前後の仕事や友人との約束などが立て続き・・・全然投稿ができていませんでしたが、どこかにビューーン!で山形県庄内地方の旅をしてきました。
今回のどこかにビューーン!については、行先が新潟に決まりました。(2回目JREポイント6000ポイントでどこかにビューーン!…結果(行先決定) 9月 24, 2023)しかし、新潟駅で降りて楽しむのもいいんですが、昨年長岡に旅をして新潟の日本酒三昧などをしたこともあり、今回は更に足を延ばして庄内地方に行くことにしました。
庄内も、大変な酒処と独自の食文化があるので、一度行ってみたいと思っていました。しかし、庄内地方に行くと決めて、新潟駅に到着する新幹線から庄内方面へ向かう羽越本線の特急いなほと、宿泊先のホテルを決めましたが、一つ大きな問題が。
それは、天気。9月末時点でも投稿していましたが、予報がすこぶる悪かったのです。(どこかにビューーン!新潟経由で庄内地方に行くことにしたものの 9月 30, 2023)この予報の状況は直前になっても変わることなく・・・むしろ東北や北海道はあ荒れた天気になると天気予報で断言されるようになっておりました。
天気が良くないことは当然、旅行ではありがちなことで、それでも「地酒と郷土の食文化」が目的の身としては、最悪それらをいただける体験ができればよいと考えているので、目的こそ達成することは代替可能で過度に心配することはないんですが、今回一つ大きな懸念要素だったことがあります。
それは、日本海沿岸を通る羽越本線は強風で運休になる可能性があること、
また、羽越本線が不通になった場合、庄内地方から東京へ戻る迂回ルートがほぼないこと
これがネックでした。今回も非常にコンパクトな1泊2日の旅で、帰宅して翌日は朝早くから出勤する予定だったので、羽越本線が止まる→迂回ルートがない=帰宅できず仕事に穴をあける・・・という流れが確定的になることでした。
本当に最悪の場合、高速バスで東京に出るかと思いきや、連休前の金曜日で満席なのかこの日だけルート検索で出てこない、早めの時間に山形までのバスに乗って、高い料金を払って山形新幹線で戻るか・・・などの選択肢もでてきましたが・・・それやっちゃうと、「どこかにビューーン!で6000円ほどのポイントを使って新幹線の往復を利用して旅をする」というコンセプトは全く無駄になります。
とにかく、この一点だけが大きな心配となったまま旅はスタートしたのでした。今回ももちろんスタートは上野駅。やっぱり北に向かう旅は東京駅ではなく、上野駅が旅情がありますね・・・っていいたいんですけど、今までにも増して朝が早く、4時起きして向かったのでけっこうハードでした。おまけに3時間と眠れなかったです。
常磐線から新幹線に乗り換える間にどこかにビューーン!のポスターも。
今回の上越新幹線ときは6:14分の出発。早すぎてキオスクも地上階のキオスクがギリギリ開店したくらいで、弁当屋などはやっておらず・・・軽食になるサンドイッチとお茶を購入して新幹線に乗り込みます。
越後湯沢を通過して、南魚沼付近の景色もよく晴れています。
しかし、これは燕三条通過後あたり、雲行きが危ぶまれます。
新潟駅に到着する直前になると、けっこうな勢いで雨が降ってきて窓に吹き付けます。
そして新潟に到着。ビジネス客などは新潟駅で降りていく人も多かったですが、旅行客風情の乗客はみな羽越線の特急いなほへの乗り換えのようで・・・ちなみに、新幹線ホームととなりに改札一つ挟んで特急いなほへの乗り換えホームがあり、新潟で降りる人は先に空く進行方向右側の扉から下車、いなほに乗り継ぎの乗客は後から開く進行方向左側の扉から下車するシステムにいなっています。
乗り継ぎ時間は10分とかそんなところだったと思いますが、新幹線が到着して改札を通過する時点で全く到着していません。本当にギリギリの乗り継ぎ設定なことにけっこう驚きます。
新幹線からいなほにのりつぐ改札はホームの先頭と後方のあたりにあって、新幹線の乗車券といなほの乗車券を投入するか、ICカードをタッチしていなほの乗車券を連続していれるか・・・のような仕組みになっていました。
向かいのホームには次々新潟駅に到着する白新線の電車がはいってきて・・・通勤通学ラッシュの時間のようで首都圏の電車のように混雑しています。そんな列車をなんほんか眺めていると、特急いなほが到着です。いくつかのカラーのパターンがあるようですが、基本カラーの車両が入ってきたみたいです。
