鼻中隔湾曲症の手術のことが大事で、ピロリ菌の除菌治療の内容については、1度触れたっきりになっていて、すっかり書いていませんでしたが、手術の直後の様な影響も大分なくなり完全ではなくとも、なんとか生活を送ることができるようになったのでこちらも・・・記事の投稿がっていうより、治療が必要なものなので動いていきたいと思っています。
前回は(ピロリ菌除菌治療ep.01「会社の健診で胃カメラを選択して発覚」 8月 09, 2023)8月上旬に記事を書きましたが、そもそも鼻中隔湾曲症の手術に向けて大詰めになっている中・・・たまたま会社の定期健診がこの時期になって、胃カメラの検査を希望したら、その検査だけ別日で受診することになり・・・受診した結果、予想もしていなかった「ピロリ菌」の感染が確認されたわけです。
これ、本当に鼻の手術に向けて動いているさなかで、予想だにしていなかったので・・・普段でもショッキングだったとは思いますが、この時は「今年一大決心して鼻の手術をすることにしたのに・・・他にも治療する必要のある項目が増えるなんて。」と、なんていうか、軽く落ち込んだところはあります。鼻中隔湾曲症の手術に向けてあわただしくなっていた時期なので、長く落ち込んでいる余地もなく、すぐにスルー出来たのも確かですが。
そして、「除菌治療は手術のスケジュールと関連して、どのように進めたらよいのか?」ということもあったので、処方箋をだしてもらったはいいんですが、実は処方箋の有効期限って出された当日含め4日以内となっていて、手術を控えて予定がタイトになりすぎていて、その後薬を4日以内に受け取ることができず、処方箋は無効になってしまいました。
また、一つ思い直したんですが、「そもそも健診を受けた(それも昨年転職しているので、今の職場での定期健診は初めて)慣れていない・・・かつ、専門分野ではない病院でこの治療を進めるのがよいのか?」また職場に隣接した病院ではありますが、自宅から遠く・・・勤務時間の合間に通ったりもできないこともあり・・・
これは、「もともとかかりつけになっていた、自宅からほど近い消化器内科で受診するのが良いのではないか。」ということを思い、改めて受診しようと思っていたのでした。
・・・ただ、ピロリ菌の検査って、単純に除菌治療しようと思うと、まず検査が基本的には保険適用条件のハードルがあり、
・胃炎などを繰り返し再発ている場合
・胃カメラの検査を6か月以内にうけていないといけない
などの項目をクリアしていないと、自費でピロリ菌の検査を受けるところから始まり、投薬する治療自体も自費でスタートになってしまうので保険適用と違って費用に大きな差が出るようです。
というわけで、まずは会社で受けた定期健診の結果を確認するところから再スタート。その内容をもって保険適用で受診できるならば、「近所の通いやすい・・・かつかかりつけになっている消化器内科での受診が良いと。」思ったのでした。(万一、近所の消化器内科での受診が保険適用にならないとかなら、仕方なく会社の至近の検診を受けた病院で再度治療をお願いしますが。)
健診自体は別日で受診した胃カメラの検査も含めて8月9日に終了していたんですが、検査結果は、職場のメンバー全員の結果が同日に渡される感じになっていたようで、鼻の手術と療養から職場復帰した直後8月28日に結果を受け取りしました。
そして、通常の検診の結果が大きい封筒に入っているのと、今回胃の検査はバリウムを断って胃カメラを選択したので別に小さな定型サイズの封筒がついてきた、その中身が胃内視鏡健診結果報告書でした。
まず、通常の定期健診の結果では「血液検査・他」の分類の中に「ヘリコバクターピロリ判定」という結果項目があって、その内容が、
ヘリコバクターピロリLA(判定):(+)
ヘリコバクターピロリLA(濃度地):14.1(基準値は10未満)
とありました。加えて総合判定に「ピロリ菌検査は陽性でした。胃内視鏡検査や除菌をお勧めしますので消化器科外来でご相談ください」とある。胃内視鏡検査は今回バリウムを断って飲んだので、あとは消化器外来で・・・ということで、これは「かかりつけに係ればよいのか?」というところ。
次に胃内視鏡健診結果報告書の内容ですが、
結果はD1・・・要受診(所見があります。一度、消化器内科を受診してください。)
とあり、所見欄には以下の内容。
バレット食道
食道裂孔ヘルニア
萎縮性胃炎
と3つの項目が・・・というか、どれも初めて聞く単語で・・・特に上2つがなんんだかおどろおどろしい感じで怖いんですけど。3つめの萎縮性胃炎はなんとなく単語は理解できるものと・・・ピロリ菌がいることによって慢性的な胃炎になるような話を検診の時点でも聞いたので驚きはなかったですが。
