:55分頃。駆け込みで入りましたが、僕が入店した後、またたくまにランチを求めた人たちで待ちの列ができていました。

単独の女性か、ビジネスできていると思われる数人事のグループなどが中心でした。決心を決めて入ってよかったです。栄光富士のなまいきは、生酒なのでフレッシュで甘い雰囲気穂そこそこにはありますが、ベースのお酒はもう少しコメの厚みとかあるのかなと思いました、超軽快な生酒ではなく、ほどよくボディがあるタイプ。
さて、お料理も到着します。芋煮も非常に美しい色合いです。ヘルシーだしあじもしっかりとあって・・・帰りにはお土産にも絶対買おうと思ったのでした。歯ごたえもいいですし・・・関東にも群馬県の下仁田や茨城の県北でもこんにゃくは名産ですが・・・玉こんにゃくのような食べ方がもっと普及した方が良いと思いました。

イカなどの風味やうま味がついているものもあって、がんもどきや厚焼きのようなものを一緒にに含めてもおいしく仕上がる玉こんにゃくがあることは存じ上げております。
そして、芋煮汁も登場。庄内風なので味噌ベースですが・・・けっこうあっさり上品なタイプでした。あか抜けない芋煮も食べてみたかったですが・・・正直このスタイルはやっぱりこざっぱりと上品目な栄光富士のなまいきにもよく合いました。
まさかの山形まで来て芋煮を一つも食べないみたいな事態は避けたかったので、非常に助かりました。
ただ、これは見た目からしても上品な仕上がりのスタイルですよね。
そして、小瓶提供だったので、持ち帰りもできたでしょうけど、栄光富士のなまいきはあきっちり飲み切りまして、名物のとんかつはいただかずとも、芋煮汁と玉こんにゃくをしっかりといただき、お会計に進みます。お会計でありがたかったことは、JAFの割引がきいたことです。実は家族会員になっていて、これを提示して5%割引になりました。
JAF以外にも割引を受けられる条件はありますが、JAFに関してはけっこうな確率で割引施設に出会うことがあるので・・・個人的に会員になっているわけではありませんが、車を利用している方で会員ならば、会員証は随時持ち歩いた方が良いと思います。
それから、駅の中の施設だったので、当然JREポイントも貯まります。JREカードで決済をしたので、自動的にポイントは付与の対象になっていますが。
で、ここで天童に向かおうとするわけですが、大きな罠が・・・12:50分発の新庄方面の山形線(奥羽本線)があるとばかり思っていたのですが、えきねっとでチケットを購入しようとしたら、当該の電車が出てこなくて次の13時台の電車か山形新幹線のチケットしか結果に出てこないので、再度改札付近の時刻表を確認してみたら・・・小さい文字で土休日運転と注意書きが・・・いや、もっと大きく書くか時刻の部分の色を変えてくれるか()で囲むとか・・・してくださいよ。これ画像拡大しているからわかりますけど、遠めに見たら普通に運転のあるものとして読み取ってしまうじゃないですか。
・・・というわけで、旅の最中に記事にもしましたが、(タイムイズマネー!もう山形新幹線には乗りたくない…ICカード利用の方が料金高く見えてしまい困惑えきねっと 6月 23, 2023)やむなく山形新幹線のつばさに乗ることに。たった10分だかの移動のために新幹線料金を払うことになりました。タイムイズマネー・・・時は金なりですね。
さて、適当にえきねっとでチケットを手配して、端っこの方の車両の席になったので・・・まあ座らなくて立ちながらでも大丈夫な距離ですが、一応天童まで座席につくことにしたのでした。

さて、そんなわけで普通電車の時刻の読み間違えから山形新幹線のつばさを短距離移動に使う羽目になったのでした。・・・まあ、新幹線にのれて贅沢気分を味わえた・・・といっていいのでしょうか。もうつばさは当面乗らなくていいかなって思いました。


さあ、新幹線を使ったのであっという間に(使わなくてもあっという間の距離ですが)天童について、旅のラストに向かいます。そのあたりについては次の記事にて。

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