日本海沿線の景色というかシンボルでもある夕日がモチーフのデザインがされているいなほですが・・・常磐線住まいの自分からすると、これは以前特急ひたちに使われていた形の列車なので再利用感というか懐かしさというかそんな感覚がします。
列車に乗り込みます。
うわさには聞いていたけど、特急いなほの乗車率は高くないようで空いています。今回は割引の聞く形で指定席で窓側を取りました。日本海が眺められる窓側が人気なので多くの乗客は窓側に、反対側は決まってビジネス客のみでした。
なんとなく黄ばんでいるシートというか、やっぱり再利用感は感じるのと、最近の特急にしては新しくないイメージです。
40分ほどで村上の駅を通過・・・途中の豊栄、新発田、中条あたりではビジネス客が下りていき、のきなみ残されているのは観光客のみで窓側のシート側に偏って乗客がいる状況です。
新潟から酒田方面へ向かうと、村上を通過して直流電源から交流電源に切り替わるので、社内の空調がとまって、照明も消えます。これも常磐線ユーザー的には・・・よくあった光景だなと思いますが、知らない人は夜に乗ったりすると驚くと思います。
村上を過ぎると一気に日本海沿岸に寄って羽越本線は進んでいく感じになります。オーシャンビューなんですけど、なんとなく天気の不安は付きまといます。
列車からの車窓もいくつかとってみましたが、晴れていれば更に良い景色だったと思います。
前回仙台経由で山寺を観光してつつ山形に向かった時と同じように美食・美酒県やまがたへという表示が。(どこかにビューーン!で行く美酒県山形の旅ep.01「上野の停車場から仙台へ」 6月 25, 2023)
橋本マナミのポスターも前回の山形旅行でそこかしこで見かけました。
今回旅するエリアはリアルにつや姫などの産地としても本場です。付近だと余目あたりが一番の本場のようですが。
そして、ここに来るまで知りませんでしたが、渋谷ハチ公像の試作品がなぜか鶴岡駅に展示してあります。
駅前のビルに入居している、鶴岡の食を味わえる飲食店や、旬の食材・お土産店、観光案内所がそろう「つるおか食文化FOODEVER」というのがあるらしいことを調べていたので、そこをスフ通りしてみる。フードコートの「鶴岡バル」では、手軽に鶴岡ならではの食事が味わえる店がそろっているとのことで、ここは活用できるかと思っていました。(いました・・・というのはあとでちょっと紹介されている事情とは違うことを知るわけですが、それは、鶴岡のナイトライフを楽しむ段階で書きたいと思います。)
そして、駅前のホテルに宿泊予約をしていたので、ひとまずスーツケースを預けて、こんどはレンタカーを予約しているので、レンタカー屋に向かうことに。格安のレンタカー会社を利用しているので、駅前ではなく、そこから徒歩15分歩きました。レンタル料金が1日あたり2000円以上安くなるので、このあたりは致し方ないところです。天気の悪い時間帯もけっこうあったなかで、レンタカー屋までの移動時と、帰りも幸いにも雨天はなかったのでそこはラッキーでした。
15分市の繁華街とは異なる方向に進んで、ガソリンスタンド併設のレンタカーで車を借りる。予約アプリなどで免許証の情報などを事前登録していったので、簡単に書類にサインをしたのと、トラブルの内容に、借りる時点で傷がないかなどをチェックして早速運転して鶴岡観光スタートします。車でガソリンスタンドを出る時点で、風と雨が強まってきました。ここのスタッフの方に言わせると、到着前に朝から酷い豪雨だったようで「今日は大変な天気になっちゃいましたね」と言われたので、ここにたどり着くまでの間に豪雨にあっていないことは本当にラッキーでした。
そして、最初の目的地の出羽三山の一つ羽黒山まで向かいます。幸いにも古いレンタカーながらカーナビはきちんとついていたので、さすがに地方で土地勘もないのでこれを利用して移動しました。
天気は、豪雨が降ったりやんだりの繰り返しで、文字通り不安定な天気でした。最初に羽黒山に向かうことにしたのは、宿坊でのランチを取ることができて精進料理を一つの目的としていたからです。
羽黒山から先については、また次の記事で書きたいと思います。とにかく始まってしまったのでまず楽しめることをしていくことと、車があってある程度効率的に動けるにしても時間が限られていたりするので、ゆっくりはしていられませんね。
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