まず、バレット食道ってなにかと思って検索かけたんですよね・・・そうしたら「食道下部の粘膜が、胃から連続して同じ円柱上皮に置き換えられている状態」と出てくる・・・そもそも食道下部の粘膜と胃粘膜は違う形態のものであるらしいんですが、炎症などを繰り返すうちに食道粘膜の細胞が変性するもの・・・って、これだけでもなんだか恐ろしいことになっているんですけど。
次に、食道裂孔ヘルニア・・・ヘルニアっていうからには何かが飛び出ているんでしょうけど・・・「横隔膜の下部にあるべき胃の一部が食道の方(上の方)に飛び出してしまうのが食道裂孔ヘルニア」とあり、痛みとかも出るとのことで、「なんというか時々胸のあたりに痛みを覚えることがあり、その原因これだったかも。」と思うのでした。
※上記はバレット食道についてと、食道裂孔ヘルニアについては、オリンパスさんの運営する(おなかの健康ドットコム)の内容を参照しました。多分今回の内視鏡検査も含めオリンパスの機器で検査を受けており・・・なんというか、オリンパス様様ですね。
萎縮性胃炎は予想通り・・・ではないですが、食べ過ぎ飲みすぎが原因だったり、ピロリ菌が原因になることなど含めて、やっぱりピロリ菌との関連が良くネットを調べても出てくる印象です。
この時点で思ったことなんですけど、食道裂孔ヘルニアはどうにもならないとして、バレット食道は・・・「もう少し普段の食生活などに留意して防げた部分もあるんじゃないか。」とか、これまで診断されたことがなかったので・・・胃カメラを3回くらいのんだことがあるといっても、20代の頃に暴飲暴食で胃炎を起こして飲んだっきりだったので・・・「定期的に胃カメラを飲んでいれば、もう少し早くこういった傾向にきがつくこともできたのではないか。」と反省し、今回苦しかったですが、できれば毎年胃カメラによる検診はやりたいと深く思うところなのでした。
と、健診結果と、その所見ででた症状について知ったことは、あくまでファクト(事実)であって・・・ピロリ菌の感染が陽性になっているというファクトもありましたから・・・そのファクトをもってして、どう動くかということです。
恐らく、
ピロリ菌陽性
萎縮性胃炎などの所見
胃内視鏡健診を受診しての所見
という条件がそろっているので、保険適用で消化器内科でピロリ菌の除菌治療にあたれるのではないかと思うんですよ。(健診結果にも消化器内科を受診してくださいと記載もあるし。)
というわけで、定期健診を受けたクリニックは健診で胃内視鏡検査は受けられますが、消化器内科の部門はもっていないので、一度近所のかかりつけだった消化器科の病院に訪問して保険診療が可能か打診して、可能ならそちらで治療を進めたいと思っています。
また、しばらくぶりにかかりますが、このかかりつけだった消化器内科・・・希望すれば即日胃内視鏡検査(胃カメラ)の検査を行ってくれたり、内視鏡検査の直前の麻酔なんかもしっかりしてくれるので苦痛もないですし、専門にしていて、病床も多く抱えている病院なので・・・今回ピロリ菌以外にも所見で気になることもあり・・・もう一度本格的にかかりなおしてみよう・・・という気持ちにもなった次第です。
鼻中隔湾曲症の手術をうけるにあたり入院もしましたし、術後の療養もありましたから、前後会食などの機会を減らしましたし、アルコールも術後しばらく控えていましたし・・・「これから完全復活!」と勇んではいましたが、少なくともピロリ菌の除菌をおこなうとなると、1週間連続して抗生剤とプロとポンプ阻害の薬(どうも胃酸の分泌を抑える薬を同時に飲むらしい)を集中して7日間服用することになり、アルコールなどはもちろんご法度。
タイミングの良いところで服用期間を設けて、一定期間(1か月後、理想としては6週間後らしい)に除菌結果を判定する検査を受ける・・・という流れにしなくてはなりません。
年齢を重ねるとどうしても出てくる問題なのでしょうが、このブログでもともと書いている方向性からも察せられるかもしれませんが、食べることや飲むことが大好きすぎる人生なので消化器などの内臓には大活躍してもらいつつ、ケアも今まで以上にしっかりしないといけないなと思っています。
では、次はかかりつけだった消化器内科の受診をしたときに進捗など書ければと思います。
→結局、かかりつけの消化器内科ではなく、健診を受けたクリニックで治療を進めることにしました。(ピロリ菌除菌治療ep.03「処方箋は4日以内の受け取り期限と知らず、再度の処方を受ける」 9月 09, 2023)
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