鼻中隔湾曲症ep.25「術後59日目、再診で通院完了」

今年の一月に鼻中隔湾曲症の手術を受けようと決めて、町の耳鼻科にかかって紹介状をいただき、慈恵医大病院にかかって、その後4月の再診、8月中旬に入院して手術を受け、退院後は9月に再診、そして経過をみるために昨日再診に伺いましたが、ついに通院は終わり基本的にも治療も終わりました。


ちなみに前回は(鼻中隔湾曲症ep.24「術後40日目、再度のサーレS導入と洗顔時やマスクしているときの痛み」 9月 30, 2023

今回は、その再診についてと、現状を記録しておければと思っています。

本当は1週間前に受診の予定だったんですが、前回の受診時に即座に予約をとったものの、仕事の都合があり、即日予約を1週間先に変更しました。(先生方の診療スケジュールは曜日で固定されているため、単純に翌週にシフトすることになりました。)

ちなみに、予約の窓口の電話に電話したんですが、回線が混んでいてなかなか繋がらず、受付時間のギリギリで焦りました。

何度か・・・5回から10回くらいの間で掛け直し続けてやっと繋がってセーフ…という感じでしたね。「大学病院はこういうことも大変なんだ」と思い知ったことです。

さて、そんなわけで、1週間先に伸びていた再診なので、一月以上あきましたが、御成門に通うのもこれで最後。
一月の真冬に通い始めて手術は真夏でしたが、すっかり秋の気配の漂う時期になりました。

いつも通り、新橋側の入り口から入ろうとしましたが、なんというか入院して数日でも暮らした施設なのでなんとなく懐かしく感じます。
入り口横のナチュラルローソンも入院するまでと違って、患者やスタッフにとってなくてはならない場所だったり、病院食以外の食事が購入できる場所とあってありがたい場所に見えます。この時は診察を待つ間に水分を摂りたくてお茶を買いました。
コロナ禍も5類に移行してからは、各所の検温設備などもなくなり、珍しくなりましたが、病院なのでしっかりと検温のモニターがあります。
体温は異常なしで、いつも通りのピンクの紙を手にします。
そして、自動受付機で受付。
一瞬診察券を忘れたかと思いましたが、無事財布に入ってました。
再診の受付を済ませて、
受付票を手にして、いつものように3階の受付で手続きします。
20分前くらいには到着していたんですが、狂いなく予約の11:00頃に診察室に呼ばれます。

「その後、変わりはないか?」ということを聞かれて、特に変わりがないこと、それから最後の受診になりそうなので、確認したいことをメモしていて、それを、質問しました。

まずは、
「プレートを抜いてから、ほぼ瘡蓋のようなものは出てこなかったが、そういうものなのか?」(左の鼻の穴は下鼻甲介の組織を切除もしているので、傷口は大きめなはず)

については、「問題ないでしょう」と、そして鼻に麻酔を吹きかけてスコープで中を見ていただき、今回は撮影したものを見せてもらいました。
これは術前の右側の鼻の中(湾曲して狭くなっていた方)狭いのと粘膜が腫れていますね。
これは術後というか今回撮影したもの。粘膜の炎症はないし心なしか通気が良くなっているように見えます。
これは術後の左側の鼻の中。すごく広い空間が広がっています。


その他質問したこととしては、「鼻の奥の方が凄く通気が良くなった印象で、手前側はもともと左右の差が大きくて、そんなものなのか?」という質問に対して、「奥も広くはなっているけど、手前側も骨を削っています」とのこと。

とにかく、鼻の奥の方が通気が良過ぎてそういう感覚になっていますが、入り口も広がっているようです。※もともと粘膜同士が奥の方でくっついたりしていたので、どうしてもそこが気になってしまうところはあります。

後は、「通気が良くなった分、鼻の奥の方で鼻水が固まったりする感じもあるんですが、鼻洗浄はこのまま続けても問題ないか?」ということに対しては、「毎日のうがいのように続けてくれて問題ないですよ。一生続ける方もいます。」ということなので、多分頻度こそ落ちると思いますが、今後も鼻洗浄は続けるように思います。

最後に「マスクの当たる部分や、顔を洗うときに触れる鼻頭などに軽く触れるだけで、痛みがしていたんですが、それが急になくなり…これは鼻の中の組織が回復して安定してきたことなのか?」ということに関しては「その通りで、回復してきている」とのことでした。


あとは、「左側の下鼻甲介を切除しましたが、やっぱり再び肥大してしまう可能性は高いのか?」ということを聞きましたが、「可能性が高くはないにしても、少しずつ肥大することはある…のとアレルギーを強めで持っているので、その影響で肥大する可能性はあります。」とのことでした。

「他には気になることはないですか?」とのことで、聞きたいことは聞けたので、

「大変過ごしやすくなり感謝しています。」ということをお伝えして、診療は終わりました。

全て終わりです。長かったし、一つ大きな課題を解決して、ホッとしたところもありました。
あとは、会計を済ませんだけなので、会計受付に。診察も今までにないくらい(待合の席が全て埋まるくらい)混雑していましたが、会計も今までにないくらい列になっていて、受付を済ませて番号をもらった時点で50番近く順番待ちになっていました。

10分かそれ以上くらい待たされたのは初めてでしたが、順番が表示されたので、自動精算機で会計をします。
今回は¥2020円でした。
もちろん、ポイント還元率の一番高いリクルートカードで決済します。
会計後には明細も出しておくことに。
領収書と明細を受け取って終了です。
これで…本当に治療は全て終わりました。


1月から10月までと本当に長い時間がかかりましたが、本当に手術してよかったです。

嗅覚が向上したかというと、それはあまり変わらない感じがしますが、鼻の通気は明らかに良くなりましたし、普段でも右の鼻の中は粘膜がくっつく感じだったり、腫れたりが常で、数日に一度は朝起きると少し血の塊が出たりとかしていました。それは完全になくなりました。

あとは、睡眠時の呼吸はやはり楽になったと思います。


舌下免疫療法も始めていますがスギ花粉・舌下免疫療法ep.01「初回受診アナフィラキシーが出ないか院内待機でチェック」 9月 11, 2023)、来年の花粉症シーズンは少なくとも鼻詰まりなどの症状などは楽になるのではないかなと思っています。

あとは、今年一年を通して、運動などもコロナに感染しないためにやめていましたが、再開したら呼吸のしやすさなど感じるのかなと思っています。


と言うわけで、一先ず術後59日にして、この鼻中隔湾曲症の手術についての経過の記録は終了になるかと思います。(また、気がつくことなどあれば書くこともあるとは思いますが。)


ちなみに、治療のスタートについては(鼻中隔湾曲症ep.01「改善すべく手術に向けて」 6月 15, 2023

手術当日については(鼻中隔湾曲症ep.08「慈恵医大病院入院…手術日前半手術まで」 8月 21, 2023)をご参照ください。


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